竜馬ビールを飲んだから、
と言うわけではないですが、
横須賀にある坂本竜馬ゆかりの地に
ランニングがてら行って参りました~。
坂本 竜馬ゆかりの地とは
京浜急行線大津駅から徒歩10分ほどのところにある、
信楽寺なのです。
地元でありながら
大津周辺の地理はあまりわからない・・・。
とりあえず、京急大津駅周辺をウロウロしていると
坂本竜馬ののぼりを掲げている食堂があるぞ。
近づいてみると・・・
「竜馬 おりょう 夫婦そば」だって。
どんなだろ?
う~ん、入ってみたいけど
今はジャージ姿で汗だくなんで、
楽しみは今度にとっておくことにして、
目的地へむかいましょう。
信楽寺があります。
おりょうと竜馬のエピソードと言えば
- 竜馬がゆく〈6〉 (文春文庫)/司馬 遼太郎
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「伏見寺田屋」
~京都・寺田屋にいる竜馬の命を狙う幕吏たち、
竜馬は気づかずに二階で談笑している。
一仕事を終えたおりょうは湯船につかろうとしていたが、
妙なことに気が付いた。
開いている窓にむかい、湯気が流れているのである。
おりょうが窓を閉めようとした際に外をのぞくと
裏通りに幕吏がびっしりとならんでいた。
驚いたおりょうは素っ裸のまんま、
緊急事態を二階にいる竜馬に伝えに行く。
おりょうのおかげで、竜馬は大怪我を負いながらも
寺田屋を離れ、命を「つなぎとめる。~
作中で司馬遼太郎は以下のように述べています。
~男女の仲というのは、多分にひょんなことで出来あがる。
竜馬とおりょうの場合あの事件が「ひょんなこと」であった。
とすれば、群がって襲来した百人の幕吏こそ
ふたりの仲人になったわけである。~
ちょっと乱暴な言い方かな、とも思いますが、
自分のこともかえりみずに、
竜馬のことを救おうとした一心での行動、
きっと竜馬にはグッときたのではないでしょうかね。
ただ、竜馬亡き後の
おりょうの生活は辛いものだったようです。
京都、大阪、東京での生活を経て
明治8年に横須賀に住むようになります。
呉服行商人・西村松兵衛と結婚するも、
幸せな生活ではなかったようです。
信楽寺におりょうの墓碑はたっていました。
おりょうは、明治39年(1906)1月15日、横須賀で亡くなりました。
毎年、おりょうさんを偲んで
「よこすか竜馬会」
慰霊祭を開催しているそうです。
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