■香功(Xiang Gong/シャンゴン)霊視改善レポート Vol.13
【真・普渡衆生】by はすみ
<マメ知識>:調息(ちょうそく)
【調息】とは、自らの意識によって呼吸を自在にコントロールすることである。
内気の流れ、あらゆる筋肉の弛緩のコントロールも【調息】に含まれるとも言える。
【調息】が正しくできていると胞中が最適化され、内気が自然に充実し、経絡と丹田が整い、気血の流れが上質化するだろう。
自らの呼吸、呼吸に関わる気持ちと身体バランスの関係、筋肉のつながりや動きを観察し、さまざまな行法や瞑想を通じてより楽で自然な呼吸を追求していきたいものである。
▼一般的に普及している「普渡衆生」の動作▼
①足は、そのまま肩幅に広げて立つ。
②肘を軽く曲げ、左手は内側、右手は外側になるように腹部の前で交差させる。
(指先は自然に伸ばし、手のひらは体に向ける)
③肘は軽く曲げたまま、体側から45度くらいの角度まで左右同時に両手を広げる。
④両手を広げたら、また腹部の前で交差の姿勢に戻る。これを36回繰り返す。
▼霊視後の「真・普渡衆生」の動作▼
①立ちやすい歩幅で直立し、胸の前で合掌する。
初心者は「真・腰入れ」「真・顎引き」 で立つようにしてもよい。
軸・ゆるみ・グラウンディングなどの練習ができてくると、天然にして壮大なエネルギーと自分の軸を共有して立つことができるようになるでしょう。
その最たる状態はハイヤーセルフとチャクラと気血の共鳴ヒーリングの基礎講座を進めていくことでも体感していけるでしょう。
②左手を腹部にかざす。
左手よりも外側で、右手を腹部にかざす。
腹部-左手-右手の順番に、少し離れている。
③下丹田(腹部)、左手の丹田(てのひら)、右手の丹田(てのひら)の3つを、気でつなげる。
串団子のようなイメージでもいいだろう。
ゆるみ、気の感覚、つながりの感覚ができてくると、つながった瞬間から軽い自発動功が腹部や手に出てくるでしょう。
この感覚が分からない人は、
・ スター☆フット③の練習
・ハタヨガのナウリクリヤーの練習
・外気功的な「つながり」の練習
に取り組むといいでしょう。
④このつながりを維持したまま、胸を開いたり閉じたりする。
肘を後ろに引いて肩甲骨をくっつけるように胸を開いたり、胸を抱きしめるように閉じたりするのである。
絞めのときには、胸の前で交差した手のひらが脇腹のあたり(腎臓の近くでも)にかざされているといいでしょう。
開く、締めるという動きを7~36回程度繰り返す。呼吸は自然とあらわれてくるだろう。
※ 軸・ゆるみ・3か所の丹田のつながり・全ての肉の繋がりが実現し、両手が∞を描くように動き、両手の∞につながって全身がクネクネする。このようになってくると、真・普渡衆生の入り口に立ったと言える。
※ 訓練が深まるほどに、クンダリニー・第三チャクラ・左右の腎臓のチャクラ・胃のチャクラ・アナハタチャクラ・肋骨のチャクラという広範囲に及ぶチャクラ群の活性化や開発・融合が行われていることを体感するでしょう。
※ 真・腰入れ・・・肛門と臍を結ぶ一直線を体内で意識する。その直線を結び付けていくように、体内で引寄せていくこと。人によっては自然に骨盤が動き背骨がバランスよく乗っかってくるだろう。
※ 真・顎引き・・・真・腰入れの状態で、ぼんのくぼ(後頭部の下、中央のくぼんだ部分)を緩め、自然に顎を引くこと。
<<比較>>
「普渡衆生」に込められた意味は<みんなで向こう岸へ>という。
霊視修正前の「普渡衆生」を行ったところで、誰もどこへも渡れないだろう。
一方、霊視修正後の「真・普渡衆生」は、繋がった3つの丹田から発せられる「内気」と、胸を開いたり締めたりする動きにより、内臓やチャクラが活性化されていく。
さらに大胸筋にも刺激を与え、心肺能力のアップも期待できる。
この功法を続けることにより、疲れにくい身体となり、次第に心身共に整えられていくことも考えられる。
==体験者の感想==
霊視修正前の「普渡衆生」は、道端に立つ交通整理の人形のように、ただ腕を広げたり閉じたりだったので、誰も見ていないのに恥ずかしかった。
簡単な動きなので36回クリアは楽々でしたけどねwww
「真・普渡衆生」は、まるで見えないエキスパンダー引くような感じで3点を繋げた串が伸びたり縮んだり♪
なんだかとても気持ちいいです。
この感覚を知ったら、もう、交通整理の人形の動きには戻れませぇ~ん(笑)