第三のビールがよく売れています。
ビールは大人にとって心の栄養といっても過言ではないでしょう(笑)
ただその心の栄養のビールにも格差が押し寄せてきています。
今や、ビールより安いものをビール気分で選ぶことに慣れてしまった人たちは少なくはありません。
発泡酒は水とホップ以外の原料の麦芽使用率が25%未満のものをいいますが、この新しい第三のビールは、種類を見てみると「その他の醸造酒」だとか「リキュール(発泡性)」だとあります。
わかるようなわからないような…
結局どういう飲み物?ということになります。
原材料というと、「ホップ、コーン、糖化スターチ、醸造アルコール、食物繊維、酵母エキス、酸味料、香料、カラメル色素、甘味料、苦味料、炭酸ガス含有」という感じです。
ビールの「麦芽、ホップ」というシンプルな原材料に比べ、苦くしたり、甘くしたり、酸味を加えたり、色をつけたり、アルコールを加えたりと、これでもかというぐらい、いろいろなものが加えられています。
つまりとてもじゃないけど、
ビールと同じつもりで飲めるようなモノではないということですね。
液体に人工的にさまざまな風味を添加し、色をつけて、アルコールを加えてビール風に見せかけた偽物です。そんな飲み物なのです。
自分は海外によく行きますが、海外には偽もののビールはありません。
まぁビールが日本と比べてかなり安くて飲みやすいから偽物は必要ないのかもしれません。
しかし日本の格差社会はここまで来たのかと感じます。
昔、日本では誰でも、「ビールを飲む」といえば、「ビール」だけでした。
今や、「ビールを飲む」といいながら、「ビール」とは似ても似つかないシロモノを、「ビール」の気分で飲んでいる人たちが大勢います。
騙されている人が大勢います。
こんな不思議な人工的に作り出されたものを口にするぐらいなら、飲まない方がいいかもしれません。
いずれにしても安い食品ほど、よくわからない人工的な添加物にまみれているのが現状です。
食も格差社会が進行中です。
しかもその食品に健康を害する添加物が入っているとしたら、どうでしょう?
発泡酒においても麦芽使用率が25%未満とはありますが、麦芽をどれだけ使用しているか実際のところ不明です。
また他の多くの添加物も気になるところです。
どうせ飲むなら素性のはっきりしたビール、つまり麦芽100%のビールを飲みたいですね。
だって「ビール」は大人の大事な心の栄養ですから・・・・!
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