第6326回「家族ゲーム 最終回(全10話) 沼田家の再生? ストーリー、ネタバレ」 | 新稀少堂日記

第6326回「家族ゲーム 最終回(全10話) 沼田家の再生? ストーリー、ネタバレ」

 第6326回は、「家族ゲーム 最終回(全10話) 沼田家の再生? ストーリー、ネタバレ」です。前回のラスト部分を再掲します。


 『 ・・・・ 「先生が助けてくれてうれしかった。もう二度と、ぼくのような弱い生徒が生まれませんように、二度と吉本先生のような怪物が生まれませんように。ありがとう・・・・」、吉本(田子雄大、櫻井翔さん)が駆け付けた時には、真田は亡くなっていました。タゴは慟哭します・・・・。「これが、タゴ先生から聞いた8年前の真相」


 その夜、家族四人が集まります。一茂(板尾創路さん)は、家を売ると言い出します。そして、佳代子(鈴木保奈美さん)は、離婚届を差し出します。一茂が書こうとした時、タゴが現れました。次回最終回です。 』


 田子雄大の同僚であった吉本荒野は、真田ともみあって階段から落下して植物状態になっています。そんな吉本の口癖が「いいねえ」でした・・・・。前話、真希(忽那汐里さん)は慎一(神木隆之介さん)に、「吉本荒野と田子雄大の真実」を語っています。長い話でした・・・・。


 田子雄大が、サウナに入っています。立ち上がって、「いいねえ」と言います。画面は、田沼家に戻ります。佳代子の差出した離婚届を破り捨てたのは茂之(浦上晨周くん)でしたが、一茂は言います。「もう修復不可能なんだ」、そこに入ってきたのが、田子雄大でした。雄大は、家中に仕掛けた隠しカメラを回収します。


 帰る雄大を、部屋から見送ったのは慎一でした。そんな慎一に雄大は告げます。「高校を辞めたら、俺の言うことを一つ聞くって約束したな、家族を再生させろ!」、慎一がふたたび会ったのは、真希でした。真希は、田子が家庭教師になった理由を明かします。


 「自らが吉本荒野になって、"吉本"に負けない生徒を創り上げたの。3人、更正させたわ」 さらに、「田沼家で、第二の吉本荒野を見つけたの。あなたよ」 その頃、田子は吉本荒野を見守っていました。そして、吉本の母親を責めます。「吉本荒野というモンスターを造ったのは、あなたなんです」


 一方、一茂に就職を斡旋したのは、かつての部下でした。「まだ見つからないんですか、営業を探しています。這い上がってくださいよ」、担当者の名刺を渡します。その夜、ふたたび家族が集まります。慎一が、田子の家庭教師記録を朗読します。


 「茂之は第二の真田になる可能性がある。父親の一茂は家庭を顧みず、母親の佳代子は遠慮して口を出さない。そして、最大の問題は長男の慎一だ、第二の吉本荒野だ。この家庭を再生させるためには、家族崩壊まで持っていく必要がある。・・・・」


 最後に、「絆のない家族に再生はない」と締めくくられていました。翌日、茂之が廃工場に家族を集めていました。いじめていた生徒がいじめられていました。いじめの連鎖を止めたのは、茂之でした・・・・。弱い人間でも、変れるところを家族に見せたかったのです。


 一茂は、その足で面接に行きます(ただし、再就職は簡単ではありませんでしたが)。家に帰った佳代子は、荒れ果てた家の片付けを始めます。慎一も手伝っていました。「盗んだ本、とってある?あとで謝りに行きましょう」、その夜、一茂と慎一は一緒にサウナに入ります。


 慎一は、弟の茂之と話し合います。「不思議と先生のこと、嫌いにならないんだよ」、茂之の本音でした。一方、佳代子は離婚届は出さないと語ります。「(猶予は)5年だな」、そんな一茂が「今日は家族記念日だ」と言います。

 

 そして、引越しの日が来ます。そこにやってきたのが真希でした。「5月26日なら、田子先生と会えるかもしれない。真田の命日だから」 場面は変わり、慎一は元カノに言います。「俺と付き合ってくれないか」、慎一は大学受験をするようです。

 

 受験シーズンになっていました。茂之は合格しました。一茂は弁当屋で働いています。佳代子も、パート口を探してきたようです。5月26日、慎一は森に入っていきます。真田が自殺した山小屋です。田子がいました。慎一は、カッターを取り出します。「あんたを殴るつもりだった」、乱闘になります・・・・。


 「あんたが殺したのは、真田ではない、あんた自身だ。あんたのやり方は間違っているんだよ!」、慎一は叫びます。「あんたのせいで、家を失った、俺は高校をやめた・・・・。絆が生まれた。ありがとうございました」


 「田子雄大として、今日初めて喜びを感じた」、エンディング・ロールが流れます。最後に慎一は問いただします。「真希さんが教えてくれた8年前のことは真実なんですか」、田子の返答は、「いいねえ」でした・・・・。


(追記1) 映画版「家族ゲーム」につきましては、2回に分けてブログに取り上げています。静かなアクション映画に仕上がっています。

「感想」 http://ameblo.jp/s-kishodo/entry-11121885905.html

「ストーリー」 http://ameblo.jp/s-kishodo/entry-11122415649.html


(追記2) 前話までにつきましても、ブログに取り上げています。

「第1話」 http://ameblo.jp/s-kishodo/entry-11513399734.html

「第2話」 http://ameblo.jp/s-kishodo/entry-11517636961.html

「第3話」 http://ameblo.jp/s-kishodo/entry-11522167974.html

「第4話」 http://ameblo.jp/s-kishodo/entry-11526650670.html

「第5話」 http://ameblo.jp/s-kishodo/entry-11531135339.html

「第6話」 http://ameblo.jp/s-kishodo/entry-11535906603.html

「第7話」 http://ameblo.jp/s-kishodo/entry-11540706049.html

「第8話」 http://ameblo.jp/s-kishodo/entry-11545719608.html

「第9話」 http://ameblo.jp/s-kishodo/entry-11550820569.html