ニシキオオミミウサギ(錦多耳兎)年賀状
2010年10月頃に年賀状用の絵の習作として描いたものが、
最終的にこういう形になりました。
耳なのか羽なのか分からないですけど、デザイン的に気に入っております。
昨年一番お世話になった方に贈りました。
オオミミウサギ(多耳兎)年賀状
上の錦多耳兎に比べたら、完成度はかなり低いかも。
でも実は、上の絵よりも後に描いたんですね。
結局元日には届かないのだから、もっと描き込めば良かったですね。
完成までの時間を決めていて、それに縛られて描いてしまいました。
完成して直ぐにポストに投函してしまったので、後悔しました。
検閲墨塗り年賀状
洒落の分かる人に贈りました。
前年度に、裏に全く何も描いていない年賀状を贈った相手です。
今年は実は、真っ黒に塗った年賀状を出そうと思っていたんですけど、
余りにも手抜きが酷いと思ったので、ちょっと捻りました。
戦時中、政府に都合の悪い情報の公開を『不許可』にし、
その判子とか押されているのを見た方は少なくないでしょう。
こんな写真集もあります↓
不許可写真―毎日新聞秘蔵 (1) (毎日ムック―シリーズ20世紀の記憶) [大型本]
不許可写真―毎日新聞秘蔵 (2) (毎日ムック―シリーズ20世紀の記憶) [大型本]
Amazonのカスタマーレビューが軒並み高い評価!!
欲しいな~!!
そして戦後、今度は逆に戦時中の教育は”悪”だとしてGHQの命令によって
教科書の内容に墨が塗られました。
『墨塗り教科書』ってヤツです。
私は思想的に中立を守る立場上、戦前が良いとか悪いとか決め付けるつもりは
無いのですが、もし”悪”だったとして、それを隠匿する様な事はやって良いのか?
どういった教育が間違いだったのか?考えさせる様にすべきではないのか?
戦後教育も、思考停止的な或る種の洗脳教育に近いものを感じます。
勿論、戦時中の教育も問題でしょう。
要は、ベクトルが真逆になっただけ。
どちらも、自分でものを考えさせない。
これが問題ではないのですか?
戦前の日本を全て”悪”だと断罪していたせいで、
その反動で世の中右傾化してるじゃないですか。
良い事も悪い事も公平に教えていたら、そうならなかった筈。
バランスが大事でしょ?
在りのままを見てみたい。
で、そこから自分で判断したい。
まあ、新しい教科書が出来るまでの暫定処置の意味合いがあったらしいので、
その意味では分からなくも無いですが。
色々と調べてみると、軍国とか戦争に直接関係の無い箇所までも塗られたケースが
あったとか。
童話『かちかち山』なんかは”復讐”がテーマなので、
アメリカへ反抗する意思が芽生えない様にする為にそれも抹消させられたとか。
『検閲墨塗り年賀状』を思いついた時はそこまで深く考えていませんでした。
後になってから色々と深く考えさせられました。
【パロディ年賀状エントリー】
2010年度の年賀状(冗談年賀状・パロディ年賀状)(2)
http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10424387240.html
2010年度の年賀状(冗談年賀状・パロディ年賀状)(1)
http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10423127101.html
冗談年賀状・パロディ年賀状・アドレス保管庫
http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10333378455.html
【その他のエントリー】
ウマギヌ・ニシキオオミミウサギ(習作)(情報への接し方シリーズ・常識への接し方シリーズ)2010
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