『DEAR BOYS ACT2 23巻』の感想 | まんが栄養素

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【日記】

昨日、放送された『のだめカンタービレ』 を見ました。

今回も面白かったです(^^ゞ。

『功名が辻』ではぎこちない演技の玉木宏さんも、こちらでははまり役といった感じで良いですな。

でも、一番良いのは上野樹里さんですよね(^^ゞ。

どんな原作だったのか忘れてしまいましたが、かなりの再現度ではないでしょうか?

ストーリーも一人ひとり丁寧に描いていることが好感を持てます。

 

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【マンガ感想】

 

DEAR BOYS ACT2 23巻 (八神ひろき)

八神 ひろき
DEAR BOYS ACT2 23 (23)

 

過去記事は こちら と 21巻レビュー と 22巻レビュー

 

月刊誌連載なのに単行本が早いペースで発売されますね。

私としては話を忘れないので嬉しいことですが・・・。

 

 

【あらすじ】

激闘の湘南相模との熱も冷めやらぬまま、ベスト4進出をかけ、強豪秋田城北との決戦を控える瑞穂。
死闘を繰り広げる先輩たちと榎本のために、瑞穂の1年生たちがとった行動とは‥‥!? 
そして、秋田城北が誇る日下部兄弟と、謎の新人穴水の実力は‥‥!?

 

今巻は、秋田城北戦に向けての準備巻。

嫌な言い方をすれば、瑞穂高校は秋田城北高校に絶対に負けることはない。

まあ、決勝の天童寺戦まで負けることは無いので、当然準決の成田中央にも負けることはない。

このことは読者は皆知っていることだし、それを理解して読んでいるはず。

 

つまり、この結果が判っている試合をどのように盛り上げるかを楽しむ作品でもある。

だから、この作品における『因縁』は非常に重要になってくる。

嘉手納西メンバーには全国大会前に会い、キャラクターの掘り下げを早い段階で行なっていた。

その丁寧な掘り下げのおかげで、嘉手納西戦では思った以上に盛り上がった。

湘南大相模とは県大会からの『因縁』の再試合で、

しかも作者が主人公チームよりも気に入ったようで長期戦となり盛り上がった。

当然、これから描かれる成田中央・天童寺も時間を掛けて掘り下げを行なっており、

どんな試合展開になるのか非常に楽しみにしている。

 

さて、『因縁』が胆となるこの作品において、今回の秋田城北戦は驚くほど『因縁』がない。

今巻で一気に盛り上げるのかと思っていたら、瑞穂の1年生の掘り下げを優先してしまい、

秋田城北との『因縁』をほとんど作らなかった。

そのせいで、この秋田城北戦は全然気持ちが盛り上がってこないのは私だけだろうか?

嫌な言い方をすれば、消化試合のような雰囲気を感じる。

これなら明和大日立をこのベスト8でぶつけた方が盛り上がったと思うけどな~。

 

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消化試合と言ってしまったわけだが、この試合にも意味はちゃんとある。

それは『瑞穂高校1年生の成長』を描くことができるからだ。

特に今巻の展開では、榎本と丈一郎だけではなく、他の目立たない一年生も描かれた。

これはもちろん『伏線』であるわけだから、この試合ではレギュラー6人よりも

榎本と丈一郎など一年生が試合の鍵を握っているのだろう。
 

しかし、ここで一年生の成長を描いてどうなるというのだろうか?

残りはさらに強い成田中央と天童寺しか残っていない状態で、

今更一年生を成長させても意味はあるのだろうか?

もちろん、この作品では描かれることのない来年以降のためにも必要な成長であるが、

できることならばレギュラー・・・特に3年生5人を中心に描いて欲しいな~。

しかも、圧倒的な差をつけて勝って欲しいところ。

正直、ここら辺で一気に覚醒しないと成田中央はともかく天童寺には

足元にも及ばないのではと心配になってくる。

藤原は成田中央戦で覚醒する伏線があるので心配ないが、

土橋・石井・三浦の3人は湘南大相模での覚醒に失敗したので、この試合に期待したい。

石井は敵の1年生との絡みがありそうなので期待できるが、

三浦・土橋はここらで存在感を示せるように頑張って欲しいな。

特に、最近土橋の存在感が薄くなっているので、特に期待しています。

 

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【総評】

なんというか秋田城北戦に向けての準備巻だったので、特に感想はありません。

消化試合なら消化試合らしく、主人公チームの格上げを期待したい。

 

点数的には、

75点

くらいでしょうか。

 

この作品は点数は関係ないですね。

ここまで付いてきたファンなら、最後まで付き合いましょう。

 
 

では、ここまで。

 

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