型にはまったお菓子なお茶の時間

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

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レシピやコラムの無断転載・レシピ全文の引用はご遠慮願います。

最近ハマって焼いている、ダックワーズ生地のホールケーキ。

今回はコーヒークリームを挟んだバージョンです。


少し前に同じ生地のサイズ違いを載せましたが、今回はひとまわり小さく焼ける分量です。





アーモンドパウダーの消費量もそれなりにはなってしまいますが、長らく冷凍されていた卵白が着々と減るので嬉しい限り。


生地が甘いので、少し苦みが感じられるクリームは好相性。

できたてよりも、翌日まで冷やすと生地がよりしっとりとした食感になり、甘さもなじんでより美味しく感じられます。





【材料】


16cmのタルトリング

出来上がり 約17cm×H4〜5cm


☆生地

 卵白 180g(M5個分)

 グラニュー糖 50g

 薄力粉 25g

 粉糖(生地用) 100g

 アーモンドパウダー 110g 

 粉糖(仕上げ用) 適量


☆コーヒークリーム

 生クリーム  150g

 インスタントコーヒー 4g

 湯 8g

 グラニュー糖 30g

 


【下準備】

○オーブンは180度に予熱する

○天板にオーブンシートを敷く

○薄力粉・生地用の粉糖・アーモンドパウダーを一緒にふるう(大きめのザルなどがやりやすい)



【作り方】


①ボウルに卵白をほぐして白っぽくなってきたら、グラニュー糖を2~3回に分けて加えながら都度ハンドミキサー(またはスタンドミキサー)でしっかりと泡立て、垂直に引き上げると少しおじぎする程度までメレンゲを立てる


②メレンゲにふるっておいた粉類を一度に加え、ゴムベラでさっくりと切り混ぜるように合わせる


③オーブンシートの上にタルトリングを置き、1枚につき150g程度を型の内側に乗せ、L字パレットやカードなどで表面を平らにならす


★型を使わず、2cm程度の丸口金で渦巻き状に絞り出してもOK。


④水をつけた楊枝で淵をぐるりと一周なぞってから、型を外す

⑤表面に仕上げ用の粉糖を2~3巡、表面に少し残るくらいにふるいかける

⑥予熱が終了したオーブンに入れて170度に下げ、18分ほど焼く。表面に焼色がつき、裏面にも濃いめの焼色がついていたら取り出し、粗熱が取れたら天板からシートを外してしっかり冷ます

⑦使用する直前にクリームをつくる。
 インスタントコーヒーをボウルに入れて湯で溶かし、グラニュー糖を混ぜ合わせる。生クリームを少しずつ混ぜながら加え、全量加えたら8分立てにする

⑧ダックワーズ生地とクリームを交互に重ね、最後に泣かない粉糖をふる。冷蔵庫で半日以上冷やす
 
★生地を挟むとクリームは横に広がるので、クリームは少し厚めに、生地の縁より1cmほど内側に塗りひろげます。
 食べる際は毎度温めたナイフで切り分けてください。

夫が近所のスーパーのパンコーナーでたまに買っている、袋入りドーナツ。


私は食べたことがないのですが、ドーナツならすぐ作れるのになぁと何種類か揚げてみたところ、オールドファッションだと硬すぎて、流動性のある種を揚げるケーキドーナツだと柔らかすぎるとのことでした。






ということは、昔ながらのタイプかな?と商品の口コミをいくつか読んで甘さや食感を調整し、昭和や平成初期あたりに家庭で作って食べられていたようなものをイメージして揚げたのが写真のドーナツです。


するとやはりこの味(が近い)と言ってもらえたので、忘れないうちに記録しておきたいと思います。

そのうち私も本物を食べてみなくては。





といっても配合は、よく作るオールドファッション生地の水分を増やしたものです。(こちらも名前は訳せば昔ながらのという意味になりますね)

ドーナツの細さや揚げ方で微妙に食感は変わるのですが、外はさっくり、中はソフトな仕上がりで、そのままだと甘さは控えめ。

溶かしたチョコレートやメープルシロップなどをかけても美味しく、冷めたらトーストするのもおすすめです。


↑こういう型やセルクルがあると便利ですが、コップなどでも可。



【材料】


7〜8個+味見用


卵 M1個(約50g)

