今回は半月ぶりのこんにちは。

 

2022年10月半ば過ぎに入院。

期間は10日程度と言われてました。

 

心配だったのは、その時まだ幼稚園年長だった次男のこと。

ずっと「ママ、ママ」って何かにつけて言ってきて、

まだ一人でトイレに行くのも難しかった彼。

病気がわかってすぐから本腰入れてトレーニング。←遅すぎ。

特にウ〇チを自分で拭くのがね・・・難所。苦笑。

 

あと、幼稚園の日々の準備やら生活の色々。

基本、平日は母のワンオペ育児なので、旦那さんは何もわからない。

入院中は義母が我が家にSTAYして子どもたちの面倒をみてくれることに

なっていたので、引継ぎノートを作って渡しておきました。

 

何より、私が家にいないことに次男はどういう反応をするか・・・心配でした。

多分大半の親御さんは入院する場合、子どもにもその旨説明しますよね。

私ももちろんそうするつもりでした。

でも、うちの旦那さんは「入院してから伝えるから何も言うな」

「伝えるタイミングや内容は留守を守る自分に委ねてほしい」と。

 

???←私の頭の中。

でも結局私が入院中に子どもたちと接するのは旦那さんなので

仕方なく言うとおりにして。

だからすっごく心が痛かった。

多分私がいないことにパニック起こすだろうな、と。

案の定次男ギャン泣きだったらしいし・・・

 

こういう価値観、旦那さんとは合わないんだよね。

正解はないかもだけれど、私はどんなに小さい子でも

心構えさせるべきだったと今でも思ってます。

旦那さんに反論すればよかったかな、と後悔してます。今でも。

 

入院当日も普段と変わらない感じで幼稚園、学校に送り出して

義父に病院まで送ってもらって。

 

 

一人で戦いの場に向かう、そんな心境でした。

 

こんにちは。

またもや1ヶ月ぶり。

月一行事かっていう更新頻度ですが、書く気はあり。笑。

 

 

さてそろそろ本腰入れて(?)入院・手術のことも書きたいので

その前に手術に関して決断したこと。

 

①部分切除か全摘か →全摘。

②乳房再建はするか否か →する。

③全摘の場合乳首を残すか否か →否。

 

①と③は、1%でも再発の可能性を減らせるなら

くれてやる、という思い。←誰に?苦笑。

 

②はね、実は自分的にはしない方向で考えてました。

その時はそんなに必要性も感じなくて。

でも、全摘の場合は再建も保険適用なんですってね。

で、旦那が「しない選択をする理由がないんじゃない」と言うので

単純な私はそーかなーとか思ったりして。

 

でもね、手術を終えて今思う。

乳首のない、左とは形の違う右の胸を鏡で見るたび

ちょっとズキンと胸が痛む。

なくなった胸を見て、自分が乳がんサバイバーであることを実感する。

だから、再建したらその「ズキン」は軽減されるのか。

ほんのり期待している自分もいる。

 

なくなったものは、意外に大きかった、のかもしれない。

 

 

 

 

 

お久しぶりです。

一か月ぶり。

忙しすぎてブログ書く時間捻出できませんでした。

 

 

まだ、入院・手術のことも書けていないのですが、

忘れないうちに、がんとわかる前後から現在にかけて

自分の体に起こった異変を色々記録しておこうかと。

(がんと直接関係あるのかはわかりません。)

 

【がん告知前から】

・鼻の中がよく荒れる→今も時々荒れる。

・臀部にできものが何度もできた。→最近はならないけど。

【手術後】

・普段110台/70台の血圧が130~140台/90~100台に上がった。

 →降圧剤を処方してもらい、4月半ばまで服用。今は大体元に戻った。

・3月頃から左股関節だけ可動域が狭くなり、

 あぐらをかくような動きをすると痛くて開けなくなった。→今も。

・肌があれやすくなった→年齢的なものかもだけど。苦笑。

 

