そして人生は次のステージへ(仕事を辞めます) | MY LIFE AS A PIG

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山と農業と旅を愛するAkihisaのブログです。
高崎高校→北海道大学農学部→銀行員(札幌・鹿児島・福岡・US)→旅人(日本縦断・世界一周)→大分大学医学部(編入)→明日は何処…
大分朝読書コミュニティBunDoku主宰/NPO法人NICE GWCコーディネーター/財務経営アドバイザー

※ 会社の人で読んでいる人がいたら、一応オフレコでお願いします。支店の人から徐々にリリースしてってます。


今の会社に就職を決めたときは、決めた当時なりの目標と自信がありました。

この仕事なら、色々な人や業種と関わるコトができるだろうとか、
この経済社会に対する自分の知見がずっと深まるだろうとか、
自分の成長に繋がるだろうとか、
そしてきっと、そんな全部を通してやりがいを持って働けるだろうとか…。

そんな期待が叶えられていくのを、これまでの4年半で実感してきました。
確かな手応えを感じながら、銀行員・社会人として経験を積むコトができました。
きっとこのままこの仕事を続けていくのも悪くないな、というか積極的に「良い」と言える場だな、と思えてきた今日この頃ではあります。
(→ 2011/08/21 銀行で働くということ

そんな中ではありますが、来月、2011/9末を持ちまして、今の会社を退職するコトにしました。

2011/10からは、学生に戻ります。
はい、再びモラトリアムです。すいません。
( ← 1人のモラトリアムとして社会全体に対する謝罪です)


まぁ、これまでの記事でも、事あるごとにけっこう伏線は引いてきましたよね。例えば

2009/05/06 もうすぐ30才
2009/09/20 根拠のない自信
2010/01/27 また会う日まで
2010/05/06 30歳へのカウントダウン ( ← これとか伏線どころじゃなくまんま書いてたね。笑)
2010/11/21 バイバイ鹿児島

辺りの記事で。
辞めて学生になる理由は、「今の仕事も好きだけど、でもそれよりももっと、どうしてもこの人生でやりたいコトがある」、というだけなんです。

自分の人生の原体験は、地元の子どもキャンプを始めとした「自然」「農業」「コドモ」「子どもキャンプ」…そんなあれこれにあるという認識は就活時から持っていました(自己分析-コドモ時代の行動記録表)。
でもこれまで、それらはすべて本業(学業)の外側でやってきたから、これからもその立ち位置は変えなくていいかな、と思っていたのです。
だからまずはキチンとした会社に入って(笑)、やりがいとか責任感とかをしっかりと意識しながら働いて、その外側で引続き活動ができればいいと思っていたのです。

そしてその想いを日々実現しながら、社会人になって4年間、ひたすら駆け抜けてきました。
学生時代以上に山に登って、
畑を借りて自分たちで有機農業を始めて、
相変わらず世界を飛び回って、
住んでいる街でも動いて出会って、どんどんと繋がりが広がったりしていきました。

そんな慌ただしくも充実した毎日の中、そらぷちキッズキャンプに出会ったのは、社会人1年目の終わり頃でした。
自分のブログを、キーワード「そらぷち」とかでブログ内検索かけたら、時系列に記事が出てきました。
そう、一番最初は、えんかおの紹介だったんですよね。

1 2007/10/26 今日はえんかおとごはんな日
2 2008/03/18 そらぷち
3 2008/08/13 そらぷちキッズキャンプ2008
4 2009/02/22 自分がコドモだったとき
5 2009/03/22 大切なコトは全部
6 2009/03/22 応えられた祈り
7 2009/08/05 そらぷちキッズキャンプ2009夏
8 2010/08/15 そらぷちキッズキャンプ2010夏
9 2011/01/16 そらぷちキッズからの手紙

実はもう、5の記事(2009/03/22 大切なコトは全部)を書いた辺りで、自分のココロは決まっていました。
あとは資金繰りの問題と、最低限4~5年は働いてそれなりに銀行員として一人前になっておきたいという気持ちとで、今の時期までかかったわけです。
資金繰りは、とりあえず借金(奨学金)に一段落をつけたというのが一つの節目で(2011/1/1 家計簿から振り返る2010年)、
仕事についても、逆に辞めたくないくらい楽しくなってきていましたが、至らない部分も多々ありながらも、一応はそれなりに自立して動ける銀行員になってきたという自信を持てた頃でした。

ちょっと今のタイミングがバタバタしてしまって、会社には迷惑をかけてしまうコトにはなってしまいますが、先般、上司に退職の旨を伝え、残り2ヵ月弱の銀行員人生となったわけです。


2009/9/20 根拠のない自信」でも書いていますが、自分は、なぜか自分自身に対する自信があります。
自分が本気でやりたいと思ったのなら、それをやって良いのだという。
自分で決めたことなら、周りを気にせずにそれに突き進んで良いのだという。

「ある人が、何かを本気でやりたいと思った時、その人以外の誰も、それを制止できる完璧に正当な理由など持ち得ない。そんなの、あり得ない」 (小山田咲子)

それが一つの真実だという確信があります。
もちろん、周りへの迷惑は最小限にって意識はありますが。


究極的に、自分は自分がこれまで身を持って経験したコト・体感したコト・心が震えたコトに対してしか本気になれない、というのが、これまで動いてきた中で実感した一つの真実でした。
自分はそれにもう、出会ってしまったから。
あとはもう、それに突き進むだけなんです。


2011/10から、大分大学医学部2年次に編入学します。
大分?北海道じゃないのかよ?とか疑問もあると思いますが、今年の2月頃から、働きながらですが一応本格的に勉強を始めて、最速で受かったトコロで決めました。

まずは場所よりも、医師になるコトが先決。
もちろん引続きそらぷちには参加し続けるし、
せっかくの大分から、九州を中心にもっともっと活動範囲を広げていくコトもできると思います。


「何でも試す20代」を合言葉に、自分への免罪符にして、自由に駆け抜けてきた私ですが、
また残り3年弱の最後の20代も、引続き何でも試して駆け抜ける気満々ですが、
ようやく、自分の中での究極的な方向に向かって、歩き始めつつあります。



仕事をしているうちに、出張で鹿児島に行ったら飲みましょう(来週後半も行きます)。
また、すぐには難しいかもしれませんが、今年度中に、東京・群馬・北海道も回りたいと思います。

就職・結婚・転職・出産…皆がそれぞれの人生を着実に歩んでいるなか、学生に戻るなんて選択をする私ですが、どうか皆さん、これからもよろしくお願いいたします。