原日本人、つまり縄文の心を知るには、縄文人の血を濃くひくアイヌや沖縄の文化を知ることで私たちの根底にあるものが呼び覚まされる気がします。

 

 

そもそも、現代の日本というのは大昔から色々な民族が混血して一つの民族になったので、どれも遠い親戚なのに、「民族が違う」と言って日本人から分離させたいのが、国境を破壊して国を乗っ取りたいグローバリズムの罠なのです。

 

最近、言語的にも遺伝子的にも源が同じ日本人なのに、沖縄の人のことを「沖縄人」などと呼んで、まるで日本人ではないような言い方をして、日本国内の人種分断をしようとしている人もいます。

 

 

(ソーラン節に似ているとコメントしている方がいましたが、「焼き芋の歌」にも似ているような気が…。)

 

日本人である私は、このアイヌの歌を聴くと、なんとも切なく懐かしい気持ちしか起きません。自分と全く別の民族だとは思えないのです。どこか共通点を持った同胞であり、先祖の息吹を感じるのです。

 

 

近年、DNA(遺伝子)が解明されてくるにつれて、私たち日本人は現代の中国や韓国や東アジアの人たちと外見は似ていても遺伝子がかなり違うことが判明しています。(これ、私たちには漠然とわかっていますが、西洋人から見ると全部、同じに思えるらしいので驚かれます。)そして、その「違い」の部分は、私たちが日本に古くから住んでいた縄文人の遺伝子を受け継いでいるからだということが分かっています。

 

反日活動の拠点となってしまっている国連は、アイヌや沖縄の人たちを「先住民族」などと指定することによって、日本人と別物として扱い、日本人から分断しようとしているのです。私たち日本人はもともと先住民族である縄文人の血が入っているのに、まるで日本人が大陸から来た異民族であるような言い方をしているのです。

 

私たち日本人は先住民族であるとともに、渡来人の血も平和的に正当な婚姻によってミックスされている世界でも珍しい民族なのです。

 

古事記にも、アマテラスの孫であるニニギノミコトがコノハナサクヤ姫と結婚する際に、正式に父親の承諾を得ようとしたところ、サクヤ姫の父から「イワナガ姫も一緒にもらってくれ」と言われて、頑なにニニギが「嫌だ」と跳ね返して父親が激怒するくだりがあります。おそらく古代の日本に一夫多妻の部族と一夫一妻の部族がいて、縁組が行われた際に習慣の違いから一悶着あったことを思わせる記述なのです。

 

 

しかし、この遺伝子についての発見は、非常に大きな発見であり、日本人を一つにまとめ、私たちの洗脳を解いて覚醒へと導く重要な鍵であると言えます。

 

 

世界の人たちは、よく日本人の行動にアッと驚くことがあるのですが、それは私たちが「縄文の遺伝子」を引き継いでいるからなのかもしれません。

 

例えば、東日本大震災の時に、日本人がお互いに争うのではなく助け合い、災害を乗り切ろうとする姿を見て、世界の人たちは「日本人はすごい!」と驚き、助け合いの精神と忍耐力に感動しました。また、幕末には尊皇派と幕府側で争って日本が国として共倒れになると踏んでいた西欧諸国は、江戸城の無血開城と明治政府樹立という素早い団結に驚きました。

 

この「和の精神」、「助け合いの精神」、そして「一つにまとまる力」こそ、私たちの中に縄文の昔から脈々と流れている特徴であり、世界が私たち日本人から求めているものではないでしょうか。

 

 

自分の中にある縄文の遺伝子に感謝します。

 

世界が日本人から学びたい理由