柏木むつきです。
(YOUKYOUカフェに込めた想いはこちらです)
(2022年2月加筆)
私は生徒との対話の中で、
生徒が「自分の力」で未来を切り拓こうとしていく過程を
応援することが大好きでした。
例えば委員会活動(懐かしい言葉!)。
委員の生徒一人ひとり(小さい学校だったので15人ほどでしたが)
と面談しながら、
その生徒にとっての「目標」を聴いて。
その「目標」をどう行動に落とし込むのかを一緒に考えて。
それを毎月、フォローしていく。
直接お話したり、手紙に書いたり、
時には担任の先生に伝えてもらったり、
上級生に伝えてもらったり…。
(ここぞというときには喝を入れたり生徒はこれが怖かったらしい…)
そうやって、少しずつ、少しずつ
子どもが「自らの力」で変わっていこうとする
その瞬間瞬間の「表情」が大好きで。
あぁ、この仕事は天職なんだなぁ…
ずっとずっと続けていきたいなぁ…
と思っていたんですね。
結果としてこんなにも大好きでたまらない仕事を辞めて、
現場を離れてしまったのは。
この天職での経験を
一人でも多くの方にお伝えしたくて。
一人でも多くの方に知ってもらいたくて。
一人でも多くの方に実感してもらいたくて。
それが生徒への恩返しだから。
私にできる精一杯の恩返しだから。
場所も出会う人も変わったけれど、
私の「芯」は変わりません。
「想い」の根っこは変わりません。
養護教諭、やってて良かったな…
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