そらぷちキッズキャンプ2010夏(7/30~8/2) | MY LIFE AS A PIG

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山と農業と旅を愛するAkihisaのブログです。
高崎高校→北海道大学農学部→銀行員(札幌・鹿児島・福岡・US)→旅人(日本縦断・世界一周)→大分大学医学部(編入)→明日は何処…
大分朝読書コミュニティBunDoku主宰/NPO法人NICE GWCコーディネーター/財務経営アドバイザー

今年も行ってきました、そらぷちキッズキャンプ

おととしは、初参加でグループリーダーという立場で、戸惑いと葛藤の中でキャンプを終えて…正直なトコロ、何よりも反省が大きかったキャンプでした。

去年は、再びグループリーダーという立場をもらって、コドモの希望を最大限汲み取るコトに集中しながら、おととしよりは全体を見ながら、多少はマシにマネジメントができたキャンプだったと思います。

そして今年、初めてグループリーダーではなく、普通のカウンセラーとして参加する機会を得ました。
事務局の思惑は推し量れませんが、個人的には、特におととしの反省から是が非でも経験しておきたい役割でした。

おととしの記事を読み返すと、こんなコトを書いています。

「…でもリーダーである以前に一人のカウンセラーとして、子ども一人一人ともっと深く向き合いたい。子どもと同じ目線で物事を見て感じて、想いを楽しみを共有したい。そして子どもたちの小さな小さなサインも見逃さずに、彼らの抱える悩みとか不安とかを少しでも和らげられる人間でありたいと強く強く思いました…」

後半部分は、どこまで達成できたかは甚だ疑問ですが…。
でも少なくとも今回、「子どもと同じ目線で物事を見て感じて、想いを楽しみを共有したい」トコロについては、これまで以上に集中できたんじゃないかなと思うのです。

全体をマネジメントするコトよりも何よりも、今回はただひたすらに、コドモたちと同じ目線に立って、コドモたちと同じ立ち位置から活動をして、コドモたち一人一人と向き合い、一人一人に寄り添えるカウンセラー像を模索し続けながら4日間を過ごしてきました。
…あまりにコドモ寄りに偏り過ぎて、ひょっとしたら他のカウンセラーにとっては、わがままなキャンパーが一人増えただけだったかもしれませんが…。

反省や葛藤は、やっぱりたくさんありました。
男子キャンパーたちとはたっぷりと時間を共有できたけど、生活空間の違う女子キャンパーたちとの関わり方がこれがベストだったのか。
キャンパー一人一人のココロの変化を、本当に敏感に感じ取れていたのか。
そもそも自分は、カウンセラーという立場に向いているのか。
…そして来年は、どんな立場でどんな風にコドモたちと関われるかな。

そんな想いや迷い全部を、帰ってひたすらノートに書き出して内省を繰り返しながら、それでも今自分は、ココに存在意義を見出そうとしています。
仕事や活動、ボランティアを通して模索し続けてきた自らの「社会のため」を、「人のため」よりもさらに具体に落とし込んだ「病気のコドモたちのため」に収斂させようとしています。

事務局の友達が、昔キャンプに参加して、今はもう旅立ってしまったコドモの話をしてくれました。

今年出会ったコドモたち。
これまで出会ってきたコドモたち。
そしてそらぷちで出会えたすべての人たち。
ココで出会えた奇跡と、共有できた感動を胸に、これからも共に未来に向かって歩んでいきたいです。