第6197回「家族ゲーム 第5話 立花真希の真実 ストーリー、ネタバレ 」 | 新稀少堂日記

第6197回「家族ゲーム 第5話 立花真希の真実 ストーリー、ネタバレ 」

 第6197回は、「家族ゲーム 第5話 ストーリー、ネタバレ」です。脚本を武藤将吾さんが担当していますが、第4話までは不満の残る展開です。オリジナル作品とは遠く隔たっており、成功してもいません・・・・。前回のラスト部分を再掲します。


 『 ・・・・ 吉本(櫻井翔さん)に過去がフラッシュバックします、吉本が過呼吸になります。立ち直った吉本は、ゴルフクラブで慎一(神木隆之介さん)のパソコンを叩き壊し、携帯を奪います。「おれがおまえたち家族を壊すか、おまえたちが守りきるか、これはゲームだ。家族ゲームだ」


 場面は変わり、「この前教えてもらったナミカゼの株買います。定期預金100万円降ろしましたから」と佳代子(鈴木保奈美さん)は吉本に語りかけます。一方、サイト管理人の真希が、慎一に接触します。 』


 「茂之(浦上晨周くん)の家庭教師をはじめてから52日、茂之の成績は中位にまで上がった。佳代子は、一茂(板尾創路さん)の浮気以来、夫のための食事を作らなければ、風呂もわかさない生活が続いている。そして、株にのめり込んでいた。


 一方、長男の慎一は、"吉本荒野を訴える会"に深入りしている。そのため、成績も落ちている。彼こそ、沼田家が生み出したモンスターだ、だが、誰も気付いていない。この家を壊してやる!」(要旨)、ドラマは、吉本の長い独白から始まります。


 慎一が会ったマキという女性は、吉本荒野が自分の家庭をいかに破壊したかを話します・・・・。その女性こそ、父親の浮気相手であった浅海舞香(忽那汐里さん)でした。舞香は、そのことを知った慎一に、これまでの経緯を語ります。もちろん、慎一は怒ります。

  

 ところで、一茂は、最近付き合い始めた真野さくらから、もうひとりボーイフレンドの園田がいると告白されます。「ふたりのうちで、次の試験で成績のいい方と付き合うわ!」と言われます・・・・。今回の吉本は饒舌です、誰もいない廃校の教壇で、慎一がいかにモンスターに変貌したかを語ります。


 場面は変わり、一茂と園田は、さくらと同級生がふたりのことはいたずらだったと話しているのを漏れ聞きます。最初から一茂は愛されていなかったのです。その夜、茂之が荒れますが、ひとり浮いていたのが、父親の一茂でした。吉本はロバの頭をかぶっていました・・・・。


 しかし、茂之は意外にしっかりしていました。ライバルの園田に頑張ろうと言ったのです。試験は茂之の勝ちでした。言われたことと同じセリフをさくらに切り返します。「ごめん、きみとは付き合えない」、茂之に初めて園田という友だちができた瞬間です・・・・。


 しかし、さくらを動かしていたのは、すべて吉本でした。謝礼の金を渡します。その様子を慎一がスマホに撮っていました。吉本に、3年前の事件の真相を問い詰めます。舞香も隠れてその場にいました。3人が対峙します。「家族を殺したのは、自分のせいかもしれない。きみはそう思っている」、吉本は反論します。


 さらに、「きみは、株で失敗した親にこう言った。それじゃ死んで!そうして保険金で留学を続けた。きみの醜い本性を暴いてやる!」と続けます。そこで、カッターを取り出したのが、慎一でした。吉本は、慎一の手を握り、自分の胸に突き刺します。


 「人を刺した気分はどうだ。学校に、両親に知られたらどうなる?苦しみを哀しみを知らないお前に、絶望を教えてやる」、吉本は実に饒舌でした。しかし、これまでのところ、慎一のモンスターぶりは、小悪党程度でした。吉本は、慎一と舞香を残して立ち去ります・・・・。


 「茂之は順調だ。もうひとり、生徒を受け入れることにする」、慎一も教えることになったのです。


(追記1) 映画版「家族ゲーム」につきましては、2回に分けてブログに取り上げています。静かなアクション映画に仕上がっています。

「感想」 http://ameblo.jp/s-kishodo/entry-11121885905.html

「ストーリー」 http://ameblo.jp/s-kishodo/entry-11122415649.html


(追記2) 前話までにつきましても、ブログに取り上げています。

「第1話」 http://ameblo.jp/s-kishodo/entry-11513399734.html

「第2話」 http://ameblo.jp/s-kishodo/entry-11517636961.html

「第3話」 http://ameblo.jp/s-kishodo/entry-11522167974.html

「第4話」 http://ameblo.jp/s-kishodo/entry-11526650670.html