パッケージデザインによる牛乳の販売戦略の分類 | ネットショップ運営者を目指すoyamaのブログ

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マーケティングやウェブ制作者の視点から、日々の気づきや、様々な話題を取り上げようと思います。

確か津波でダメになって今は持ってないのだけど、ザ・コピーライティングという本にスーパーマーケットの商品売り場では何千・何万という商品があなたの目を引こうと熾烈な争いをしているという趣旨の例文があったと思う。それでしばらく前にスーパーの牛乳り場でパッケージデザインを見比べて気づいたことをちょっと書いてみようと思います。


なぜ牛乳を比較するのか?

牛乳は、ほとんど同じ形の容器で売られ、中身を見ることや香りを確かめることもできません。なので消費者はパッケージデザインで選ぶしかありません。CMを打つことができる大手の商品以外はパッケージデザインだけで消費者に訴えかけているといえるでしょう。


牛乳はパッケージデザインで大きく4つに分けられる


ではどんな分類ができるか?

まず第一に挙げられるのは大手。彼らのパッケージデザインはシンプルかつスタンダードだけどちゃんと差別化している。CMによるイメージアップ、ブランドによる信頼で売っているんでしょうね。


第二に挙げられるのはスペック表記のデザイン。カルシウム何百㎎入っているとか数字を前面に出しています。メリットが分かりやすく他の商品と比較しやすく、個人的には好感が持てます。


第三に挙げられるのは農場や牛の写真やイラストを使ったデザイン。牧歌的で自然豊かなイメージが売りです。具体的にどこが優れているか説明できないけどなんとなく高くても妥当な価格と思わせてしまうものがあります。スペック表記のデザインとは正反対の考え方ですね。


第四に挙げられるのはパッケージデザインにコストをかけずに低価格で売っているものです。パーケージは二~三色刷りで圧倒的に安い価格で、大量に売られていました。


やっぱり差別化って大事ということ。

すごく身近なところでマーケティングの考え方が見える感じがして面白かったです。素人による考察ですから、専門の方による突込みとかいただけたらありがたいです。


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