〈後編〉英会話におけるマインドとは? | アホみたいに楽しく★100%英会話を身につける方法

アホみたいに楽しく★100%英会話を身につける方法

=【初心者でも100%英会話を身につけられる方法】
2年間のアメリカ生活で見いだした、たった350個だけの単語を使い、
瞬間英作文、海外ドラマ、映画で楽しく続ける、新しい英会話習得法を提案しています。著書”海外ドラマはたった350の単語でできている”を出版しました。

こんちはー アメリカ在住あっほーUSAです
日本人と英語力をテーマに更新中です



これまで日本で真面目に英語を学んできたにもかかわらず、
アメリカに来て誰一人とすら会話できなかったのですが、

その原因は英語の発音とか文法とか、そういうことではなく
もっと根本的なところにあると気づいたわけなのです

前回の続き、英会話における大切なマインド(心構え)とはなにか?
第1章完結編です!


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★正しい英語にこだわりすぎると?



さて、学校の英語教育では正しい文法、語彙力、(一応)発音
といった形式的なことのみをひたすら教わってきました


そして俺自身、受験英語を塾で教えていたりしたのですが、
実際に会話の中で英語を使ったことは、
アメリカに来るまで一度としてありませんでした


15年間、日本で英語を学んできたのに、たったの一度もです


そしてついに
アメリカに来て、人生ではじめて英語を自分のものとして使うこととなったのです。





そしていざ、


実際の会話において、外国人を目の前にした場面で
文法的に正しく、発音も正しい英語を話そう、
ここではどんな表現が的確か、ここは過去形か、いや現在形かとかやっていると…




もう【めちゃめちゃ緊張する】のです




これまでに何度も経験したのですが、
頭で色々考えれば考えるほどに、それはそれはドキドキしてあがりまくるのです


文法の知識はそれなりにあります。単語もいっぱい知っているはずです
受験生に対して偉そうに、おまえこんなんもわからんのか!?とか言いまくってきました
しかし何もでてこないのです。頭真っ白です


そのうえ厄介なことに
完璧な英語を話さなくてはならん、俺なら出来るはずだ
というよくわからん気持ちだけが暴走します


…言うまでもなく撃沈でした。
ここまで話せんもんなんか、そして聞けないもんなんかというショックとともに
一体これまで15年間も何を勉強してきたのか、、本気でそう思いました。

これが俺のアメリカ生活の幕開けでした





つまりです、ここから大事です


最初から完全な英語を話せることはありえないので、
間違いながら、自分らしい英語を見つけていくプロセス
が絶対に必要となるわけです


これは絶対なのです


こう書くと、なんだか大変そうな感じがするかもしれません


しかし、これは全然難しいことではないのです
なぜなら子供のころに日本語を身につけたのと同じ方法だからです


そして、考えるまでもなく当然のことなんですが、
幼い頃、文法や発音をどうこう考えた結果として日本語が話せるようになった人は




【なんと一人もいない】





これが真実です


とにかくたくさん聞いて、話しまくった結果として
いつの間にか正しい日本語が話せるようになっていたということなんですね


ーーー


★英会話における日本人の特権とはなにか?



さらにこれまで紹介してきた動画の日本人、外国人には、
【堂々と、シンプルな単語で、自分らしく話している】ことに加えて
ともう一つ、大きな共通点があります


根本的なことです
というか本当に当たり前すぎることなんですが


それは、



【彼らは外国語を話している】ということです



外国人が、日本語ペラペラじゃないなんて常識ですね


デーブスペクターみたいにペラペラ話せたとして、
そりゃおまえすげええなああとはなりますが、
ただそれだけのことなのです
むしろ日本語が下手なくらいの人の方が、仲良くなりたいと思えたりすらします


同じように、日本人が英語ペラペラじゃないなんて
アメリカ人にとっては普通なわけです


発音が変でも、過去形や三単現がめちゃめちゃだったとしても気にしたら負けです
わからないって聞けば、英語を教えてもらえます。
言葉がわからないこと自体、話のネタにもなったりします



つまり、






【変な英語を話せるのは、日本人の特権である】






これです!



正しい言葉で、丁寧に、初対面の方には敬意をもって…という発想になるのは
日本の文化であり、それが日本の良さであったりもするのですが


英語を話す時はペコペコする必要ありませんし、
むしろヘンテコ英語が許される外国人の特権を活かしていくべきだと思います




最後にまとめると、
この章でお話ししたかった
英会話における大切なマインド(心構え)とは、


正しい文法やきれいな発音を身につけてから英会話に挑むというのは順序が逆であり、
最初は下手でも、会話をしながら自分らしい英語を段階的に身につけるべきであるということ、


そして英会話の目的は、正しい文法やきれいな発音の英語を話すことではなく
相手と意思疎通すること、つまり心を通じ合わせることだということなのです



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次回からは、新シリーズとして、
【実際に英会話にはどれぐらいの単語が必要か】という
テーマを書いていこうと思います!


Thank you very much!

→〈第2章新シリーズ〉
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【関連記事】

←〈前編〉

★英語を話す日本人シリーズ
安藤美姫の英語
志村けんの英語
本田圭佑の英語


★日本語を話す外国人シリーズ
フランス人の日本語
アメリカ人の日本語
ポーランド人の日本語



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