リーデル ヴィノム・エクストリーム写真
Vinum extreme series by Riedel
(ヴィノム・エクストリーム・シリーズ リーデル)
リーデル社は、1756年に3代目がボヘミアにてガラス工場を作りました。第2次世界大戦終結の1945年にソビエトによって工場は接収されてしまいます。当時の社主で8代目のワルターはソビエトに強制連行され、9代目となるクラウスも連行されましたが、連行中の汽車から飛び降り脱出に成功します。
クラウスはオーストリアのスワロフスキー家に身を寄せます。おそらく、同じガラス工場を経営していた旧知の仲と思われます。8代目ワルターが11年にも及ぶ幽囚の身から解放され、オーストリアのクフシュタインに工場を建てました。
現在オーストリアに本社及び工場、ドイツに5つの工場、チェコスロバキアに1つの工場を擁し、年間5000万個の生産体制とのこと。
Vinum extreme
ヴィノム・エクストリームは、ニューワールド用ワイングラスとして開発されました。ヴィノムシリーズの発展バージョンとも呼ぶべきもので、ダイヤモンド型のグラス形状が特徴です。ボウル部分をダイヤモンド型にすることで、グラス内部の表面積を増し、香りを際立たせることが出来ます。
ブカベルネ/メルロー 444/0 H247㎝ 800cc 開口部口径61㎝ 224g
ダイヤモンド・シェイプにより、大きめのボウル空間がパワフルで濃厚な香りを感じさせ、力強いタンニンをソフトにします。
ピノノアール/ネッピオーロ 444/7 H246㎝ 770cc 開口部口径69㎝ 227g
リースニング/ソーヴィニオン・ブラン 444/5 H240㎝ 480cc 開口部口径56㎝ 181g
シャルドネ 444/0 H227㎝ 670cc 開口部口径85㎝ 218g
シャンパーニュ 444/8 H254㎝ 330cc 開口部口径49㎝ 186g
リーデル社では、テースティング・セミナー等を開催し、グラスの形状により香り、味が変わることを確認する催しを積極的に開催しておりますが、全くナンセンスと主張される方もいらっしゃいます。
プラシーボ効果(思い込ませによるもので、偽薬等に使用される言葉。)によるものとの主張です。たしかに、香り、味に対して敏感な方や鈍感な方(呼びましたか?)もおり、科学的に証明されていないのですが、ワインを楽しむ方法論としてグラスを選ぶということがあってもいいのではないでしょうか。
ワイングラス 索 引
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