8月は自分の誕生月。
誕生日に妻より何か好きな物を食べていいよってお話しがあり、
自分がリクエストしたのが回転寿司。
その日は大船でお買い物をした帰りだったので、
鈴木水産の回転寿司豊魚に行ってきました~。
鈴木水産は横須賀のわが家の近くにもある魚屋さん、
新鮮なお魚が安く手に入り、我が家の御用達でもあります。
その鈴木水産が経営しているお寿司屋さんは
三浦半島を中心に何件かあり
新鮮なお寿司をリーズナブルなお値段で頂くことができます。
大船の鈴木水産もその一つ。
最近の回転寿司はファミリー向けに様々な趣向を凝らしたお店が多いですが、
鈴木水産は至ってシンプルな回転寿司屋さん。
メニューも子供向けのデザートなどはありません。
ネタは130円~680円、
ちなみに680円は大トロですが、今回は頂き(け?)ませんでしたf^_^;。
写真は最後に食べた品々、めばちマグロ中トロ、ヒラメ、ウニです。
自分にとっては高めのご注文の品々です。
最後にはカニ汁飲んで大満足でした~。
お寿司を食べるときは卵からなんてよく聞きますが
正直自分にはお寿司に関する知識はありません。
好きなネタを欲望の赴くままに食べてます(笑)
。年を重ねるうちに、少しは寿司に関する蘊蓄を語れるようになりたいな~。
そういえば、って思い出したのが
花村萬月の短編集
- わたしの鎖骨 (文春文庫)/花村 萬月
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中の「秋の話」。
銀座の寿司屋のシーンがあるのですが、
主人公と職人のやりとりがなんか通っぽくてよかったな。
客にむかって蘊蓄を語る職人に腹をたて、
主人公は職人の鼻を明かそうとヒラメを注文する。
季節は夏、ヒラメは冬の魚だから
職人は主人公を侮蔑のまなざしでみるのだが、
そこで「黙って星がれいを握って出せばいいんだよ」と一言。
星がれいは夏が旬、
味は冬のヒラメと区別がつかなくて手に入れにくい超高級魚、
職人が客にむかって蘊蓄をタレている程度の店に
星がれいなど仕入れしていないことを見越して嫌味を言い放つシーン。
作者の花村萬月さんはきっとお寿司が好きなんですね~。
星がれいなんて知らなかったよ。
自分は夏なのに思い切りヒラメを美味しいって食べていましたね(笑)
いつしか高級な寿司屋で食べる機会を夢みて
寿司の蘊蓄を身に付けたいな~、なんて思います。
なんかよい本あったら教えて下さ~い。
●湘南雑筆堂~お寿司の記事~