ドラマ「コードブルー」最終回。
「命の危機」と向き合う現場。
一人ひとりが心に抱える痛み。
一つ一つのシーンが、私の過去の経験とリンクし続けました。
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墜落した航空機内で、瀕死の重傷の少年。
応急処置の痛みに耐え、やっと終わったと思ったら、「右足を今ここで切断しないと、命が危ない」と聞かされ、
「もうこれ以上痛いのはイヤだ。先生、もうほっといてくれ!」
、、、私の中で蘇る、
急性骨髄性白血病の闘病時代。
2001年9月11日、急性骨髄性白血病で入院し、抗がん剤治療5か月経った時、骨髄バンクでドナーさんが見つかりました。
しかし、当時の私には、
骨髄移植に踏み切るには、大きなリスクがありました。
それでなくとも、死のリスクがある「ハイリスクハイリターン」の骨髄移植。それに加えて、、。
抗がん剤治療で、白血球数が下がる度に、右足が赤く腫れあがり、触れるだけで飛び上がる位の痛みを持っていたのです。
利く抗生剤が見つかったので、何かの感染症と言う所までは、判明したものの、どれ程いろいろな検査を重ねても、感染源は不明のまま。
白血球数がほぼゼロになる「骨髄移植」で、再び抗生剤が利く保証はなく、右足が原因で命を失うかもしれない・・・
原因がわからないまま、
骨髄移植前に、足の手術をすることに・・・。
「手術をしたことで、普通に歩けなくなるかもしれません。」
まるで”命が助かれば、歩けなくなったっていいでしょ?”とナイフを突き付けられた想いになりました。
疲れてたんです。
その時、既に入院生活8か月。
「四角い空」しか見えない無菌室。
無菌室から一般病室に移れても、
血液内科病棟からは、出られない入院生活。
極度に下がった免疫力の体を守るため、制限だらけ。大量の飲み薬。毎日の採血。常に点滴に繋がれて。
常に、どこか痛い、かゆい、熱がある・・・。
そんな8か月。
でも、
やっぱり、人は「生きたい」と言う本能が、DNAに組み込まれてるんでしょうね。
最後に辿り着いたのは、足の手術をして、骨髄移植にトライすることでした。
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自分の命の期限を決めるのは、
自分じゃない。
命ある限り、
力いっぱい
生き抜きましょう
目の前の仕事を、楽しみながら・・・♪
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