ネット上に溢れる差別表現と人権侵害問題と、解放同盟に脅かされてる二階堂 その1
まずはじめに。
『改訂版 実例・差別表現 』 という本を書いた堀田貢得氏の発言が波紋を呼んでいる。
メディア倫理なきブログ「炎上ならまだいい」 ジャーナリスト堀田氏に聞く(上)
「人権団体が一番恐れるのはネットだ」 倫理なきブログ、堀田氏に聞く(下)
(リンク先はiza内ビジネスニュース)
このニュースを取り上げているブログやBBSなどを読んでみると、大体がこの堀田氏の発言に対して批判的なように見受けられる。
■例
・お前らこそが言葉狩りでジャーナリズムを腐らせた張本人だろう(笑)
・雑誌やTVは既得権益を侵されるからネット嫌い(笑)
・ネット住人は部落(朝鮮)差別をしているんじゃない。差別利権に対しておかしいと言っているだけだ。
で、オレも最初はこうした意見と同様の言葉が頭に浮かんだ。
だがよ~くソース元の記事を読んで欲しいんだが、この記事って 「堀田氏に聞く」 と題しているクセに、匿名記者の書いた部分が多すぎて、正直どの部分を堀田氏が喋ったのか分かり辛い構成になっている。(この匿名記者ってのがポイントなので覚えておこう)
とりあえず、試しにハッキリと堀田氏の発言だとわかる部分だけ引用してみようか。
<iza内インターネットニュース より、堀田氏自身の発言部分だけ引用>
「炎上するくらいならまだいい。今後は人権団体が糾弾に乗り出してくることもあり得る」
堀田氏によれば、特に目立つのは部落差別のほか、在日韓国・朝鮮人差別だという。
堀田氏によれば、新聞、雑誌、書籍、テレビなど既存メディアの場合は、公表前に社内でさまざまなチェック体制を通過していくが、ネットではこのような機能は働かない。「こうした状況が人権侵害の要因になっていることは間違いない」という。
堀田氏は「救済の法律はできたが、ネット上での差別表現、差別扇動は何も変わっていない」と指摘する。
堀田貢得氏(67)は「人権団体が今、いちばん恐れているのはインターネットだ」と話す。
「かつて、人権団体は既存メディアの差別表現だけを監視していればよかった。既存メディアの差別表現を糾弾すれば、ある程度は収拾が着いた。しかし、いまやブログ時代に入り、ネット上の差別問題は新たな段階に入った」(堀田氏)
堀田氏は「芸能人から一般人までがブログをつづる現在、書き手に差別についての基本的な人権感覚がないと、どんな差別表現が飛び出してくるか分からない。ネットのボーダレス性、影響力を考えると、人権団体の監視も今後いっそう厳しくなる。差別表現を指摘し、抗議する段階に至れば、既存メディア以上の大規模な糾弾を招きかねない」
その上で「インターネットの成熟期を迎えた今、こうした人権団体がネット上の差別表現、差別扇動に沈黙を続ける保証はまったくなくなった」と警鐘を鳴らす。
堀田氏は「もちろん、インターネットはグーグルのように世界の叡智に瞬時に、無料でアクセスできるような素晴らしい世界をもたらした。しかし、ネットには影の部分が存在することも認識するべきだろう」と指摘した上で、同書をこう結んでいる。
《そこに「倫理」が喪失すれば、ネット、ウェブ社会は人間にとって背信のメディアに成り下がってしまうことを肝に銘じなければならない。残念ながら現状のネット社会には、世論を形成し、体制を動かすパワーは存在しない。ジャーナリズムが存在しないからである》
(※堀田氏の著書から引用している部分)
とりあえずざ~~っとでいいから斜め読みして欲しいんだけれども、この堀田氏の発言だけを抜き出してみると、実は "ごもっともなこと" しか言っていないのである。
問題があるとすれば、最後の堀田氏の著書から引用してきた部分だけが少々乱暴なくらいだ。
「ネットにジャーナリズムが存在しないから、世論を形成し体制を動かすパワーも存在しない」 というこの部分は、恐らく長く雑誌メディアで活躍してきたからこそのプライドから発せられたものだと見受けられる。
ただこれにしても 「存在しない」 と断定しているからおかしいというだけで、頭に 「一部の例外を除いて」 とでも付け加えておけば文句を言う隙のない正論と化すように思う。
しかしまあせっかくツッコミ所を残してくれているのだから、有り難くその部分にだけはツッコミを入れさせていただく。
