アイビスSDでは、「親父さんが名古屋競馬の乗り役やった先生」に注目やろ | 鎌田光也(元騎手・元調教助手)のブログ

鎌田光也(元騎手・元調教助手)のブログ

中央(JRA)の乗り役(騎手)と調教助手として、40年以上も馬と関わってきたワシが、「自信を持ってお勧めできる馬」を紹介するために始めたブログですわ。

こんちは。
鎌田光也ですわ。



今、ワシが所属しとる「パーフェクトホースマンズ」は、先週、

函館2歳S
馬連21980円5点的中

阿武隈S
3連複12450円5点的中

福島テレビオープン
3連複10150円5点的中

といった結果を残しとるんや。

で、「パーフェクトホースマンズ」のホームページを見とった方は、「函館2歳S」でオイシイ思いができたやろ。

何せ、このレースで1着やったリンゴアメ(最終的に10番人気)については、7月16日(木)に「パーフェクトホースマンズ」のホームページ内で、

【 こちら 】

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菊川正達君は、メジロティターン(1982年の天皇賞・秋など重賞3勝)などでお馴染みの尾形盛次厩舎から、1982年に乗り役としてデビューしました。

1988年には、盛次先生の息子さんの充弘君の厩舎に移って、1998年には柴崎勇厩舎に移っていて、その年の4月に乗り役を引退するまで、通算63勝という成績を残しています。

それから菊川君は、柴崎厩舎で調教助手をやって、2000年に調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しました。

最初の年は「3勝・獲得賞金6280万円」、2年目は「7勝・獲得賞金9624万円」という結果でしたけど、3年目に「10勝・獲得賞金1億2663万円」という成績を残すと、それからは、毎年勝ち星を2ケタに乗せていて、2006年には、今まで一番多い24勝を上げて、「3億2581万円」の勝因を稼いでいましたし、2010年には、コスモヘレノスを使ったステイヤーズSで、乗り役時代には縁がなかった重賞を初めて勝っていますね。

そして、2014年には、22勝を上げて、「3億3705万円」という、開業してから一番の賞金を稼いでいました。

ただ、去年までの5年間は、

2015年→10勝・獲得賞金2億3720万円
2016年→16勝・獲得賞金2億3878万円
2017年→13勝・獲得賞金2億8282万円
2018年→13勝・獲得賞金1億8439万円
2019年→18勝・獲得賞金2億5178万円

と書けば分かる通り、数字が伸び悩んでいましたし、今年に入ってからも悪い流れが続いていて、先週までが「5勝・獲得賞金1億0152万円」という成績で、去年のペースを大きく下回っていますから、今の菊川君は、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えているのでしょう。

そんな中、今週は、1着賞金が3100万円の函館2歳Sにリンゴアメなどを使いますので、彼が、この馬をメイチに仕上げてくると見ていましたし、実際、函館から私のところに届いている、昨日の最終追い切りについての報告が、

「レースでも乗る丹内君がダートに入れて、4Fが56秒3、終いの1Fが12秒4という時計を出していました。馬場が渋っていた上、完全に馬なりだったので時計は平凡でしたが、動きそのものはとてもスムーズでしたし、カイ食いが良くて馬体をふっくら見せていますから、いい状態をキープできているんでしょう」

というものでした。

それに、菊川君の厩舎は、コマノインパルスを使った2017年の京成杯から、3年半以上も重賞を勝てていませんので、今回は、「久々に大きいレースを勝ちたい」という思いも込められている筈です。

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といった、ワシがお世話になっとる「元調教師のOさん」の見解を紹介しとったんやからな。

せやから、この内容を見とった方は、「函館2歳S」で、リンゴアメ絡みの馬券を買ってオイシイ思いができたんやろうし、この結果で、ワシらの力が「本物」やっちゅうことを、皆さんに改めてよう分かってもらえたやろ。

もちろん、今週のレースでもエエ結果を残せるよう、気合いを入れて情報を集めとくんで、皆さんには、期待してブログを読んで欲しいとワシは思っとります。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、

松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎

で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、「馬券で食っていける自信」を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今週のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、森田直行厩舎がアイビスSDに登録しとる、ダイメイプリンセスとラブカンプーや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「元調教師のSさん」から届いた報告を紹介しときます。

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森田直行君の親父さんは、名古屋競馬で乗り役をやってから、1972年の天皇賞・秋を勝ったヤマニンウエーブなどでお馴染みの中村覚之助厩舎で調教助手をやっとったんですわ。

そんで、小さい頃から競馬が身近だった森田君は、最初、乗り役を目指しとったんやけど、身長が伸び過ぎたんで諦めて、普通に会社員として働いとったんや。

せやけど、親父さんが腰を悪くして、調教助手を辞めることになって、そん時に「お前だけでも競馬に関わってくれないか」と頼まれたんで、23歳の時に競馬学校に入って、1985年から長浜彦三郎厩舎で厩務員をやっとりました。

その後は、1988年から長浜博之厩舎で、1989年から福島信晴厩舎で、2007年から松田博資厩舎で、それぞれ経験を積んでから、2012年に、JRAでは初めて、現役の厩務員として調教師の試験に受かったんですわ。

調教師を目指す場合、厩務員から調教助手になって、それから試験を受けるのが普通やけど、体重が70キロ近くある森田君は、調教師から「馬に負担が掛かるので乗らないで欲しい」と言われたことがあったそうで、調教に乗らんでええ厩務員のまま、調教師を目指すことにしたんや。

試験に受かった後は、2014年の3月に厩舎を開業するまで、技術調教師として、昔から仲が良かった矢作芳人君の厩舎で、馬のことはもちろん、馬主さんとの付き合い方とか、厩舎をどうやって運営したらエエんかなども教わっとりました。

開業してからの森田君は、最初の年が「4勝・獲得賞金9294万円」っちゅう成績やったけど、キョウエイアシュラを使った地方交流のオーバルスプリントで、初めて重賞を勝っとったし、その後は、

2015年→8勝・獲得賞金1億4576万円
2016年→8勝・獲得賞金1億9788万円
2017年→22勝・獲得賞金3億3869万円

っちゅう形で順調に数字を伸ばしとって、2018年は、ダイメイプリンセスを使ったアイビスSDで初めてJRAの重賞を勝つなど、21勝を上げて、「5億7828万円」っちゅう、今までで一番の賞金を稼いどったんですわ。

でも去年は、ダイメイプリンセスで北九州記念を勝ったんやけど、他の馬がイマイチやったんで、「17勝・獲得賞金3億0613万円」と、一昨年を大きく下回ってしもうたんやから、今年の森田君は、「キッチリ巻き返したい」と考えとる筈やし、実際、モズベッロで日経新春杯を勝つなど、先週までに10勝を上げて、賞金は、もう去年を上回る「3億4417万円」を稼いどるんや。

そんな中、今週は、1着賞金が3900万円のアイビスSDにダイメイプリンセスとラブカンプーを登録してきましたんで、ワシが彼やったら、「賞金の高いレースを勝って、もっと厩舎に勢いを付けたい」と考えて、どっちも気合いを入れて仕上げるやろうな。

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森田直行厩舎がアイビスSDに登録しとる、ダイメイプリンセスとラブカンプーについて、「元調教師のSさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一(こにしせいいち)さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

★ パーフェクトホースマンズのHPはこちら ★

★ 元JRA馬主・小栗範恭のブログはこちら ★

★ 元JRA調教師・山田要一のブログはこちら ★

★ 元JRA厩務員・小西聖一のブログはこちら ★

ほなまた。