肥大した野菜や野菜の実は土中の過剰成分の廃棄の産物であり、本来の食べ物とは言えず、果物も完全ではないが野菜類よりはいいだろう。
人は立派な果物を作る技術として「摘果」を発見、行き場を失った成分は残った実に集中して肥大するが、小さくとも摘果せずに数を増やしたほうが個々の成分バランスは良い。
農業は野菜果物穀物だけでなく、肉も早期肥大させる道を選んだ。
それらから生まれる食文化、健康食品とも言われる味噌や豆腐や納豆、醤油ソース、卵や乳製品・・
成分重視の栄養学から健康食品の原料もまたすべて同じように畑で肥大させ野菜と同じ道を選んだ。
業として成り立たせる為には仕方ないのだろうが、食の本質から外れていることは間違いない。
野生動物と同じ地球の道理に適った食べ物が得られなければ体はおかしくなる。
最も進化した人類と人類が関わった生き物だけ数えきれない程の病の数と量の発症者、予備軍が存在するのはどのように考えてもおかしいのだ。
原因不明の症状、原因がわからないならわからないなりに先へ進むよりもわからない原因を追及すべきだろう。
わからない原因は「正常と異常」の境界線がわからないからであり、本から学び自然界を見ていないと言える。
思考の起点が狂えば何十年研究を続けようが努力しようが答えが出るはずはない。
個々の食べ物は美味しく食べられる以上、加工食品同様に「毒物」でもなく
「それらに依存して本来の食べ物がまったく得られない」のが病や体調不良すべての主因と繰り返し書いて来た。
栄養不足、成分不足ではなく「食べ物」不足だ。
食べ物の種類は他の動物がそうであるように1種でも片手の指で数えられるほどでも問題はない。
今の栄養学、健康学や健康の常識、健康食品など健康とはまったく関係がないと言える。
常識から見れば、極論、異論と受け止める人の方が圧倒的に多いのはわかるが・・
空中から答えが降って来たわけでも神様に聞いたわけでもなく、個々の単純な道理を繋ぎ合わせればすべて同じ所へ行き着く物理なのだ。
世界のどのような専門分野から質問が来ようが、普通に考えれば矛盾なくこの方程式は解ける。
量は膨大だが、それぞれの中身は単純明瞭、中学生用のテキストも作れる。
生物学、生態学、植物学、農学、栄養学、健康学などに物理が持ち込まれていないのは異常事態。
これらは機械文明が足元にも及ばないほどの高度な仕組みのはずなのだが・・
協生物理学・・
自給自足学者の野人と複雑系物理学者の原人で作るしかないな。
有機物を土中に入れる無理
http://ameblo.jp/muu8/entry-10291014051.html
肥えた土など存在しない1
http://ameblo.jp/muu8/entry-10460842584.html
肥えた土など存在しない2
http://ameblo.jp/muu8/entry-10460862230.html
植物が築く浄化槽の仕組み1
http://ameblo.jp/muu8/entry-10585598965.html
自然 大地の産物とは何か
http://ameblo.jp/muu8/entry-11259099156.html