例えばネットに拠点を置くジャーナリスト代表として二階堂 を例に挙げてみよう。彼は雑誌やTVがライブドアの名物社長だった堀江を新時代の旗頭として無条件に持ち上げていた頃から、堀江のやり方はおかしい、あいつはダメだと言い続け、G組だの何だのとの接点や裏取引なんかについて暴き立てていた。
これについてはぶっちゃけ私怨が発端になっている気もしないでもないが(笑)、しかし実際に堀江はダメダメなことをやらかしていて、それが明らかになって逮捕されるまでに至ったのだから結果オーライだろう。
そして堀江逮捕目前という時期になって、やっと2年遅れで各マスコミが一斉に堀江叩きに回ったのである。
連中はそれまで二階堂の孤軍奮闘を見て見ぬふりをしていただけで、絶対に勝てると踏んでから後追いで "美味しい汁を吸いに来ただけの存在" だ。
しかも裏では 「しょせんネットwww」 と陰口を叩いているクセに、色々な民放局や大手雑誌の記者がこのオレにまで 「ライブ関連で何か情報なあい?」 と猫なで声で擦り寄ってきやがった。情報の精度や量ならオレみたいなインチキお祭り屋じゃなく二階堂本人に問い合わせればいいのにご苦労なことだ。
そしてその後、TV・雑誌などのいわゆる大手マスコミは、危ないネタはまずネットにやらせるという方針になってしまった。普段は 「ネットに何ができんのwww」 と小バカにしているクセに、本当に命の危険を感じるようなネタはネットが先行するのを待ち、それをソースとして白々しく取り上げるのである。
ぜひ堀田氏に聞いてみたいのだが、このライブドア騒動等の具体例を挙げたとき
雑誌やTVのどこにジャーナリズムがあったと言えるのだろうか?
二階堂以上に命がけで、長い期間に渡ってライブドアを追い続けて、実際に結果を出したジャーナリストが雑誌やTVの世界にいたのか?途中参戦組ならば覚悟決めて追っていた人が僅かにいたが、そもそものキッカケを作って結論が出るまで地道に頑張り続けたのは誰だ?
こうしたことから、オレは堀田氏の著書に書かれているという一文に関しては、堀田氏のプライドや個人的な感情から発せられたものだとしか思えない。申し訳ないが堀田氏には "一部の例外として存在しているネットジャーナリズム" が見えていない。
だが、その他の部分に関しては堀田氏の言い分は決して間違っておらず、むしろ堀田氏は個人サイトや2ちゃんユーザーに対して 「無知は身を滅ぼす」 と警告してくれているのである。
確かにニュース板に張り付いている2ちゃんねらーや暴論系ブロガーの発言には、全く裏事情や歴史を知らない無知な内容が多く見受けられる。マジメに勉強して、その成果としてしっかりした意見を言えている人間などごく僅かでしかない。
と、偉そうなことを言っているオレもまた無知なブロガーのひとりである。普通の人間よりはちょっと勉強しているとは思うが、それでも学者など専門職の人間には知識量で絶対に敵うわけがない。所詮は頭でっかちな素人が暴論を吐いているだけというレベルだろう。
堀田氏は 『小学館で「週刊ポスト」編集長代理などを歴任。その後、同社の出版物について、部落問題をはじめ障害者問題、民族問題、性に関する問題などの差別表現のチェックや訴訟などを担当する編集総務部長を10年間務めた。』(上記izaから) という自身の経験から、そういう連中に対して 「人権団体がどういう連中がわかってんのか?もっと倫理について真剣に考えろ!」 と言っているのだ。
無知な人間が調子に乗って 「これだから部落は!」 とか 「また在日か!」 などと迂闊な発言をすれば、それは無実の弱者をよってたかって袋叩きにすることに繋がってしまう。万が一そうでもなれば、人権団体に "正当な理由" を与えることになる。
堀田氏はそれを危ないと言っているだけなんじゃないのか?
これってむしろ感謝すべき "年長者からのお説教" ってだけなんじゃないの?少なくともオレにはそうとしか読めないぞ?自分自身がそういう連中を相手にガードを固める作業に明け暮れていたからこそ、今のネット社会が危なく見えるんだろ?
だからこの記事に対してオレらは 「勉強になります、ありがとうございました」 と言わねばならないはずだ。それが日本人の美徳である礼ってヤツではないのか?
