レペットの歴史 その1 | penのフランス語日記

penのフランス語日記

「虎と小鳥のフランス日記」でフランス語を学習中のpenの日記。独学です。トリュフォーの映画を字幕なしで楽しむのが目標。フランス語とフランス全般の情報を楽しくご紹介。初心者むけの文法、語彙、ディクテなどの学習法、フランス映画、フレンチポップスの話題もあり。

 こんにちは。penです。
「虎と小鳥のフランス日記」第62話「ダンス用の靴の買い物」の今週の場所は、靴を買いに行った店舗、レペットをとりあげます。


レペット店舗


来週「虎と小鳥のフランス日記」がお盆休みですので、少しずつ何回かに分けて書いていきます。

美しい公式サイト
Repetto : Chaussons, vêtements & accessoires de Danse


公式サイトからこの店の歴史について読んでいきます。
歴史は LA MAISON ⇒ L'HISTORE REPETTO のところにあります。

年号が全部で17個あるので三、四回ぐらいに分けるつもりです。ざっと訳をつけました。

1947 Rose Repetto crée sur les conseils de son fils Roland Petit, ses premiers chaussons de danse, dans un atelier situé à deux pas de l'Opéra National de Paris.

ローズ・レペットは息子のローランド・プティの勧めにしたがって、パリのオペラ座のすぐそばのアトリエで初めてのダンス用の靴を作成。

ローラン・プティ(1924-2011)はフランスが生んだ世界的なバレエダンサー兼振付師です。お母さんはビストロを経営していたそうですが、縫い物も得意だったんですね。

chausson ダンス靴、室内上履き
à deux pas すぐ近く

1952 Première création publicitaire de Madame Repetto

マダム・ルペットの初めての広告の制作

1956 A la demande de Brigitte Bardot, Rose Repetto crée les ballerines Cendrillon qu'elle lui dédie. BB les associe pour toujours à sa gloire, dans le film "Et dieu créa la femme".

ブリジット・バルドーの依頼で、ローズ・レペットはCendrillon(シンデレラ)という名前のバレエシューズを作り彼女に捧げた。BBは「そして神は女を作った」という映画の中でこの靴を履き、喜びの気持ちを表した。

この映画のタイトルは「勝手にしやがれ」の
予告編 
にも出て来ました。原題は「そして神は女を作った」ですが、邦題は「素直な悪女」です。

ダイジェスト。5分30秒。
靴はあまり映りません。はいてるんですけどね。
足が映った!と思ったら裸足だし。



楽天のアフィリ画像をお借りします。こんなやつです。


1959 Rose Repetto installe sa première boutique au 22 rue de la Paix. Cette nouvelle adresse devient le repère des plus grandes étoiles du monde. De Béjart, Noureev, Barychnikov, Carolyn Carlson, le Kirov aux Folies Bergères, tous s'y fournissent en ballerines et tenues de danse...

ラ・ペ通り22に初めての店舗をかまえる。ここは世界中の一流ダンサーが出入りする場所となった。モーリス・ベジャールから、ヌレエフ、バリシニコフ、キャロリン・カールソン、ル・キーロフやフォリー・ベルジェールのダンサーまで、みなこの店で、バレエシューズやダンスウエアを買った。



フォリー・ベルジェール はパリのミュージック・ホールです。

se fournir 買い物をする
tenue 服装





・・・レペットの歴史 その2に続く