高野山の七不思議(その2) | 高野山への道

高野山の七不思議(その2)

その一 高野山に蛇なし

二 高野山に臼(うす)なし

(´-`).。oO(相変わらず伝承が曖昧だが、、)

秀吉が高野山を訪れたとき、割粥が食べたくなり、住職に注文した。
割粥とは、米を臼で砕いたものをおかゆにしたものである。

高野山には、もともと臼がない。
なので、住職は、米を包丁で切り、割粥を作った。

高野山に臼がないことを聞かされた秀吉は、わざわざ包丁で米を切って粥を作ったことについて、

A) 贅沢なことだと怒った
B) 感激した。

と2パターンがある。
高野町役場の見解はBのようだ。

その後のなぜ臼がないのかとの秀吉の問に対し、住職は、

「高野山は女人禁制の寺なので、杵(きね)はあっても臼(うす)はありません」

と『気の効いた』言葉を返し、秀吉は上機嫌だった。

以上が高野山の七不思議の一つである「高野山に臼なし」である。

高野山には田んぼがなく米が取れない。
が、高野山は、あの辺り一帯の領主だった。
米は取れないが米はある。
実際、金剛峯寺の台所には、もの凄くでかい飯炊き釜がある。

高野山への道-金剛峯寺(台所)
・金剛峯寺の台所。

なのに、臼はない。
何故無いのか?

伝承からは、よく解らない。
調べてはみたが、それでも解らない。知っている人、そっと教えてくださいm(_ _)m。

餅を食べないのだろうか。
それとも、餅も年貢として取り立てていたのだろうか。

(´-`).。oO(しかも、オチはシモネタだし。)