第10位 : Dimebag Darrell | Re:

第10位 : Dimebag Darrell

今回は久しぶりに更新のギタリストベスト20の記事を。
遂にベスト10に突入してしまったこの超個人的なランキング記事(笑)
しかしさすがにこのランキングになってくると、
それぞれ思い入れが強いんだなぁ。
そしてランキングつけてしまうのもどうなの?っていうくらい僅差で
結構悩んで無理やり?順番つけたかな~みたいな(苦笑)
へたすればその時の気分で変わっちゃうんじゃないか?
だってカレー、ラーメン、ハンバーグ、しょうが焼き...
ランキングつける事は出来ても気分でね~?
みたいな(苦笑)

まぁ前置きはこのくらいにして...
いってみよう!

洋楽ロックギタリスト ベスト20
第10位 : Dimebag Darrell(ダイムバッグ・ダレル)

$Re:

出身 : アメリカ
経歴 : Pantera,DAMAGEPLAN
~使用機材~
ギター : DEAN Signature,Washburn Signature
アンプ : Randall RG100H,Randall Century 200,and more...
Pickups : Seymour Duncan Dimebucker,Bill Lawrence L-500XL,and more...

きちゃったよ、ダレル。(以下DD)
もうね、衝撃(笑)
ギターヒーローになるでしょみたいな要素を全て持ってる。
とにかく初めてDDのギターを聴いた時に、「なんだこれ!!!」
ってなってしまった訳だが...。

初めてDDの音を聴いたのはPanteraの「Cowboys from Hell」。
友人がコレ知ってる?という得意気な表情を浮かべ聴かせてくれた。

$Re:
Cowboys from Hell / Pantera (1990)

そしてCDプレーヤーに入れ再生された音を聴いて「なんだこれ!!!」
とにかく衝撃的な音がスピーカーから飛び出してきた。
音もそうだったがフレーズがまたぶっ飛んでる。
今まで感じた事の無い独特な感覚。
聴きこみたくて直ぐに同じCDを買いに行った。


Cowboys from Hell / Pantera


Heresy / Pantera

いわゆるスラッシュと言われるジャンルだが、メロディーのバランスも好きで
ギターはどこかハードロックの華やかさを感じられる。めちゃくちゃ好きな感じ。

DDは16歳の頃、コンテスト荒らしだったらしく最終的に出場を禁止させられたらしい。
テクニックもそうだが、強烈な個性も当時からもっていたんだろうな。
7度もコンテストを制し、もらった賞品の中には後のDDの象徴となる
稲妻ペイントのディーン製ギター、ランドールのアンプもあったらしく
それがDDの個性をさらに際立たせていった。

Cowboys from Hellの次にリリースされた「Vulgar Display of Power 」
邦題"俗悪"(苦笑)誰コレつけたんだ?マサ伊藤かな?
まぁ分からなくもないけど。
しかしこの2枚目、むちゃくちゃかっこ良い。
名曲揃いの名作と言っても言いすぎじゃない作品。
インパクト強のギターリフ満載で、DDのセンスが満ち溢れている。
さらに、ヘビーなリフは勿論だけど綺麗なアルペジオや
泣きのソロも!

$Re:
Vulgar Display of Power / Pantera (1992)

とにかくハードロック好きやギター弾きの人、是非聴いてみて下され!


Mouth For War / Pantera

ドラムのフレーズがギターリフとリンクして凄まじいサウンド。
それもそのはずでドラマーはDDの兄。
この兄弟が強烈なリフを作り出している。


This Love / Pantera

さらに1994年にリリースされた「Far Beyond Driven」

$Re:
Far Beyond Driven / Pantera (1994)
邦題は"脳殺"(笑)だから誰だっての?

いや~、どれだけ衝撃を与えるのかと...
このアルバムもDDならではのセンス満載のギターリフが収録されている。
確かモトリー・クルーがヴィンス・ニールを解雇してジョン・コラビを
ボーカルに迎えてリリースした「Mötley Crüe」と同じ時期に発売されて
Young Guitarの内容が物凄い事になっていた記憶が...。

各曲ともこれはどうやって弾いてるんだ?というのが気になるものばかりで
その解説が詳しく載っていた。

ソリッド・ステートのアンプから吐き出される冷たくてアツいサウンド。
このアルバムはDDの渾身の一枚なんじゃないかな。
そのくらいDDの計算というか、経験を積み重ねた事で産まれるものが
詰まっているように感じた。
勢いだけでなくしっかりと作りこまれた作品なのかなと。
特に感動したのは"Becoming"のギターリフ。
こんなワーミーの使い方するんだ!凄いアイデア!
そしてよくラジオから流れてきたのは"I'm Broken"
他の曲もほんと計算されてるなぁ...


I'm Broken / Pantera


5 Minutes Alone / Pantera

これまでの3枚は物凄く好きだったんだけど、ボーカルのアンセルモが
酒とドラッグに溺れるのと同時期に、Panteraからは遠ざかってしまった。
実際、DDと兄のビニーも距離を置くようになったらしい。
以降に発売された「The Great Southern Trendkill」
邦題、"鎌首"(笑)
や、
「Reinventing the Stee」、邦題、"激鉄"
は借りて聴く程度になってしまった。

それでも紹介した3枚には物凄く衝撃を受けたし、
低音弦でのリフワークのかっこよさを教えてもらった。

Panteraを離れ新たに結成したDAMAGEPLANを結成して間もなく、
DDはステージ上で殺害されてしまう。
熱狂的なファンがライブ会場でステージに上がりこみ、
至近距離から銃を発砲、DDはこの世を去ってしまった。
とても悲劇的で、物凄く残念でならない。

DDが残した衝撃のギターリフはこの先もずっと残っていく。
それほど衝撃的なモノを残してくれたギタリスト。
今DDはテキサス州アーリントンのMoore Memorial Gardensで眠っている。
訪れる機会があったら、「素敵なギターリフをありがとう」って伝えたい。


Cemetery Gates / Pantera

今後も永遠に語り継がれていくギターヒーロー、
ダイムバッグ・ダレル。
彼の残した作品、ギターリフは今でも色あせる事無く
衝撃を与え続けてる。
Thanks,ダレル!

そんな訳で
俺的洋楽ロックギタリスト ベスト20
『第10位 Dimebag Darrell』の紹介でした。

See you next time!

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俺的洋楽ロックギタリスト ベスト20

10位 Dimebag Darrell
11位 Paul Gilbert
12位 Gus G
13位 Adrian Vandenberg
14位 Yngwie Malmsteen
15位 Jeff Waters
16位 Kirk Hammett
17位 Doug Aldrich
18位 Mark Tremonti
19位 Gary Moore
20位 Steve Stevens

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