砂糖 70g

米油or溶かし無塩バター 10g

牛乳 50g

薄力粉 200g

ベーキングパウダー 3g

塩 少々


強力粉 打ち粉用に適量

揚げ油(あれば米油)適量

細目グラニュー糖 適量



※砂糖は上白糖もしくはきび砂糖を想定しています。

 グラニュー糖を使う場合は甘みが少なく感じるので、90gほど加えます。

 牛乳は卵と合わせて100g程度になるよう調整を。


【作り方】

①ボウルに卵を割り入れて、泡だて器で溶きほぐし、砂糖・油(またはバター)・牛乳をよく混ぜる


②薄力粉・ベーキングパウダー・塩をふるいながら加え、ゴムベラで切り混ぜる

★扱いにくければ冷蔵庫で休ませても。

③打ち粉をした台に取り出し、1~1.5cm厚さに伸ばす。型にも毎回打ち粉をしながら、好みの大きさの丸型で抜き、更に中央を抜く

★写真では直径7cm、中央は4〜5cmの丸型で抜いています。
 抜いてすぐ生地を揚げるか、抜きながら揚げるのが難しい場合は10cm四方に切ったオーブンシートの上に置いてください。

④揚げ油を低温に熱し、③を入れたら箸で中央の穴の形を整えつつ、たまに返しながら、全体的に程よく色づくまで揚げる

★シートを敷いた場合はシートごと入れ、自然に剥がれたら取り出します。
 油が高温になりすぎないよう注意してください。

ココア入りのクロワッサン生地を焼きました。


おやつ用には多めのチョコを巻き込んで、カットした時に少しとろっと流れる感じに。(チョコの種類や巻き方で生地に馴染んでしまうこともあるのですが…)





あとからホイップクリームなどをサンドしたい時には、チョコを巻き込まないか、少しだけ巻き込むことでチョコの風味が移ったほんのり甘みのある生地に。




クロワッサンを載せる度、基準になる工程写真をとりたいと思いつつ今回もないのが参考にならず申し訳ないのですが…

サクッと軽い食感で、朝食やお茶のお供にぴったりです。


↑粉糖はお好みで。


【材料】

9個分+α(天板2枚分)

 準強力粉 190g
 ココアパウダー 10g
 ドライイースト 3g
 ぬるま湯 140g
 砂糖 20g
 塩 3.5g
 無塩バター 20g

 折込用無塩バター 100g

 チョコレート※ 適量

 ガムシロップ 適量

 強力粉(打ち粉用)適量



※チョコレートの分量は工程⑧の補足を参照

 板チョコや製菓用のバータイプのものが簡単です。



【作り方】

①バター溶かし、砂糖・ぬるま湯(熱ければ30〜35度程度まで冷ます)を加える。ドライイースト→準強力粉半量の順に泡だて器で混ぜ合わせ、残りの準強力粉・ココアパウダー・塩を加えたらスポンジの混ぜ方で、ゴムベラorカードを使って合わせまとめる


★ココアの色はややムラになっていてもOK。


②2倍に膨らむまで室温で発酵(扱いにくければ扱いやすくなるまで冷蔵)

★この間に折込用のバターはラップに包み、15cm四方に伸ばして冷蔵庫へ。

③ガス抜きし、生地を20cm四方に伸ばして、バターを包んで綴じる



④打ち粉をふって20×60cmに伸ばし、3つ折り


★ここで柔らかくなりすぎている場合はラップに包んで30分冷やす。

⑤向きを変えて20×60cmに伸ばして3つ折り

⑥ラップに包んで冷蔵庫で1時間冷やし、20×60cmに伸ばして3つ折り

⑦ラップに包んで冷蔵庫で1時間冷やす

⑧20~25×50cmに伸ばし、底辺が9~10cmの二等辺三角形にカットして、チョコを乗せて巻き込む



■仕上がりに合わせてチョコの目安量

 特に甘みは不要…なにも巻き込まない

 風味がほしい…一つにつきた4〜5g(↑この写真)

 しっかりチョコ感…一つにつき10〜15g程度


⑨25度で30分ほど最終発酵。やや膨らんだところでオーブンを240度に予熱し始める



★バターが溶け出すと層にならないので、オーブンの発酵機能は使いません。

 室温が低ければ、膨らむまで時間をかけます。

 乾燥に注意してカバーを掛けたり、たまに霧吹きしても。


⑩予熱が終了したオーブンに入れて、230度に下げて17分焼き、取り出したら焼きたてにガムシロップを薄く塗る


★冷めたら好みで泣かない粉糖を茶こしでふっも。

 チョコは気温が低いと固まるので、多目に巻き込んだものはトースターなどで温めるとまた柔らかくなります。



■私は均一に力を入れるのが苦手なので、リバースシーターを使っています。

 ほか麺類、シナモンロール用のパン生地、クッキー生地やタルト台作りなどにも便利です。


 



