大船の回転寿司・鈴木水産 | 湘南雑筆堂~本と美味いもん日記~

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湘南(?)に暮らし30年近く経ちます。30年も住んでいると、いろんな発見をするもんです。 
 そんなちょっとした湘南の発見を自分の読んだ本に絡めて皆様にお伝えできればなと思います。
 

8月は自分の誕生月。

誕生日に妻より何か好きな物を食べていいよってお話しがあり、

自分がリクエストしたのが回転寿司。

その日は大船でお買い物をした帰りだったので、

鈴木水産回転寿司豊魚に行ってきました~。



鈴木水産横須賀のわが家の近くにもある魚屋さん、

新鮮なお魚が安く手に入り、我が家の御用達でもあります。

その鈴木水産が経営しているお寿司屋さんは

三浦半島を中心に何件かあり

新鮮なお寿司をリーズナブルなお値段で頂くことができます。

大船鈴木水産もその一つ。

最近の回転寿司はファミリー向けに様々な趣向を凝らしたお店が多いですが、

鈴木水産は至ってシンプルな回転寿司屋さん。

メニューも子供向けのデザートなどはありません。

ネタは130円~680円、

ちなみに680円は大トロですが、今回は頂き(け?)ませんでしたf^_^;。


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写真は最後に食べた品々、めばちマグロ中トロ、ヒラメ、ウニです。

自分にとっては高めのご注文の品々です。




最後にはカニ汁飲んで大満足でした~。


お寿司を食べるときは卵からなんてよく聞きますが

正直自分にはお寿司に関する知識はありません。

好きなネタを欲望の赴くままに食べてます(笑)
。年を重ねるうちに、少しは寿司に関する蘊蓄を語れるようになりたいな~。

そういえば、って思い出したのが

花村萬月の短編集

わたしの鎖骨 (文春文庫)/花村 萬月
¥510
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中の「秋の話」


銀座の寿司屋のシーンがあるのですが、

主人公と職人のやりとりがなんか通っぽくてよかったな。

客にむかって蘊蓄を語る職人に腹をたて、

主人公は職人の鼻を明かそうとヒラメを注文する。

季節は夏、ヒラメは冬の魚だから

職人は主人公を侮蔑のまなざしでみるのだが、

そこで「黙って星がれいを握って出せばいいんだよ」と一言。

星がれいは夏が旬、

味は冬のヒラメと区別がつかなくて手に入れにくい超高級魚、

職人が客にむかって蘊蓄をタレている程度の店に

星がれいなど仕入れしていないことを見越して嫌味を言い放つシーン。

作者の花村萬月さんはきっとお寿司が好きなんですね~。

星がれいなんて知らなかったよ。

自分は夏なのに思い切りヒラメを美味しいって食べていましたね(笑)

いつしか高級な寿司屋で食べる機会を夢みて

寿司の蘊蓄を身に付けたいな~、なんて思います。

なんかよい本あったら教えて下さ~い。


●湘南雑筆堂~お寿司の記事~

 ・寿司割烹豊魚へ行ってきました~。

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 ・三崎の海鮮

鈴木水産HP