高野山の七不思議(その4)
その一 高野山に蛇なし
その二 高野山に臼なし
その三 姿見の井戸
その四 高野の大雨
五 玉川の魚
昔、お大師さまが玉川のほとりを通りかかったとき、老人が、魚を串にさし焼いていた。
お大師さまは、串に刺された魚をおばあさんから買取り、魚から その串を抜いて玉川にすと、半焼けの魚がたちまち甦って泳ぎまわった。
魚はお大師さまの恩を忘れずに、背中に焼けた串跡を残している、という話である。
そんなことがあるわけない。
と思ったアナタ、(略。
私は、この話を知った時、とにかくいても立ってもいられなかった。
夜中だったし、次の日は仕事だったが、ほっぽり出して高野山まで行こうかと思ったくらいである。
・結局、週末に行ったわけだが。
果たして、玉川の魚の背中に串の痕はあるのだろうか。
カメラに焦点距離18-250mmのレンズ(倍率に直すと、約14倍ズーム)をつけ、南海電車に乗った。
奥の院で参拝を済ませたあと、その魚が居るという玉川に向かった。
・左手が奥の院御廟の奥。右手奥が摩尼山。奥に行くと三本杉がある。
現場は、以前に紹介した奥の院の「裏口」方面である。
御供所や護摩堂の裏から奥の院の更に奧へ入る道があり、その脇に玉川が流れている。
来た。
見た。
あった。
魚がたくさん居る。
そして、見つけた。
全部の魚がそうではないが、背中のアザがはっきりしている個体があった。
ちょっと見にくいが、、。
高野山では、「ババジャコ」と呼ぶ。
アマゴ(アメノウオ)と種類が違うのだろうか。
暫く見とれていた。
その二 高野山に臼なし
その三 姿見の井戸
その四 高野の大雨
五 玉川の魚
昔、お大師さまが玉川のほとりを通りかかったとき、老人が、魚を串にさし焼いていた。
お大師さまは、串に刺された魚をおばあさんから買取り、魚から その串を抜いて玉川にすと、半焼けの魚がたちまち甦って泳ぎまわった。
魚はお大師さまの恩を忘れずに、背中に焼けた串跡を残している、という話である。
そんなことがあるわけない。
と思ったアナタ、(略。
私は、この話を知った時、とにかくいても立ってもいられなかった。
夜中だったし、次の日は仕事だったが、ほっぽり出して高野山まで行こうかと思ったくらいである。
・結局、週末に行ったわけだが。
果たして、玉川の魚の背中に串の痕はあるのだろうか。
カメラに焦点距離18-250mmのレンズ(倍率に直すと、約14倍ズーム)をつけ、南海電車に乗った。
奥の院で参拝を済ませたあと、その魚が居るという玉川に向かった。
・左手が奥の院御廟の奥。右手奥が摩尼山。奥に行くと三本杉がある。
現場は、以前に紹介した奥の院の「裏口」方面である。
御供所や護摩堂の裏から奥の院の更に奧へ入る道があり、その脇に玉川が流れている。
来た。
見た。
あった。
魚がたくさん居る。
そして、見つけた。
全部の魚がそうではないが、背中のアザがはっきりしている個体があった。
ちょっと見にくいが、、。
高野山では、「ババジャコ」と呼ぶ。
アマゴ(アメノウオ)と種類が違うのだろうか。
暫く見とれていた。