コメント数にとらわれない | 池袋駅北口の「ぐんまのやぼう」

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「ぐんまのやぼう」攻略法の研究と実践

今回はコメントの話です。この記事を読んで違和感を感じられる方も多いと思いますが、それはこの記事は「できるだけ多くの方に自分のブログを読んでいただく」という観点で書いているためで、ブログを書く目的というのはそんなに簡単に割り切れないからだと思います。

それはわかっているのですが単純化して書きます。

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アメブロを始めた頃はペタとかアクセス数とかはとうぜんとしてどれだけコメントをいただけるかも気になったものです。正直コメントをいただければうれしかったです。

オフ会のときいつも財布を忘れてしまいけっきょくごちそうになってしまうのであんまり悪く書きたくはないのですがppさんの“読むとカチンとくる”コメントでさえうれしく感じたものです。そしてお礼にppさんの“どうしようもなく恥ずかしいブログ”に一生懸命コメントしたものです。

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これも時が経つに連れてちょっと考えがかわり今はコメントというのは(以前記事にそういうタイトルで書いたと思いますが)

  「情けは人のためならず

というような考えになりました。つまりコメントをいただいたからコメントをするというのではなくて自分が興味をもった記事にコメントしていれば自分の記事に興味をもった方にコメントしていただけることもあるだろう、ということです。もっともある種のブログは興味はあってもあんまりコメントしたくない、というか読みたくないというのもあって、こういう偏狭なところが私がブログを続けられなかった理由かなと反省してます。

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コメントをいただくとうれしいというのはいいとしてコメントをたくさんいただくと自分の記事はそれだけ読まれていると錯覚するようになります。私もそう考えた時期がありました。でもそういう受け取り方は必ずしも正しくないように思います。

私が読者登録している方のなかでいちばんランキングが上位なのはskywalkerさんだと思います。skywalkerさんのランキングは私には未知の領域なのですが以前作った計算式__ランキング順位を半分にするには約1.8倍のアクセスが必要__を強引に当てはめると私の十数倍のアクセス数があると思います。でも(失礼ながら)記事についているコメント数を拝見する限りそんなに読まれているブログのようには見えません。このことについて考えてみます。

なおついでに書いておくとこういうコメント数は少ないがよく読まれていると思われるブログの特徴としてコメントする人の数が多い__つまり毎回違う方がコメントしている__というのがあるようです。

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ある程度ブログをやった方ならコメント数を増やすコツ(?)みたいなのがわかってくると思います。コメントというのはどれだけ読まれているかというよりどういう記事の書き方をしているかの反映であり、いただいたコメントに対してきちんと応対できているかの結果と考えた方がいいと思います。

極端な例をあげればこんな感じでしょう。

いいかげんなことを書く
  それは間違っているというコメントをいただけます。

自慢話をする
  オレはもっとすごいというコメントをいただけます。

だいたいこういうのを係数として自分がしたコメント数にかけたのがいただくコメントの数ということになると思います。

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しようもないいいかげんな記事を書くとコメントが増えるというのは私の過去記事でも実証されています。アクセス数の割にコメントが多かったなあと思われるのは「毛ジラミ」であり「黒木瞳さんとどんくらい...(実話)」であり「ランガード(?)の話」ですから。
記事でコケにされたから仕返ししていると思ってほしくないんですが、例えばppさんの記事なんてぜんぶそんなのばっかりです。でないと毎回毎回あんなにたくさんコメントが付くわけがありません。ただついたコメントに対するppさんの対応はしっかりしていると思います。これだけは立派だと思います。要するにまたコメントを書きたくなるような楽しいコメ返ばかりです。

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つまりいただいたコメントに対するコメ返も重要です。
正直に書くと私自身コメ返を読んでもう二度とこのブログにはコメントしないと誓ったことがいくどもあります。ですが気持ちのいいコメ返をいただいて(たぶん)いやがられるくらいコメントを連投したことはもっとたくさんあります。

ついでに書いておくと「ぐんまのやぼう」の一部の記事にはたくさんコメントがついていますが、(以前具体的に数値をあげて記事にしたように)ああいう記事は他の記事に比べて二桁アクセス数が多いのでアクセス数に対するコメント数と考えると極端にコメント数が少ない部類になります。恥ずかしい(?)内容なのでどの記事とは書きませんが「ぐんまのやぼう」とおんなじくらいコンスタントに読まれているはずなのにほとんどコメントをいただけていないという記事もあります。

前記事に書いたこととも共通するのですがある程度読んでもらえる記事というのはアメブロの会員でない方も読んでいらっしゃるわけでそういう方がコメントするというのは心理的なハードルもあるでしょう。そうすると読んでいただいている方の数に対するコメントをいただく数の比率というのは記事が読まれていれば読まれているほどだんだん低下していくものだと思います。

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でもいくらある程度読んでいただけているという感触があってもコメントがないのは寂しいものですし世間体も悪いです。たまには景気付けに「突っ込みどころ満載」というような記事を書いてみてもいいとは思います。そういう記事の書き方はppさんのどうしようもないブログがたいへん参考になると思います (^^)

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今自分のブログをできるだけ多くの方に読んでいただくためにはどうしたらいいかということを考えているのですが、コメント数というのは読んでいただいているかどうかとはあんまり関係ないということになるとじゃあコメント欄を閉じてしまってもいいではないかという考えも出てくると思いますが、私はこれはやめた方がいいと思います。

自分が正しいと思って書いていてもそれがほんとうに正しいかどうかはわからないわけで誤りの指摘あるいは問題の捉え方や扱い方について別の意見もあるでしょうし、そういうコメントは自分のブログの質を高めるためにはとても貴重なものだと思います。また自分にはとるに足らないと思っていることでも人によってはとても重要なことだってあるでしょう。まあコメントでぷっつんしてブログをやめた人間の書くことじゃありませんが (^^;;

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さて最初の話にもどって「情けは人のためならず」のことです。

コメントをいただくのはたいへんうれしいことですが、そうだったら自分も記事を拝見したらできるだけコメントすべきでしょう。ただ世の中いろんな方がいらっしゃるわけで私みたいに後先考えずにコメントしているとひどいめにあうこともあります。ブログを始めた頃はこれでしばらくたちなおれないくらい悲惨なことになったことがあります。こういうのはバカな私も少しは学習しました。これについてもことわざが参考になると思います。

  「類は友を呼ぶ

あるいは

  「朱に交われば赤くなる

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なお誤解のないように書いておきますが私はppさんが大好きです。財布を忘れたからと言っても「ああ、いいよ!」と気軽におごってくれる気前のいい人ってそうそういませんから。

余談

そう言えばppさんが昔ブログはどうあるべきかという記事を書かれていたのを思い出しました。内容は「こういうブログはくだらん」というものだったんですが....

珍しく有意義で参考になる話だったので

  「感銘を受けました。私の記事でもリンクはらせてください。」

とお願いしたら

  「ぜったいダメ!」

と断られました。

小耳に挟んだ話じゃなんでもその記事が原因でブログのお友達を何人も失ったらしいです。

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  「情けは人のためならず(コメントについて考えてみました)編集