そもそもオレはこういう爺さんの説教に対して (軽く聞き流すにしろ真剣に聞くにしろ) 上手に対応できない人間は未熟だと考えている。年長者の経験ってのは若い世代からすれば貴重な財産なんだし、多少のピント外れな部分には軽く反論しておく程度にして、「学ばせてくれたことに感謝します」 という姿勢になるべきだ。そうやって上の世代から知恵や知識を受け取って成長して行くってのが人間だろうに。
ただし!今回のこの堀田氏へのインタビュー記事には、堀田氏の発言の内容を読み取り辛くしている戦犯がいる。それが誰かと言うならば、ずばりizaの匿名記者だ。
こんな内容の記事なのに匿名で自分の思想をチョコチョコと書き加え、それを堀田氏の発言内容とゴチャゴチャにしてみせた男気にうっかり惚れそうになる。堀田氏の発言内容を台無しにして、多くのネットユーザーにいらぬ誤解を招いたのはこの匿名記者の責任だ。
ジャーナリズムが存在しないとは、メディア倫理が存在しないことにほかならない。(イザ!編集部)
うるせえよバカ!じゃあまずはテメエが実名でリスクを背負って発言しやがれクソ野郎!産経を隠れ蓑にして、経験豊富な年長者の意見を笠に着て、匿名で意味不明のネット叩きをしているお前のどこにジャーナリズムがあんだよ!それがメディア倫理(笑)だとでも言うんかボケ!
というわけで、「皆さん叩く相手を間違えてますよ?」 というお話でございました。
そして話はガラリと変わって、部落解放同盟が二階堂豹介を恫喝しているという問題にスライドしよう。堀田氏が 「人権団体はあぶねえぞ!」 と警鐘を鳴らす中、なんともタイムリーな話だ。
■参考リンク
・二階堂ドットコム内の該当記事
・部落解放同盟関東連合会人権擁護推進協議会神奈川本部オフィシャルサイト内の該当記事
今回はね、本当は堀田氏の発言についてだけ取り上げるつもりだったのよ。それがネット上のジャーナリズムという点について語る際に、たまたまチラリと二階堂を見てみたらコレだもの。
オレはあまりのタイミングに、この一連の流れは二階堂・産経・解放同盟による壮絶なマッチポンプなんじゃないかと疑ったね。
と、このまま調子よくダダ~っと書いてやろうかと思ったんだが、ちょいと長くなってきたので今回はこの辺で。
■予習という名の次回予告
・部落解放同盟に脅かされた二階堂
・脅かしている(としか思えない)解放同盟の人
・解放同盟の人のソースは毎日新聞とサイバッチと昔から二階堂に粘着していることで有名な野田と元オウム信者www
おいおい、なんか予告だけで早くもグダグダだよ…。
『改訂版 実例・差別表現 』 という本を書いた堀田貢得氏の発言が波紋を呼んでいる。
メディア倫理なきブログ「炎上ならまだいい」 ジャーナリスト堀田氏に聞く(上)
「人権団体が一番恐れるのはネットだ」 倫理なきブログ、堀田氏に聞く(下)
(リンク先はiza内ビジネスニュース)
このニュースを取り上げているブログやBBSなどを読んでみると、大体がこの堀田氏の発言に対して批判的なように見受けられる。
■例
・お前らこそが言葉狩りでジャーナリズムを腐らせた張本人だろう(笑)
・雑誌やTVは既得権益を侵されるからネット嫌い(笑)
・ネット住人は部落(朝鮮)差別をしているんじゃない。差別利権に対しておかしいと言っているだけだ。
で、オレも最初はこうした意見と同様の言葉が頭に浮かんだ。
だがよ~くソース元の記事を読んで欲しいんだが、この記事って 「堀田氏に聞く」 と題しているクセに、匿名記者の書いた部分が多すぎて、正直どの部分を堀田氏が喋ったのか分かり辛い構成になっている。(この匿名記者ってのがポイントなので覚えておこう)
とりあえず、試しにハッキリと堀田氏の発言だとわかる部分だけ引用してみようか。
<iza内インターネットニュース より、堀田氏自身の発言部分だけ引用>
「炎上するくらいならまだいい。今後は人権団体が糾弾に乗り出してくることもあり得る」
堀田氏によれば、特に目立つのは部落差別のほか、在日韓国・朝鮮人差別だという。
堀田氏によれば、新聞、雑誌、書籍、テレビなど既存メディアの場合は、公表前に社内でさまざまなチェック体制を通過していくが、ネットではこのような機能は働かない。「こうした状況が人権侵害の要因になっていることは間違いない」という。
堀田氏は「救済の法律はできたが、ネット上での差別表現、差別扇動は何も変わっていない」と指摘する。
