アジェット・コレクションズ・ジャパン 1190円 2008年2月6日号
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アーサーが教える体のふしぎ49号の内容は、体は何でできている？、体の成分、体の形と大きさ、顔と特徴、アーサーの骨格です。
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48号の付録
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49号の内容は、
体は何でできている？：482-483p
体の成分：484-485p
体の形と大きさ：486-487p
顔と特徴：488-489p
アーサーの骨格：490-491p
体は何でできている？：482-483p
分類学上、ヒトは類人猿と親戚関係にあり、何百年前に分かれました。解剖学手に見ると６０兆もの細胞からできています。ヒトは4000種ものほ乳類と同等に、温かい血液や毛の生えた皮膚、骨格、を持ち、おっぱいで育ちます。ヒトはほ乳類の中のサル目（霊長目）に属し、同じサル目のチンパンジーとは98％もの遺伝子が相似しています。現代人に近い仲間だったネアンデルタール人の頭蓋骨の化石は、現代人の脳より大きかったようです。医学の父と呼ばれたのはギリシアのヒポクラテス（BC460-377頃）、解剖学については古代ローマのガレーノス（125-199頃）の権威が強く、ガレーノスの学説は千年以上信じられていました。16世紀にヴェサリウスは、「人体の構造について」という本を著し、解剖学が急速に発展してきました。その後、顕微鏡の発明によりヒトも細胞で構成されていることが観察されました。また、電子顕微鏡の発達によって、デオキシリボ核酸（ＤＮＡ）が発見され、ワトソンとクリックがＤＮＡの構造を明らかにしました。ひとつの細胞には2万6千個から4万個の遺伝子があるとみられています。
体の成分：484-485p
ヒトは、生物学者からみると60兆個の細胞から作り上げられたものと言え、化学者からみると常に複雑な化学反応を起こしている複雑な分子の結合体に見え、栄養学者からみるとタンパク、ミネラル、炭水化物の集まりに見え、エンジニアからみると複雑な機械と感じられるでしょう。体内では原子が集まって分子ができ、分子で細胞小器官ができ、細胞小器官で細胞ができ、というふうに、階層（組織）構造になっています。60億人以上いるヒト、それぞれ違う個体ですがどんな体も見た目は同じで体内の器官も同じところについています。体は器官系の集まりともいえます。器官はいくつかの機能を持つ独特の部分です。複数の機関が集まって器官系ができます。それぞれの器官は組織という特定の仕事をする類似の細胞の集まりからできています。細胞は、植物動物といった生物の基本的な構成要素です。細胞には、細胞小器官と呼ばれる小さな構造体が入っています。細胞小器官を作っているのは分子です。分子はさらに小さな原子という粒からできています。ヒトを作っている化学物質は、いくつかのグループに分けることができます。体全体は組合せが異なる多くの化学物質の集まりです。タンパク質は体の主要な成分です。炭水化物は体内でエネルギーを作り出しています。ミネラルは、体内の化学反応において重要な役目をし、銅、亜鉛、鉄、硫黄等のミネラルが少しずつ含まれています。脂質（脂肪）は細胞や大部分の細胞小器官を覆う外側の膜を作っています。水は体全体の３分の２を占めていて、生命の化学反応は水が溶けた物質の間で起こります。
体の形と大きさ：486-487p
身長は骨格の高さより2-2.5cmだけ高いです。大人は身長の１／４が大腿骨です、レオナルド・ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」をみると、人体の腕、脚が円と正方向の両方に接するのがわかります。定規やメジャーが作られる前は体を使った計測が行われてきました。体の成長や発達の仕方には、遺伝子コードが大きく関わっていますが、食べ物の量や質も重要です。食べ物が不足して栄養状態が悪いと、一般的に体の成長が遅れ身長や体つきが小さくなる傾向があります。体型を、体に目印を付けて比較する実験が掲載されていました。
顔と特徴：488-489p
顔はヒトの識別だけでなく相手がどう感じ何を考えているか判断するのに役立ちます。特に目や口に注目すると、気分、意志が明らかになります。顔の表情が変わるだけで見た目は大きく変わります。顔を見分けるのは簡単ですが、これを絵にしたり説明したりするのは難しいことです。顔を見分けるには顔のどの部分が重要か、友だちと行う実験が紹介されていました。また、顔が左右対称になっているかどうか確認する実験も示されていました。
アーサーの骨格：490-491p
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