きなこ風味のクロッカン | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

昨年初めに載せていた『カリカリ』と言う意味がある、フランスの卵白菓子・クロッカン
材料と手間が少なく、泡立てる必要もなく、ナッツは切らさないようにしていることもあり、卵白が1個だけ余った時によく作っています。
名前の通りサクッ・カリッと食感が楽しく、砂糖の量が多いので食べすぎには注意ですが、コーヒー・紅茶・緑茶どの飲み物にも合いますし、シチュエーションも選びません。
今日はその和風アレンジ、きなこ風味のレシピです。

混ぜ込むナッツはお好きなもの(くるみ、アーモンド、へーゼルナッツ、マカダミア、ピーカンナッツなどの中から1~2種類)で良いのですが、特におすすめなのはやっぱり素煎りの大豆や、カリッと煎った黒豆。
きなこ好き・豆好きさんにはたまりません!

ちなみにきなこは煎った大豆の粉末なので手作りすることもできます。
興味がありましたら《自家製きなこ》のレシピも参考にどうぞ
 →http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-11764078609.html





~作り方~

天板1枚分(20~25個)

 卵白 M1個分 (35g)
 粉糖 または微細粒グラニュー糖 100g
 きなこ 15g
 ナッツ 130g


①ナッツは一番下の《ナッツについて》を参考にローストする

②卵白に、粉糖ときなこをあわせて奮い入れ、馴染んでもったりとするまでよく混ぜたら、①のナッツを箸などで絡めて10分休ませる
 →すぐに焼くと表面がひび割れやすい

③天板にオーブンシートを敷き、生地の間は数cm離しながら小さじ1杯ずつ落とす
 →焼いているうちに生地が広がるため

④170度に予熱したオーブンで15~17分程度焼き、冷めてからシートからはがす
 →焼いている途中の確認はしにくいものの、しっかり底面まで焼き固まっている状態がベスト
 →形を整えたい時ははさみを使って、周りのこげてしまった部分や流れて形が歪になってしまった部分を取り除く


~期限・保存・ラッピング~
 乾燥剤と共に密閉して常温保存3週間。
 湿気りやすいので、乾燥剤なしで保存する場合は早めに食べきる。

 ラッピングする場合はシリカゲルと共に密閉し、割れやすいので形が保たれるケースに動かないように隙間なく詰める。
 袋詰めは割れやすいので、運ぶ際は袋のままではなく場所が固定されるように箱に詰めるなどし、運ぶ途中など割れないよう注意。


~ナッツについて~
 写真のクロッカンには、大豆とアーモンドを混ぜ込んでいます。
 購入時に既に素煎りされた大豆やナッツはそのまま使用します。

◆乾燥大豆を使う場合
 フライパンを中火にかけて大豆を入れ、焦がさないように木べらや箸などで混ぜながら、皮が少し弾けるまで10分ほど乾煎りします。

◆くるみやアーモンドなどのナッツを使う場合
 フライパンで空煎りするか、目安として150度に予熱したオーブンで10分ローストし、どのナッツを使用した場合も約1cm四方(アーモンド半分程度の大きさ)にそろえて切ります。
 ちなみにアーモンドは、カットした断面がうっすら色づいている程度が香ばしくて食感も良く、理想。

◆黒豆を使う場合
 黒豆をひとつかみずつ耐熱容器に入れ、500Wのレンジで1~2分ずつ加熱するか、またはフライパンに一度に分量の黒豆を入れて弱~中火で10分ほど素煎りして中まで火を通します。
 黒豆に関しては写真つきでポイントをこちらに乗せています→http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-11968902594.html