堀田貢得氏(67)は「人権団体が今、いちばん恐れているのはインターネットだ」と話す。
「かつて、人権団体は既存メディアの差別表現だけを監視していればよかった。既存メディアの差別表現を糾弾すれば、ある程度は収拾が着いた。しかし、いまやブログ時代に入り、ネット上の差別問題は新たな段階に入った」(堀田氏)
堀田氏は「芸能人から一般人までがブログをつづる現在、書き手に差別についての基本的な人権感覚がないと、どんな差別表現が飛び出してくるか分からない。ネットのボーダレス性、影響力を考えると、人権団体の監視も今後いっそう厳しくなる。差別表現を指摘し、抗議する段階に至れば、既存メディア以上の大規模な糾弾を招きかねない」
その上で「インターネットの成熟期を迎えた今、こうした人権団体がネット上の差別表現、差別扇動に沈黙を続ける保証はまったくなくなった」と警鐘を鳴らす。
堀田氏は「もちろん、インターネットはグーグルのように世界の叡智に瞬時に、無料でアクセスできるような素晴らしい世界をもたらした。しかし、ネットには影の部分が存在することも認識するべきだろう」と指摘した上で、同書をこう結んでいる。
《そこに「倫理」が喪失すれば、ネット、ウェブ社会は人間にとって背信のメディアに成り下がってしまうことを肝に銘じなければならない。残念ながら現状のネット社会には、世論を形成し、体制を動かすパワーは存在しない。ジャーナリズムが存在しないからである》
(※堀田氏の著書から引用している部分)
とりあえずざ~~っとでいいから斜め読みして欲しいんだけれども、この堀田氏の発言だけを抜き出してみると、実は "ごもっともなこと" しか言っていないのである。
問題があるとすれば、最後の堀田氏の著書から引用してきた部分だけが少々乱暴なくらいだ。
「ネットにジャーナリズムが存在しないから、世論を形成し体制を動かすパワーも存在しない」 というこの部分は、恐らく長く雑誌メディアで活躍してきたからこそのプライドから発せられたものだと見受けられる。
ただこれにしても 「存在しない」 と断定しているからおかしいというだけで、頭に 「一部の例外を除いて」 とでも付け加えておけば文句を言う隙のない正論と化すように思う。
しかしまあせっかくツッコミ所を残してくれているのだから、有り難くその部分にだけはツッコミを入れさせていただく。
例えばネットに拠点を置くジャーナリスト代表として二階堂 を例に挙げてみよう。彼は雑誌やTVがライブドアの名物社長だった堀江を新時代の旗頭として無条件に持ち上げていた頃から、堀江のやり方はおかしい、あいつはダメだと言い続け、G組だの何だのとの接点や裏取引なんかについて暴き立てていた。
これについてはぶっちゃけ私怨が発端になっている気もしないでもないが(笑)、しかし実際に堀江はダメダメなことをやらかしていて、それが明らかになって逮捕されるまでに至ったのだから結果オーライだろう。
そして堀江逮捕目前という時期になって、やっと2年遅れで各マスコミが一斉に堀江叩きに回ったのである。
連中はそれまで二階堂の孤軍奮闘を見て見ぬふりをしていただけで、絶対に勝てると踏んでから後追いで "美味しい汁を吸いに来ただけの存在" だ。
しかも裏では 「しょせんネットwww」 と陰口を叩いているクセに、色々な民放局や大手雑誌の記者がこのオレにまで 「ライブ関連で何か情報なあい?」 と猫なで声で擦り寄ってきやがった。情報の精度や量ならオレみたいなインチキお祭り屋じゃなく二階堂本人に問い合わせればいいのにご苦労なことだ。
そしてその後、TV・雑誌などのいわゆる大手マスコミは、危ないネタはまずネットにやらせるという方針になってしまった。普段は 「ネットに何ができんのwww」 と小バカにしているクセに、本当に命の危険を感じるようなネタはネットが先行するのを待ち、それをソースとして白々しく取り上げるのである。
ぜひ堀田氏に聞いてみたいのだが、このライブドア騒動等の具体例を挙げたとき
雑誌やTVのどこにジャーナリズムがあったと言えるのだろうか?
二階堂以上に命がけで、長い期間に渡ってライブドアを追い続けて、実際に結果を出したジャーナリストが雑誌やTVの世界にいたのか?途中参戦組ならば覚悟決めて追っていた人が僅かにいたが、そもそものキッカケを作って結論が出るまで地道に頑張り続けたのは誰だ?