ひとつひとつは大したことじゃないし、まーよくあることだよね、って

普段なら片づけられるくらいのこと。うん。

なのにさ、がんという病気を突き付けられた今、

体に起こる大小様々な異変や違和感をついつい病気と結びつけてしまう

自分の思考回路。本当厄介。

なんだかんだ心もダメージ受けてるんだなと、実感する日々です。

 

さて、わたしの乳がんに対する主治医の先生のお話。

 

・しこりの大きさ的には初期の部類に入るだろう。

 

・しこりは1個ではなく小さいのを含めて3個はある。

 そのうち2つに対して細胞診をした結果どちらにもがん細胞あるため

 残り1個にもあると推測するのが妥当。(もう1個は小さかったので細胞診していない)

 

・部分切除も不可能ではないが、個数から考えると乳房の形もいびつになるだろう。

 

・しこりの位置としては乳首を残すことは可能かも。

 

・リンパへの転移はなさそう。

 でも本当にないかどうかは術中に行うセンチネルリンパ節生検でわかるとのこと。

 それでもし転移があったらリンパ節郭清に移行すると。(結果も術中にわかるから)

 

・全摘の場合に限り乳房再建は保険がきく。

 初期の場合は切除手術の際にティッシュエキスパンダー

 同時に入れることができる。

 

で、どうする?的な感じで話が終わる。。。

(あ、いや、先生は優しく問いかけてくれたけども。。。わたしの気持ちが追い付かず。苦笑。)

病気とは無縁だという根拠のない自信のもと安穏と過ごしてきた

わたしの脳内に知らない用語ばかりが羅列されてオーバーヒート。

(だから医学的なことは間違えたらいけないので自分で説明はいたしません。

リンクを確認してくださいm(__)m)

 

この数日後に乳房再建することに決めたのですが。。。

決めてからこんなに迷ったり悩んだりするとは思わなかったー。

 

選択肢があるって逆に難しい。

贅沢な悩みだが。←重々承知。

 

そして検査名って似てるものが多くてどれがどの検査か未だにいまいちわからない。

わたしだけ?

知らないことばかりだし。

急にがん患者になって理解の脳内処理、ハードル上げられた感半端ない。←日本語変?

 

無知の知!!byソクラテス

 

 

 

 

自分が乳がんだとわかってから泣いたのは、

子どもたちのことを考えて。1回。

 

もう70才も過ぎた両親に報告した後、

涙ぐんでた父を見てウルっとして。1回。

 

手術室に向かって歩いて、その中に入るまで。1回。

 

多分この3回くらいだと思う。。。

しかも号泣とかじゃなく、例えるならシクシク?

 

入院中に子どもたち(特に次男)と電話してる時は

あまりの健気さにいっぱい泣いたけど(笑)。

 

 

 

10月12日、待ちに待った乳房MRIの日。

造影剤にビビる。

同意書とか書かされるから、怖くて。

その注射がちょっと痛くて凹む。

そして検査中は動かないようにと言われ。。。

なんでしょうね、ダメって言われると

居心地が悪くなって動いてしまいそうになる(笑)。

 

検査が終わったその足で、クリニックに直行。

すでに画像は主治医の先生に届いてて、説明を受ける。

 

 

手術は確定。

で、決断を迫られたいくつかのこと。

①部分切除か全摘か

②乳房再建はするか否か

③全摘の場合乳首を残すか否か

 

入院は10月20日、手術は翌21日に決めていて。

入院の数日前までに①~③まで決めなきゃいけない。

調べる時間、悩む時間足りない。

今まで平和ボケした脳みそフル稼働で悩みました。

 

入院前日までは普通に仕事にも行っていて。

決めなきゃいけないことに頭悩ませ、

普段通りワンオペ家事育児、

子どもたちのこと色々引き継いだり、

入院の準備だったり。

 

正直、忙しすぎて泣く暇ありませんでした。