半夏生 | 神産巣日神(かみむすびのかみ)のブログ

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古来、日本では、「愛」と云う字を使わないで、「産巣日(むすび)」と言いました。「むすび」と云う言葉は、「愛」と云う言葉よりも非常に深遠な意味を含んでいるのです。ときに、神産巣日神は「造化の三神」の内の一柱の神であり、獨神(ひとりがみ)で御座います。唯々感謝。

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 さて、一昨日おととい半夏生(はんげしょう)でしたね。半夏生(はんげしょう)雑節ざっせつのひとつで、半夏(はんげ)烏柄杓カラスビシャク)という薬草がえる頃です。一説に、半夏生(はんげしょう)(半化粧)(カタシログサ)という草の葉が名前の通り半分白くなって化粧しているようになる頃ともわれています。ちなみに、雑節ざっせつとは、二十四節気・五節句などの暦日れきじつ(ほか)に、季節の移り変りをより適確につかむために設けられた、特別な暦日れきじつのことであります。また、雑節ざっせつは日本独自の暦であり、二十四節気を補助するためにつくられたともわれています。

 去る2月4日(水)の「おでん」のブログ の冒頭に、

「昨日は節分でしたね。生前、祖母が、節分は正月よりも大事と話していました。 (^O^)(後略)」と記させて頂きました。また、去る5月2日(土)の「躑躅ツツジ」のブログ の中段やや上に、

「(前略)今日は、八十八夜はちじゅうはちやですね。御承知のように、立春を起算日(第1日目)として88日目にあたります。(後略)」と記させて頂きました。これらの節分も、八十八夜はちじゅうはちやも、雑節ざっせつと呼ばれます。それらの(ほか)に一般に雑節ざっせつと呼ばれる暦日れきじつは、彼岸ひがん社日しゃにち、入梅、土用どよう、二百十日、そして、二百二十日を含めて 9つあります。これらに、初午はつうま三元さんげん(上元・中元・下元)、盂蘭盆うらぼん、そして、大祓おおはらいを加える場合もあるとのことです。


 八十八夜はちじゅうはちやと言いますと、「夏も近づく八十八夜はちじゅうはちや・・・」の歌い出しで知られる、日本の童謡・唱歌しょうかである「茶摘ちゃつみ」が思い出されます。ついでに申しますと、お茶の価格についてで御座ございますが、この八十八夜はちじゅうはちやの頃のある一日に収穫致しますと、値段が上がるのだそうです。この収穫すべき一日を知ることは経験的なことなのだそうです。それ以外の日に収穫したぉ茶は価格が下がるとのことです。上の両者のぉ茶の価格は、約10倍位違うとのことです。このことを母親に話しましたらビックリしていて、とても信じ(がた)いという様子でした。

 御承知のように、お茶を製造するために、お茶の木(ツバキ科ツバキ属の常緑樹)の先端の葉の部分のみ収穫されます。すなわち、基本的に お茶の摘み取りは「一芯三葉」といい、1本の茎 と 3枚の葉だけが、摘み取られます。そして、この先端の葉、そして、葉に付随ふずいした茎の柔らかさが同じであるということが、価格に関係して来るとのことです。この両者が同じ柔らかさであることが、高価格になるぉ茶の条件なのだそうです。この部分の 両者の柔らかさが完全に同じになる日が 一年に一日だけあり、その日に摘み取ることが ベスト(英語:best)という訳です。簡潔にぉ伝え申し上げますと、収穫後、お茶の製造過程で、焙煎ばいせん均一きんいつに出来るかどうかにかかわるからだそうです。これらの理由を話しましたら、母親も納得していました。まだまだ知らないことがあるとの話しになりました。

 但し、去る10月9日(木)の「笑いと菜食療法ー菜食に導かれた過程ー小乗しょうじょうから大乗だいじょうへ」のブログ の中段に、

「(前略) 飲み物は刺激が強いカフェイン(通常、ヴェガン・ヴェジタリアンはカフェイン飲料を摂取らない、と本にかかれてありました。親友はカフェイン飲料を飲むのは三時迄と言っています。)の含まれた飲料ではなくて、水か白湯(さゆ)です。(後略)」と記させて頂きました。よって、カフェインの入っているぉ茶は少なくても24年間以上頂いておりません。


 ときに、去る10月7日(火)の「ボランティア・地域医療」のブログ で記させて頂きました、母校の医学部と某・看護の大学が主催しています地域医療研究会の学部生の方々(かたがた)と共に、委託されて 平成18年から20年迄の3年、フィールド(英語:field)である千葉県南房総に夏季合宿で行きました。そして、そこの御老人達のデイ・ケアに伺い、脳トレ(脳力のうりょくトレーニングのことです)(英語:brain training)を致しまして、曲のひとつとして この「茶摘ちゃつみ」の唱歌しょうかを用いました。曲に簡単な振付を行い、唱歌しょうかに合わせて、お年寄りと共に脳トレを行うので御座ございます。最近では、親ともおこなっています。


 ところで、話を戻します。すなわち、去る5月30日(土)の「寝床に植物を置く・2」のブログ 、そして、 去る10月16日(木)の「身土不二」のブログ のそれぞれ中段やや下に、

「(前略)10月13日(月) の『芥子ケシの花ー脳内麻薬』のブログ の上段で、『以前、(東京都薬用植物園に、)母校の医学部の男子学生のかたを招待したことが御座ございます。』とぉ伝え申し上げました。(後略)」と記させて頂きました。約3年前、すなわち、平成24年6月27日に、この東京都薬用植物園で撮影りました、半夏生(はんげしょう)の写真を、下に掲載致します。


半夏生
半夏生(はんげしょう)


半夏生
半夏生(はんげしょう)



 本日も、最後(まで)ぉ読み頂き、誠にありがとうございました。唯々感謝。(^-^)