80年代後半に一世を風靡した「幽幻道士(キョンシーズ)」シリーズ第1弾。4人の子供たちと大道芸をして旅をする親方がキョンシーに影を踏まれて死んでしまう。残された子供たちは、出演が決まっている劇場に辿り着くが…。 (詳細はこちら)
原題:屍小子
個人的にはラム・チェンインの『霊幻道士』が好きなので
『幽幻道士』を改めて観ようとも思いませんでした。
ちなみに『霊幻道士』の亜流で誕生したのが『幽幻道士』です。
ごっちゃにされている方が多くみられます。
まあ、映画自体 好きでもないし、そこまで気にしない思い入れであれば
ごっちゃになっていても仕方ないか( ´・ω・)y─┛~~~oΟ◯
『幽幻道士』はホラー要素があまりなく、どちらかと言えばコメディー色が
濃くて 子供向け。活躍するのも子供。『幽幻道士』シリーズは1~4作と
日本では未公開だった立体奇兵、TBSで放送されていた
『来来キョンシーズ』があるが、1作目が色々な意味で一番
ホラー要素があるかと思われる。
久しぶりに観返したわけですが、BGM、展開、キャストと素晴らしい。
改めて思った( ´・ω・)y─┛~~~oΟ◯
大げさな音が出るアクションシーン。これが また良い音していて好きです。
すばらしいと思ったが、粗さもかなり目立つw
親方が影を踏まれたシーンは明らかにおかしい。
踏まれている位置と背景がカットによって違うw
チビクロ達がマンホールに落としたキョンシーが下水道内で目覚める
シーンは役者が違うのがバレバレ。
テンテンの愛用武器でもあり、猛威を振るう尻叩き棒。
これも真正面から叩かれているはずのキョンシーが、
背面を叩かれた様に煙を上げている謎。
死後硬直で固いキョンシーを叩いても折れない尻叩き棒だが、
チビクロ達と「親方に暴力ふるうな」と、もみ合っている時に
あっけなく折れる微妙な強度がおもしろい。
後半のテンテンから口移しでもらう酸素(?)。
自分の家のドアに一箇所だけキレイに穴が開いてる時点で不自然ですが(ぉw
金ジイはデッパから口移しされる。その時に「毒ガスだ」と言う。
なぜ自分の家の外に毒ガスが流れているのだろうか・・・。
特殊霊魂の強さはシリーズ通して微妙なのは言うまでも無いw
今までヒーヒー言いながら親方キョンシーと戦って
いたのに電気攻撃一撃で親方を倒してしまう急展開。
たまご爆弾がすり換えていなかったら、こんなに苦労していないのにな・・・。
迷惑者のスイカ頭。まあ、何度も殺されかけているチビクロ達だが、
「親方に暴力ふるうな」と邪魔してくるから4人まとめて
迷惑者ですがね( ´・ω・)y─┛~~~oΟ
セル版は映像のみがない(版権の都合上?)らしく、
映像に日本語字幕がくっ付いてしまっている。
なので日本語吹替えで見ても字幕は消せない。
それと誤訳なのかは分かりませんが、キョンシーに影を
踏まれた親方が長三道士に御札をもらうシーンで
「あなたはキョンシーに影を踏まれずにすんだ。
これは魔よけの御札です。差し上げますよ」と字幕が入っている。
影をふまれたのに“踏まれずにすんだ”は おかしい。
日本語吹替えでは、影を踏まれたから不幸が訪れると警告をしている。
冒頭のスイカ頭をバカにするシーン。
字幕では「お前はマージャンできないもんな」が、
「お前はオ○ニーしか出来ないからな」になっていて耳を疑ったw
こんな吹替えを地上波で流していたんですね( ´・ω・)y─┛~~~oΟ◯
長三道士がマージャン卓に座り込んでから
「チーチーパイパイ チーパイパイ」っとアフレコが入っている。
どこから こんな言葉を考えだしたのか・・・w
特典の一部にTV放送した時に新たに作られたのかな?
