◆「余命」宣告◆ | 幸せな就職転職・働く人生(キャリア)~大阪のキャリアコンサルタント木村典子

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就転職・仕事の悩み解決7000人以上、キャリア関連セミナー・研修の実績2000件以上。指導者レベルの国家資格1級キャリアコンサルティング技能士も所持し、5雇用形態と20職種・白血病克服のキャリアコンサルタント木村典子が、「幸せキャリア」のヒントを綴ります

幸せな就職へキャリア・コンサルタント木村典子です


~明日が来ることは奇跡です。それを知っているだけで、日常は幸せなことだらけで溢れています~


「余命1ヶ月の花嫁」を観た友人が一番印象に残ったと言っていたセリフです。


まさに、白血病闘病の経験から、私が実感ていることと同じひらめき電球


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以前は、勘違いしてました。


明日と言う日は、必ず来るって。

来年と言う年も、必ず来るって。


60歳の自分も、70歳の自分も、普通に存在するって・・・。


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36歳で、私の人生は終わるところでした。


2001年9月11日、急性骨髄性白血病で緊急入院。


突然、私の「余命」は、何日単位、何時間単位でカウントダウンされ始めました。


緊急入院の翌日から抗がん剤投与開始。その3日後には、間質性肺炎になり、投与中止。


「3日間がヤマです。会わせたい人がいたら、ご本人が話せる内に呼んでください。」


そんなこと、医師から言われてたらしいです。


私はと言うと、40度を超える高熱にうなされ、酸素マスクをしていても、息苦しい。寝返りを打つ体力さえもない。


ベッドサイドに置かれたポータブルトイレ。

ほんの2~3歩。


それが歩けない。ベッドから自力で起き上がれない。


「トイレに行きたい」


そう思ってから、まず横向きに寝返りを打つまで、2~3分かかり、


ナースコールを押し、看護師さんに引っ張り上げてもらって、起き上がり、支えられながら、ポータブルトイレへ。


パジャマのズボンを自分で下ろす体力もなく、看護師さんに下ろしてもらい、、、。”恥ずかしい”なんて気持ちが、浮かぶ「余裕」は、ない。


今でも鮮明に思い出せます。

あの時の苦しさ。


死が目前の苦しさって、あんな感じなのかなって。


ありがたいです。

3日後、投与された薬が飛躍的に効き、肺炎から回復。アップ


その後も、、、これと同レベルの生命の危機が、1年を超える入院生活の中、2度ありました。


・・・・・・・・・・

「今日」と言う日は、奇跡なのです。


「今」と言う時間は、奇跡なのです。


「今ある命」で、「働ける位に健康な心身」があることは、奇跡なのです。


音譜「働く」って、なんて幸せで、素晴らしいことなんでしょう。


今ある命で、世の中に役立つ”価値”を提供できる、、、、、、それが「働く」と言うこと。


・・・・・・・・・・・・


「余命」宣告。


限りある命を生きる私たち。


実は、、、、


生まれた時から、

「余命」は宣告されているのです。


かげかえのない「今」と言う時間、、、、あなたは、どうお過ごしですかはてなマーク


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