今日のメインレースは、「不動産事業や販売などをやっとるオーナーの持ち馬」に注目や | 鎌田光也(元騎手・元調教助手)のブログ

鎌田光也(元騎手・元調教助手)のブログ

中央(JRA)の乗り役(騎手)と調教助手として、40年以上も馬と関わってきたワシが、「自信を持ってお勧めできる馬」を紹介するために始めたブログですわ。

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おはようさん。
鎌田光也ですわ。



5月10日(日)の橘Sを勝っとる、加用正厩舎のカリオストロ(牝3歳・父エイシンフラッシュ)は、次走の予定が、8月23日(日)の北九州記念になっとります。

この馬を管理しとる横浜出身の加用先生は、中学生の時、「馬事公苑騎手課程」の様子をテレビで見て、「自分も騎手になりたい」と思ったことが、この世界に入ったきっかけやったそうですな。

実際、中学校を卒業した後はすぐ馬事公苑に入って、それから6年半くらい馬乗りを教わった後、1976年に瀬戸口勉厩舎から乗り役としてデビューしたんや。

最初の年に19勝を上げるっちゅうええスタートを切った先生は、5年目やった1980年に、ノトダイバーに乗ったシンザン記念で初めて重賞を勝っとって、その後も、ダイナカーペンターに乗った1988年の阪神大賞典や、ダイタクヘリオスに乗った1991年の高松宮杯とか、重賞を20勝、通算で559勝を上げて、調教師の試験に受かった1993年に乗り役を引退しとります。

1994年に自分の厩舎を開業した加用先生は、エイシンガイモンを使った1996年と1997年の関屋記念や、ランニングゲイルを使った1997年の弥生賞や、リミットレスビットを使った2006年の根岸Sとか、今までにJRAの重賞を13勝しとるし、2007年には、関西リーディングの2位になって優秀調教師賞をもらっとりました。

そんで、2006年には、リミットレスビットの活躍とかで、今までで一番の「31勝・獲得賞金6億6042万円」っちゅう成績を残しとったんですわ。

でも、それからはこの数字を一度も超えとらんし、去年までの5年間も、

2015年→26勝・獲得賞金4億3545万円
2016年→24勝・獲得賞金4億2709万円
2017年→22勝・獲得賞金4億2312万円
2018年→13勝・獲得賞金2億8421万円
2019年→23勝・獲得賞金3億3339万円

っちゅう形で賞金が伸び悩んどったんや。

せやから、今年の加用先生は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとる筈で、実際、先週までの成績は「9勝・獲得賞金2億3537万円」っちゅうもんで、賞金はもう去年の7割ほどを稼いどります。

もちろん、今の先生は、「この勢いでガンガン稼ぎたい」と考えとるんやろうから、1着賞金が3900万円の北九州記念に向けて、カリオストロをどう仕上げてくるんかをキッチリ確認して、馬券に活かしたいと思っとります。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、

松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎

で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、
「馬券で食っていける自信」
を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今日のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、須貝尚介厩舎がマリーンSに使う、安原浩司オーナーの持ち馬アディラートや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「馬主のMさん」から届いた報告を紹介しときます。

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安原浩司オーナーの本業は、札幌市の中央区に本社ビルを構え、水処理システムの保守管理や、水道経費削減事業や、不動産事業や、クリニックモール運営・管理などを手掛けている、「株式会社ファイネストコーポレーション」の代表取締役です。

2006年に設立された同社は、JA札幌厚生病院、JA旭川厚生病院、JA帯広厚生病院、札幌道都病院、手稲渓仁会病院といった医療機関や、ジャスマックプラザホテル、プレミアムホテルTSUBAKI札幌といった宿泊施設や、キャポ大谷地といった商業施設に於いて、地下水処理システムの保守管理などを行っております。

更に同社は、その他にも、札幌市内を中心に、不動産管理や新築戸建販売やリノベーションを手掛けている上、札幌と新冠とトマムという道内の3ヶ所と銀座に店舗を構えている「椿サロン」は、「北海道を感じられるカフェ」として好評を博しているそうです。

なお、馬主としての安原オーナーは、確か2006年からJRAで馬を走らせ始め、これまでに70頭近くを所有しており、シュウジを出走させた2015年の小倉2歳Sで初の重賞勝ちを飾っております。

一昨年は、アンジュデジールを出走させたJBCレディスクラシックで初のGI勝ちを飾るなど、全部で9勝を上げ、「2億3273万円」という過去最高の賞金を獲得していた上、昨年は過去最多の12勝を上げ、「2億2475万円」という、一昨年に次ぐ賞金を獲得しておりました。

しかし、今年に入ってから先週までに獲得した賞金は「8693万円」であり、過去2年のペースを大きく下回っているため、現在のオーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えていることでしょう。

また、安原オーナーは、ほぼ毎年欠かさず「競走馬セール」に参加しており、昨年も、

■4月23日(火)の「JRAブリーズアップセール」→1頭を1512万円で落札
■7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」→1頭を5076万円で落札
■8月19日(月)~22日(木)の「HBAサマーセール」→1頭を432万円で落札

と、計3頭を総額7020万円で落札しておりました(落札金額は全て税込)。

当然、昨年の状況を踏まえると、今年の「競走馬セール」にも参加する可能性が非常に高いため、現在のオーナーは、「落札資金を潤沢にしておきたい」とも考えている筈です。

そういった中、本日は、1着賞金2200万円(馬主の取り分は8割の1760万円)のマリーンSにアディラートを出走させますので、私が安原オーナーであれば、同馬を預けている須貝先生に対し、かなり勝負懸かった指示を出すでしょう。

実際、函館から私の元に届いている、最終追い切りについての報告が、

「8日(水)、ウッドで強めに追われて、5Fが68秒3、終いの1Fが12秒6っちゅう時計を出しとりました。今回は、前走の大沼Sから中1週なんやけど、疲れを感じさせん軽快なフットワークで走れとったし、追い切った後もイレ込むことなくどっしりと落ち着いとったから、須貝君がキッチリ仕上げてきたんやろ」

という内容でしたから、好レースが期待できる筈です。

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安原浩司オーナーがマリーンSに使うアディラートについて、「馬主のMさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一(こにしせいいち)さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

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ほなまた。