第10回 麻雀が強くなるために(その1) | 知っておきたい麻雀戦術

知っておきたい麻雀戦術

フリーで麻雀は普通にできるけれども、なかなか勝ちきれない人に、
リアル麻雀で勝ち切るための技術紹介をするブログ…のはずだったのですが、
最高位戦のプロになって、プロ活動の話ばっかりになってます。
2019年からは天鳳(ネット麻雀)の話も多くなる?予定です。

<このテーマを最初から読む>



明けましておめでとうございます。

旧年は最後、さぼりまくってしまいましたが、
「一年の計は元旦にあり」(今日は2日ですが)
ということで、今度こそ頑張って更新していきたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。


まずは新年にふさわしく、

今年こそ麻雀に強くなるぞ!

というテーマで始めましょう。


色々なところで書かれていることですが、麻雀が強くなるために、強い人がやっている方法は成績をつけることです。

この方法は全てのギャンブルに有効です。

私は仕事で麻雀をしているので、もちろん日々の成績はつけていますが、それ以外にパチンコも全ての成績をつけています。

今のところその気はありませんが、もし他のギャンブルを本気でやろうと思ったら、必ず成績はつけるつもりでいます。

そのぐらいこの方法は有効です。


できるだけ細かくつける方がいいのですが、
続かないと意味がないので、その辺は皆さんで調整して下さい。


まず、絶対に記録してほしいのが、「場所」「収支」です。

収支は当然として、「場所」というのは、要するにルールです。

いつも同じ雀荘でやっている人は問題ありませんが、
それでも仲間うちのセット麻雀に誘われることもあると思います。

その時の収支は別枠で数えて下さい。

麻雀は相手やルール・雰囲気等が大きく収支に関わるゲームです。
長くつけていると、自分の適性が分かってきます。


次に打回数、できれば着順回数まではつけてほしいです。

どの位の長さが自分に適しているか、測る資料にもなりますし、
長く楽しみたいのに、最初は良くても、後で悪くなるイメージを持っている人は、長い勝負に強くなるヒントがつかめていくと思います。

メモ帳を使うのもいいですが、
モバイルにメモっていくのが一番いいと思います。

例えば
13/4121/3441/1123/1424/1324
みたいな感じです。(/は場所替え)

フリー雀荘は大抵着順をシートにつけているので、
全部終わった後にメンバーに聞いてみるのもいいと思います。
(雀荘によっては、トップだけ、1・2着だけのところもあるので要確認!)


その次におススメなのは、ゲーム(半荘)ごとの成績と、チップ(ご祝儀)の成績を分けることです。
セット麻雀だと比較的簡単ですが、フリーだと結構大変な作業です。
私も一時期ここまではつけていましたが、相当大変なので、
かなりまめな人じゃないと挫折する可能性が高いです。

実際私も半年・1000半荘ちょいで「大体の傾向は分かったからもういいか」って感じになりました。
もちろんその後も成績はつけ続けています。

当時私はメモ帳でやっていましたが、さっきの例で言うと、こんな感じです。
A24.5・C13/D26・A28・B4・・・
1234着をABCDでつけて、実際の収支を数字にします。
最後に精算した時の収支と、つけた収支の差がチップの成績になるわけです。
ゲーム代の計算は簡単ですよね。

後はエクセルとかの表計算ソフトでやると楽にできます。

最後に、対戦相手によって分けて成績をつけることです。
やったことはないですが、相当大変そうです。
差し馬のある麻雀ではこっちの方が重要かもしれません。

あ、もちろんそういう麻雀をやる人は差し馬の成績も別途つけましょう。

この人の下家では成績が悪いとか、
そういう傾向がつかめるまで続けられたら大変な情報ですが、
なかなか大変だと思います。

私がここまでやるとしたら、対戦相手にアルファベットのあだ名をあらかじめつけておいて、
(例えばSは寿司屋の○○さん、Uはうるさい××さん・Bはブンブン丸の△△さんなど)
上家・対面・下家の順にSUB-A24.5みたいにつけると思います。

フリーだったら絶対アルファベット26種類じゃ足らないけど、その日の分くらいは持つと思います。
しかし、帰り道にすぐ整理するくらいマメじゃないと続かないでしょうね。


とにかくやるだけやってみて、無理そうなら着順だけでもつけ続けて下さい。

それもダメなら回数だけでもいいし、最悪、収支のみでもいいです。

とにかく継続することが大事です。やるだけの効果は確実にあります。


やったことのない人は今年から是非始めて下さい。

だいたい1000半荘あれば、ほとんど必ずといっていいほど強くなるはずです。

最初の1000半荘より次の1000半荘、その次の1000半荘と3つ比べると、
最初が悪いほど、劇的にアップします。

少なくとも最初の1000半荘でゲーム代以上に負けている人は、
私のブログを見ながら収支をつけるだけで、最後の1000半荘はゲーム代以内に収まっているはずです。

この方法が本当に効果があるのはせいぜい3000半荘くらいまでですが、
惰性で負けるのを防ぐ効果があるので、その後も収支だけはつけ続けて下さい。

特に負けている人は最初はつらいかもしれませんが、
信じてつけ続けていけば、必ず結果はついてきますので、
あきらめないで、収支だけでもつけて下さいね。



ところで、今後の更新ですが、
だいぶテーマが溜まっているので、
カテゴリ分けしながら、色んなテーマにチャレンジしていこうと思っています。

そんなわけで、どうせ守れない次回予告は廃止します。

その代わり、更新ペースは飛躍的に上げるつもりなので、よろしくお願いします。


2014年がみなさんにとって、いい年でありますように。

本年も当ブログと麻雀大鳥をよろしくお願いいたします。



<麻雀が強くなるために(その2)も読む!>

<他のテーマを探す>