「初夏の精霊、麦と風」
麦の原に降る光、黄金溶けて輝いた、
どこかで誰かが話してたのは巨人が踏み荒らしにやって来るって酷い噂の昔の話、
美しきは初夏の太陽、
流れる水に千切れて弾ける光の数多、
〝精霊なんているのかな〟って、
探す気もないそんな口ぶり、恋人が、
感じられはしなくとも、其処彼処に宿る神々、
僕らの目に見えずとも、夕風にさえいるような、
そぼ降る雨避け閃くツバメの低空飛行、螺旋軌道に水を切る、
麦の原に捧ぐ水滴、細い雨は白い絹、
琥珀になるため実る穂は、
相変わらずに踏みつけられて、それでも高く伸びてゆく、
夏に向かって背伸びを続け、
季節に添って空へと向かう、
美しきは初夏の黄金、
水面かすめ舞うツバメ、虚空に螺旋を舞いながら、
生きし者が幻視する、水が育む穂の精を、
熱の季節は双方にて紡がれる、
【追記】
先週の金曜(⇒リンク先画像参照)、このように書きましたが、よく考えればW杯サッカーは午前7時スタートなので、更新時間に関係ありませんでした。
というわけで、通常どおり、コメント欄を開けています。
この記事であれ、今週の他エントリーであれ、ご意見、ご質問などあればどーぞ。
先週の金曜(⇒リンク先画像参照)、このように書きましたが、よく考えればW杯サッカーは午前7時スタートなので、更新時間に関係ありませんでした。
というわけで、通常どおり、コメント欄を開けています。
この記事であれ、今週の他エントリーであれ、ご意見、ご質問などあればどーぞ。
THE OCEAN DON'T SLEEP.
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