〈前編〉英会話におけるマインドとは? | アホみたいに楽しく★100%英会話を身につける方法

アホみたいに楽しく★100%英会話を身につける方法

=【初心者でも100%英会話を身につけられる方法】
2年間のアメリカ生活で見いだした、たった350個だけの単語を使い、
瞬間英作文、海外ドラマ、映画で楽しく続ける、新しい英会話習得法を提案しています。著書”海外ドラマはたった350の単語でできている”を出版しました。

こんちはー アメリカ在住あっほーUSAです
日本人と英語力をテーマに更新中です



ここまで主に、話すこと(スピーキング)を中心に、
英会話のマインド(心構え)の部分について取り上げてきました

俺自身、真面目に中学校、高校と英語を学んできたにもかかわらず、
こちらに来て全く英会話ができず、本当に誰一人とも話せなかったのですが

その原因は英語の発音とか文法とか、そういうことではなく
もっと根本的なところにあると気づいたわけなのです

これまで紹介した動画から何が学べるのかということも踏まえて、、総まとめ編です!


ーーー


★一生懸命学校で勉強してきた人ほど英語を話せない?



さて、外国人が日本語を話すのと、日本人が英語を話すのでは、
どちらの方がハードルが高いでしょうか?


これはおそらく日本人が英語を話す方が難しいかと思われます


なぜならば、
英語をはなせる、英会話できる状態になるためには


日本人は【ある呪縛から逃れなければならないから】となります


そして、この呪縛は中学校、高校、大学受験と
真剣に英語を勉強してきた人であればあるほど、
その縛りがきつく襲いかかってきます


その呪縛とは何でしょうか?


それは、



【正しく上手な英語を話さなければならない】という呪縛です





中学校のころを思い出してみてください

『HeにはDoesを付けなければならない』
『未来系はWillを使い動詞は現在形になおさなければならない』

といった文法を徹底的に学んだはずですよね?


テストでスペルをひとつ間違うだけ、
最後にクエスチョンマークをつけ忘れるだけで、
おまえの英語は正しくないと×をつけられるわけです。 


そしてこういった凡ミスが、おまえの将来にかかわってくると
大げさでもなくそんな感じに言われるわけです


そして、学校では、
中学校から高校までの6年間、ひたすら文法しか教わらないので、
【英語=文法的に正しくあるべき言葉】という強力な固定観念をもつこととなります
 

『間違うと恥ずかしい』という感情も、このような結果として生まれます


これは間違うと恥ずかしいと感じることそのものを
否定しているのではありません。


そうではなく、間違った英語、正しくない英語、
そういったものを最初から徹底的に避けようとする考え方や行動が、


【実は日本人が英会話ができない最大の原因】であるということなのです





たとえばです、例をあげます。以下をまずは見てください

.
ー文法がめちゃくちゃ

ー的確な表現ではない

ー図々しくある

ーボディーランゲージのみで話す

ー間違ってもあえて訂正しない

ーその単語知らんから、もっと簡単な単語で話すよう要求する

ーもっと日本人にとってわかりやすく発音してくれと言う

ー年上であろうが、友達感覚でHeyとあいさつする

ー海外ドラマで覚えたての下ネタやスラングを話す

ー初対面の人なのに、会ったことあるかのように話す

ー伝わらないと知っていながらも日本語英語の発音で話す

ー英語をあえていっさい使わずに最後まで日本語で挑む



これらのコミュニケーションの中には

実際にしたら、本当に失礼にあたり嫌われてしまうものもあれば
これを行うことが、実際は仲よくなるのに必要であったりするものも含まれています


ーーー


★間違ってはならないという呪縛が強いと…?



しかしながら、学校で勉強してきた英語を重視しすぎると、
正しい英語を使わなくてはならないという縛りが強くなってしまうので、
上記のような会話をすることは恐ろしくなってきます


そして


ー常に文法的に正しいことを心がける

ーネイティブのような綺麗で洗練された発音に出来る限り近づける

ー単語をたくさん覚えて出来るだけボキャブラリー豊かになるよう話す

ー会話の中に様々な構文を入れるように心がける

ー失礼のないように、スラングなどは使わない

ーわからなければとりあえず笑顔で切り抜ける

ー伝わらなければ、i am sorryとあやまる

ーとりあえずペコペコしとく


というキャラクターが出来上がります。

この人は「とてもいい人」だと思います。教科書通りです。
しかし、この人はそんなに外国人と深く仲良くなれないかもしれません。
なぜでしょう?




それは、





【正しい英語とコミュニケーション能力は実は全く別物である】からなのです






語彙力、正しい文法のみ、中学校、高校では重視されますが、
コミュニケーションの上手さとこれらは必ずしも【比例しない】となります
それどころか、正しさ、綺麗な発音にこだわることで話せなくなる可能性すらあります


TOEICで満点をとっても、まったく会話ができなかったという話もよく聞くのですが、
なぜ英会話ができないのかという理由を考えるときに、


1. 英語そのものに問題がある
2. コミュニケーションのやりかたに問題がある


この2つを混同しないようにすることがマジで大切です



後編に続きます!


→後編へ
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