前回の・・→ 【猫日記】白にゃ、玉を取る。１の巻
・・にて、去勢手術のために
病院へ預けられた 白にゃ は如何に？
夕方、迎えに行ってみると
無事・・先生がキャリーを抱えて出て来ました。
さすがにもう麻酔から覚め、
ややキャリーの中で暴れた様子。
どうやら オシッコももらした ようだな・・・・。
ペットシーツ敷いてあるから問題ないがー。
診察と血液検査の結果は特に問題なし。
あれだけケンカしてたから心配だったものの、
何の病気もうつされておらず、傷の方も自然治癒にまかせて大丈夫との事。
ノミ取り薬も処方されて綺麗な体となりました。
帰って来ると・・、早速 股間を確認。 何をされたか理解できぬまま、中身の無い袋を舐める。
さて、支払いを終えて帰ってきたのだけど。
実は病院の方から 書類の性別をメスにしていた というミスの連絡がっ。
その差額分の返金と、ワクチン接種の証明書を作り直すなど
翌日もちょっちゴタゴタしてしまいまった。
去勢手術に行ってメスの料金になってたという訳ですな。
内訳は・・。
三種ワクチン ４８００円
血液検査・諸診察 ５０００円
ノミ薬・フロントラインプラス １２００円
麻酔料・手術料 １０１９０円 （３７９０円返金済み）
ーーーーーーーーーーーーー
計 ２２０７０円
っとまあ・・、ぱっと見では料金 ぼってるなあ（笑） っと。
手術料自体は助成金で７５００円分相当が減額されてるのだけども、
（オスだと実費２０００円くらいまで減額されてるはず）
麻酔料の名目でそのぶん上乗せ というカラクリですな。
これで助成金無かったら所持金オーバーでした ｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡
今回は獣医師会と保健所が指定する病院である事と、近いのでここにしたが・・。
実はTNRの手術をもっと 低額でやってくれる獣医さん も居ない訳ではない。
猫ボランティアに賛同して ５０００円程度でやってくれる などの情報が
猫ボラさんのネットワークで共有されてたりもするのだ。
そういう選択肢もあるとここに書いておこう。
ただし、やはり術後のトラブルになるケースもゼロではない。
信用をとるか、料金をとるか・・・・。
十分に情報を集めてから判断して欲しい (=´ω`=）y─┛.。o○
ちなみに、これら野良状態が想定される猫に対しては
飼い猫とは異なる術式 がとられる事がある。
（麻酔薬や抜糸不要な埋没皮下縫合とかね）
だから割引されていても料金は飼い猫と変わらないケースもあるようだ。
左） 帰宅直後、血は止まったが、こびりついた血痕が痛々しい。
右） 祝(ﾟ∀ﾟ ) ｱﾋｬ 玉を偲んで今夜は飲もうぞっ！！ （私が・・）
メスだと腹を切るので術後もケージ置きして経過を観たい所だが、
オスだと縫合跡も小さいのでそこまで心配は要らない。
ひとまず2～3日は外出禁止にしつつ様子を観る事にした。
（それでも・・・脱走した彼だったが・・。）
とはいえ、当日はさすがに 耳も袋も術痕が生々しく 痛々しい。
耳の切除した部分の出血は止まっているものの、断面は赤く肉色。
そして、白猫だけにカット周囲に付いた血が目立つので、こちらも落ち着かない。
拭いてやりたいが・・・、強引に固まった血をはがすのも痛かろうし・・。
数日は傷口の様子を見ながら放置し、後で毛ごと刈ってやるとしよう。
部屋の中でキャリーから出すと、
傷口も去ることながら、漏らした自分の匂いが気になるようだ。
股間を確認しつつ全身を舐め始める彼。
そんな・・・ 白にゃ を眺めながら、
私の方はささやかな さよなら玉の宴 を開こう。
うむ、実は彼を迎えに行く前に用意してあったのだ・・。
さあ今夜は
飲むぞ
左） んむ、腫れも引いてきて縫合も異常ないようだ。
右） 今日はおとなしくしているかと思えば・・、虫相手にスパーリングを開始。
二日目。
腫れていた縫合跡もやや落ち着いた。
あのプリプリしていたシルエットも消え、後姿も寂しいものである。
何度か水を飲んではゲロゲロをしていたが、これはストレスによるものだろう。
それほど怖かったんだな。
でも午後になると食欲も戻り 外出せコール を始めたので
ベランダへ出してやった。
まだしきりと股間を気にしているものの、状態は通常営業になったようだ。
ベランダ警備をしつつ、網戸の虫にも容赦は無い。
しかしながら・・、拉致された事を警戒しているのか・・・。
あまり部屋には入りたがら無い様子が見て取れる 白にゃ。
この日はずっとベランダで過ごしていたのだった。
左） 去勢したらおとなしくなるって？ イカの強奪を試みた彼だった・・。
右） 耳の傷口もやや落ち着いた様子。 こびりついた血を拭きたいのだけど、まだ触ると痛かろう。
三日目。
あれだ・・よく去勢したら性格が変わって ウルルン になると言われているがー。
彼の場合、まだ実感は無い。
まだしばらくは残っているホルモンの影響があるのか・・。
外から聞こえる猫のケンカの鳴き声には敏感に反応している。
まあ、 白にゃ は元から無防備なほどの人懐こさなので、
そもそも元暴れん坊猫の術後と一緒にしてはいけないのかもね。
・・・なんて思ってたら。
台所からけたたましい音がっ Σ(;ﾟдﾟ)
流しにあった 「イカの煮付け」 を皿ごとひっくり返して強奪していた。
現場に駆けつけると、皿は割れ、煮汁は飛び散り、惨憺たる有様。
その中で容疑者は散乱したイカを食ってたのである
元からこんなんなので去勢の実感はまだ無いが・・。
さらに一歩 室内飼いへの段階を経られた事は喜ばしいものだ。
思えば・、昨年に ほたるさん が亡くなって後。
私の猫センサーが捕らえた 白にゃ と 黒ピー 。
最初は室内化に焦っていたが、猫はニンゲンの思惑通りには行かないと思い知らされた。
けれども・・、あっさり部屋に上がりこんでしまった 白にゃ の気まぐれ。
それがやっと一つのステップを超えて肩の荷が下りた心地だ。
はたして性格の変化はあるのか？
テリトリーの変化はあるのか？
観察すべき点は多いが～、
これからも元気に過ごしてもらいたい。
END
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