本編始まる前の前置きと、本編終わった後の“どっか~ん”映像が
入っている。本編とからませて連続再生はできないけれど、
マニアックな物が入っているのがうれいい。
満足度:★★★★☆
●ファミコンゲーム キョンシーズ2はこちらw
●関連シリーズ●
![](https://stat001.ameba.jp/user_images/20120908/17/shiritan-eigakyou/88/77/j/t01200169_0120016912177809348.jpg?caw=800)
![](https://stat001.ameba.jp/user_images/20120908/17/shiritan-eigakyou/60/16/j/t01200169_0120016912177809350.jpg?caw=800)
![](https://stat001.ameba.jp/user_images/20120908/17/shiritan-eigakyou/37/10/j/t01200169_0120016912177810139.jpg?caw=800)
![](https://stat001.ameba.jp/user_images/20120908/17/shiritan-eigakyou/fc/ad/j/t01200169_0120016912177810141.jpg?caw=800)
![](https://stat001.ameba.jp/user_images/20120908/17/shiritan-eigakyou/87/e3/j/t01200169_0120016912177810140.jpg?caw=800)
劉致妤(リュウ・ツーイー)
テンテン
吹替え:高田 由美
<『クレヨンしんちゃん』吉永みどり など>
黒BUTAオールスターズの一員。
なのでEvery Little Thingの持田香織と同じですねw
最近、このぐらいの可愛さを持つ子役はいませんね。
残念・・・。 張金塗(チャン・キントー)
金おじいさん (略:金ジイ)
吹替え:宮内 幸平
<『ドラゴンボール』亀仙人 など>
2001年死去されています。残念です。
劉至翰(リュウ・ツーハン/ジョニー・リュウ)
スイカ頭
吹替え:桜井 敏治
<主に太目の役者の声を担当。
アンソニー・アンダーソンなど>
テンテン役のリュウ・ツーイーの実兄なのは
以外に知られていかな?今ではイケメン俳優で活躍中。 陳子強 (チェン・ツーチャン)
チビクロ
吹替え:坂本千夏
<『ミラクルジャイアンツ童夢くん』新城童夢、
『アンパンマン』てんどんまん など>
こちらもカッコ良くなりましたね。
個人的には、この人のチビクロが好き。 黄國書(ホァン・グオシュー)
出っ歯
吹替え:佐々木 望
<『幽☆遊☆白書』浦飯幽助など>
あまり出番が無い。
現在も俳優やっているのかは不明。 胖三(パン・サン)
デブ署長(兄)
吹替え:内海賢二
<、『ガンバの冒険』ヨイショ、『Dr.スランプ アラレちゃん』
則巻千兵衛、『ゾンビ』ピーターの吹替え など>
『幽幻道士』シリーズほとんど出演。4作目だけは
警察関係の役ではない。2006年死去されました。悲しい。
『北斗の拳』 ラオウの声でおなじみの内海さんが声優担当。
続編の冒頭ナレーション、『来来キョンシーズ』のオープニング
ナレーションもこの人。 林光榮(リン・グァンロン)
長三道士
吹替え:緒方賢一
<『忍者ハットリくん』 獅子丸、『名探偵コナン』 阿笠博士など>
この1作目と、とりあえず続編になっている2作目の
長三道士は役者は同じだが、別人の設定なのかな?
良く分からんですね。 洪竟原(ホン・イーユェン)
ベビーキョンシー
この映画の看板キャラとも言えるであろう。
誰も捕まえる事が出来ないし、退治に使われる法術、
道具はほぼ無効な状態。どんなチートなんだと小一時間・・・。
今作では あまり出番は無いが、終盤で荒らしだす迷惑キャラ。 黄仲裕(ホァン・ツンイ)
親方(沙師匠)
吹替え:納谷 六朗
<『幽☆遊☆白書』 仙水 忍、『聖闘士星矢』カミュなど>
孤児4人を養っていた人。
冒頭でキョンシーに影を踏まれたのが切っ掛けで不幸になってしまう。
デブ署長がキョンシーに襲われた時に、「ここで逃げたら 道理に
背向いてしまう」となり、デブを救うが殉職。
ちなみに2作目の“親方キョンシー”は役者が違うのでは?
っと思うが、本人が演じている。
4作目のフルメタルキョンシーを盗んだ泥棒、役名“兄貴”もこの人。
こちらは顔を見て分かる。