こうしたことから、オレは堀田氏の著書に書かれているという一文に関しては、堀田氏のプライドや個人的な感情から発せられたものだとしか思えない。申し訳ないが堀田氏には "一部の例外として存在しているネットジャーナリズム" が見えていない。
だが、その他の部分に関しては堀田氏の言い分は決して間違っておらず、むしろ堀田氏は個人サイトや2ちゃんユーザーに対して 「無知は身を滅ぼす」 と警告してくれているのである。
確かにニュース板に張り付いている2ちゃんねらーや暴論系ブロガーの発言には、全く裏事情や歴史を知らない無知な内容が多く見受けられる。マジメに勉強して、その成果としてしっかりした意見を言えている人間などごく僅かでしかない。
と、偉そうなことを言っているオレもまた無知なブロガーのひとりである。普通の人間よりはちょっと勉強しているとは思うが、それでも学者など専門職の人間には知識量で絶対に敵うわけがない。所詮は頭でっかちな素人が暴論を吐いているだけというレベルだろう。
堀田氏は 『小学館で「週刊ポスト」編集長代理などを歴任。その後、同社の出版物について、部落問題をはじめ障害者問題、民族問題、性に関する問題などの差別表現のチェックや訴訟などを担当する編集総務部長を10年間務めた。』(上記izaから) という自身の経験から、そういう連中に対して 「人権団体がどういう連中がわかってんのか?もっと倫理について真剣に考えろ!」 と言っているのだ。
無知な人間が調子に乗って 「これだから部落は!」 とか 「また在日か!」 などと迂闊な発言をすれば、それは無実の弱者をよってたかって袋叩きにすることに繋がってしまう。万が一そうでもなれば、人権団体に "正当な理由" を与えることになる。
堀田氏はそれを危ないと言っているだけなんじゃないのか?
これってむしろ感謝すべき "年長者からのお説教" ってだけなんじゃないの?少なくともオレにはそうとしか読めないぞ?自分自身がそういう連中を相手にガードを固める作業に明け暮れていたからこそ、今のネット社会が危なく見えるんだろ?
だからこの記事に対してオレらは 「勉強になります、ありがとうございました」 と言わねばならないはずだ。それが日本人の美徳である礼ってヤツではないのか?
そもそもオレはこういう爺さんの説教に対して (軽く聞き流すにしろ真剣に聞くにしろ) 上手に対応できない人間は未熟だと考えている。年長者の経験ってのは若い世代からすれば貴重な財産なんだし、多少のピント外れな部分には軽く反論しておく程度にして、「学ばせてくれたことに感謝します」 という姿勢になるべきだ。そうやって上の世代から知恵や知識を受け取って成長して行くってのが人間だろうに。
ただし!今回のこの堀田氏へのインタビュー記事には、堀田氏の発言の内容を読み取り辛くしている戦犯がいる。それが誰かと言うならば、ずばりizaの匿名記者だ。
こんな内容の記事なのに匿名で自分の思想をチョコチョコと書き加え、それを堀田氏の発言内容とゴチャゴチャにしてみせた男気にうっかり惚れそうになる。堀田氏の発言内容を台無しにして、多くのネットユーザーにいらぬ誤解を招いたのはこの匿名記者の責任だ。
ジャーナリズムが存在しないとは、メディア倫理が存在しないことにほかならない。(イザ!編集部)
うるせえよバカ!じゃあまずはテメエが実名でリスクを背負って発言しやがれクソ野郎!産経を隠れ蓑にして、経験豊富な年長者の意見を笠に着て、匿名で意味不明のネット叩きをしているお前のどこにジャーナリズムがあんだよ!それがメディア倫理(笑)だとでも言うんかボケ!
というわけで、「皆さん叩く相手を間違えてますよ?」 というお話でございました。
そして話はガラリと変わって、部落解放同盟が二階堂豹介を恫喝しているという問題にスライドしよう。堀田氏が 「人権団体はあぶねえぞ!」 と警鐘を鳴らす中、なんともタイムリーな話だ。
■参考リンク
・二階堂ドットコム内の該当記事
・部落解放同盟関東連合会人権擁護推進協議会神奈川本部オフィシャルサイト内の該当記事
今回はね、本当は堀田氏の発言についてだけ取り上げるつもりだったのよ。それがネット上のジャーナリズムという点について語る際に、たまたまチラリと二階堂を見てみたらコレだもの。
オレはあまりのタイミングに、この一連の流れは二階堂・産経・解放同盟による壮絶なマッチポンプなんじゃないかと疑ったね。
と、このまま調子よくダダ~っと書いてやろうかと思ったんだが、ちょいと長くなってきたので今回はこの辺で。
■予習という名の次回予告
・部落解放同盟に脅かされた二階堂
・脅かしている(としか思えない)解放同盟の人
・解放同盟の人のソースは毎日新聞とサイバッチと昔から二階堂に粘着していることで有名な野田と元オウム信者www
おいおい、なんか予告だけで早くもグダグダだよ…。