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女性は 由美子で・・・ 男性は 俺の親友 ハヤトだったのだ・・・。
俺は 声も出なかった。
頭の中が 真っ白になった。
俺は 悲しいことに その場に ただ 立ち尽くすだけだった。
由美子は ハヤトと 愛し合ったままの姿で 俺を 冷たい目で 睨みつけた。
そして 快感のためか 少し アエギながら しかも 冷たく言い放った。
「 連絡も入れないなんて 約束違反。 早く 私の部屋から 出て行って・・・。 」
ハヤトと 愛し合ったままの姿で 俺に 部屋から 出て行けと 冷たい感じで 言い放ったのだ。
ハヤトは 俺の方に 視線を向けず 少しでも 裸の身を隠そうとしていたようだが 由美子が ハヤトを 強く抱きしめて 離さなかった。
本来なら・・・、このような場合 二人を 睨みつけるのは 俺では ないだろうか？
二人を 怒鳴りつけて 殴りかかっても 許されるのではないだろうか？
俺の 頭の中は 真っ白で しかも パニック状態だった。
激しく 興奮している状態でもあった。
激しい嫉妬と 異様な興奮が 俺を 包み込んでいた。
しかし 目の前の 由美子は 反省どころか 相変わらず 冷たい視線で 俺を 睨みつけていた。
素っ裸で ハヤトと 結合したままの姿で・・・だ。
俺の存在を知った後も 二人は 愛し合うことを 止めなかった。
ハヤト というよりは 由美子が ハヤトを 離さず 行為を 止めさせなかったのだ。
愛し合う行為 そのものでも 完全に 由美子が ハヤトを リードししているようだった。
（ つづく ）
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