少し前に載せたクッキー模様の型を使って、ビクトリアケーキを作りました。



ビクトリアケーキといえば、1台の型で焼いたものをスライスして作ることも多いのですが、本来は2枚の薄い型で焼いたものを重ねるのが伝統的な作り方なんですよね。




バターケーキにクリームとジャムを挟んだケーキは、紅茶の国の女王が好んだだけあって、紅茶との相性が◎。


ほっと一息つきたい時にぴったりで、私の中ではなんとなくゆったりと余裕のある時に食べたいケーキです。





型はもう販売されていないものなのですが、21〜22cmの丸型2台でも代用可。

(焼き時間を調整して、生地を分けずに1台で焼いて、スライスしても)


生地は、よりクッキーっぽく見せたくてこの前のケーキより薄めに焼きました。


ちょっと模様はわかりにくくなりますが、粉糖をふってもキュート。




【材料】


22cmの丸型 2枚分

 

☆生地
卵 M〜Lサイズ3個(160~180g)
グラニュー糖 135g
薄力粉 150g
ベーキングパウダー 3g
無塩バター 70g
米油 70g

☆仕上げ
ラズベリーやストロベリーのジャム 180g
生クリーム 180g
グラニュー糖 18g
粉糖 適量


【準備】
○オーブンは180度に予熱し始める
○無塩バターと米油を合わせ、湯煎であたためバターを溶かしておく
○薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるっておく
○型にまんべんなく油脂を塗る。または柔らかくなったバターを刷毛で塗って冷やし、強力粉を均一に叩いて使うまで冷蔵庫へ




【作り方】

①卵と砂糖をボウルに入れ、湯煎で温め35度くらいの温度を保ちながらハンドミキサーでもったりとするまで泡立てる

★今回はスタンドミキサーを使いました。
 スタンドミキサーを使う場合は別のボウルの中で混ぜながら湯煎し、40度くらいまで温まったら付属のボウルに移して混ぜます。


②持ち上げるとリボン状に生地が表面に落ちるようになれば低速で数十秒~1分ほど混ぜ合わせて大きな気泡を抜く


③粉類をふるいながら加え、ゴムベラでボウルの底面をこすりながらすくいあげて返すように混ぜ合わせる


④粉気が見えなくなってきたら、溶かした油脂類をゴムベラの面で受けるように加え、更に底からすくって返すようにむらなく混ぜ合わせる

★油脂類は温かい状態で加えると混ざりやすくなります。


⑤型に半量ずつ生地を流し、型底を軽く台に打ち付けて大きな気泡を抜き、20〜22分ほど焼く


⑥取り出して2〜3分後、ケーキクーラーの上にオーブンシートを敷き、その上にそっと返して中身を取り出す

⑦生地がしっかり冷めたら、下段になる生地の内側にジャムを塗り広げる

⑧生クリームとグラニュー糖を八分立てにしたものをジャムに重ねて塗り広げ(または絞り出して)、もう一枚の生地を重ね、粉糖をふる

先日アガー別に作り、ここ数日そのまま食べる以外で消費してきたコーヒーゼリー。





最後はコーヒー生地のロールケーキに巻き込み、無駄なく食べきりました。





生地にもゼリーにも苦みがあるので、娘には少し甘さが足りないようでしたが、コーヒーと相性の良いシナモンパウダーをふっても美味しかったです。



生地の配合はこちら↓





我が家の子どもたちや、甥や姪が大きくなったので、もう使わないであろう室内用の滑り台や大きなぬいぐるみを処分することにしました。


季節モノを置いている外の物置をあけ、ふと滑り台を見ると、その下にはかなり前に買い物をしていた通販サイトの段ボールが二箱あって…

なんだったかなと近づいてみると、マジックで「仮置き」の文字。


本で見た「片付けで捨てるか迷ったものを別の場所に置いておき、必要な時には取りに行き、一年経っても使わないものは処分すると良い」というやり方を実践しているうちに、使わないまま5年も忘れられていたものでした。


捨てた気になっていたので驚きましたが、中身は主に本か手作り品。

一冊の本と小物2つは、また懐かしくて家に戻しましたが、残りはそのまま分別して処分しました。


そうしたらその隣に学生の頃の無印のドレッサーも見つかり、開けると中に物が…!


最近も片付をしながら、“これ仮置きしようかな…”などといくつか迷っていたのですが、未来の自分のためにも、もう今後仮置きしないことに決定。

ドレッサーの中身は、また近々確認する予定でドキドキです。