Привет( ・ω・)ノ
ロシアでほぼ完全な形で発見されたマンモスの「ユカちゃん」が、横浜で展示されているそうですね。
冷凍マンモス「ユカ」が横浜に到着、13日から世界初公開
[横浜 9日 ロイター] - ロシア東部サハ共和国でほぼ完全な状態で発見されたマンモスの標本が9日、..........≪続きを読む≫
ユカちゃん、そのままの形すぎぃ!!
ちなみにユカちゃんは子どものマンモスで性別は女の子。名前の由来は発見されたロシア連邦サハ共和国にあるユカギール村から取ったのだそうですよ。それにしてもよく残ってたなー。
9月16日までパシフィコ横浜で見られるそうです。
公式:特別展マンモスYUKA
世界初公開らしいですよ!
さて、話は変わりますが、アイスランドのレイキャビクとモスクワの関係が急速に悪化しているらしい(´・ω・`)
「お前なんかもう兄弟じゃない」:レイキャビクがゲイのせいでモスクワと断交
アイスランドの首都は、ロシアが同性愛者に対して寛容さが足りないので、これ以上モスクワとの姉妹都市継続を望まない。このように、かつて女装してゲイ・パレードを率いたレイキャビクのヨン・ナール市長は決定した。モスクワの反応は今のところ不明。
レイキャビクのヨン・ナール市長は、アイスランドの首都の姉妹都市リストからモスクワを削除する決定を行った。性的マイノリティに好意を持ち、ゲイ・パレードに参加したことで知られるナール市長は、同性愛プロパガンダ禁止法の採択に反応した。
BBCが伝えているように、レイキャビク政府は公式発表で、「ロシアにおけるゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーをめぐる状況が進展したため」「都市間協定を破棄する」提案が市長補佐になされたとしている。決定はアイスランド外務省と協議を経て下された。
モスクワとレイキャビクは2007年に姉妹都市となった。2010年にヨン・ナール氏がアイスランドの首都の市長となった。ナール氏は、市長選出後まもなく女装してゲイ・パレードに参加した人物だ。2年後、ナール市長はPussy Riotへの賛同の印としてピンクの目出し帽をかぶった姿で、再び同性愛者のイベントに参加した。
ヨン・ナール市長はアイスランドの俳優、コメディアン、政治家。市の紋章のタトゥを入れてFacebookにうpしたはいいが、化膿して大変なことになったり、ゲイ・パレードに女装して登場したりなど、話題に事欠かない人物らしい( ゚д゚)
字面だけだと「ビートたけし」みたいなイメージを持ってしまうw
でも、断交となると穏やかではありませんね(´・ω・`)
このブログでもロシアにおける同性愛の状況や、Pussy Riot事件について、たびたび取り上げてきました。
【過去記事】
マドンナ、ロシアで同性愛を宣伝した件で告発される
同性愛に関する意識調査@ロシア
覆面ガールズバンドPussy Riot事件まとめ(1) ほか
ロシアでは同性愛に対する一般の人々の感情はあまり良いとはいえません。
世論調査では、73%のロシア国民が公の場での同性愛アピールを国が制限するべきという立場を取っています。
そんな中、今年の6月末に「同性愛プロパガンダ禁止法」が採択されました。
概要はこちら↓↓
6月末、ロシアでは、国内外で大きな反響を呼んだ法案が採択された。それは子どもたちの間で非伝統的な性的関係をプロパガンダすることを禁止するものである。起草者たちが「ゲイ・プロパガンダ」という用語をどのように理解しているか、法律を専門家たちはどのように評価しているか、違反者はどうなるかについて、リア・ノーボスチ通信社がまとめた。
同性愛宣伝禁止法:どう解釈すべきか
ロシアでは非伝統的な性的関係を、子どもたちにプロパガンダすることを禁止する法律が採択された。「非伝統的な性的関係」を、家族・女性・子ども問題に関する下院委員会のエレーナ・ミズーリナ議長と委員たちは、
・レズビアン
・ゲイ
・バイセクシャル
・トランスセクシャル
だと解釈する。
<してはいけないこと>
法案は未成年に対して「非伝統的な性的関係を広めるような活動」を禁じている。非伝統的な性的関係のプロパガンダとみなされるのは、次のようなイメージを植え付けるような情報である。
■伝統的ではない性的志向
■同性愛の魅力
■伝統的な性的関係のカップルと伝統的ではない性的関係のカップルが同じ権利を持っている
という歪曲されたイメージ
■同性愛についての関心
<してもよいこと>
■非伝統的な性的関係を持つこと
■非伝統的な性的関係について、中立的な情報を受け取ったり広めたりすること
■セクシャル・マイノリティの社会的地位について公の場でディベートを行ったり、未成年に同性愛を植え付けるものではない行事を開催すること
<罰金>
情報を広めたことに対し、
ロシア国民:4,000~5,000ルーブル(≒12,000~15,000円)
外国人:4,000~5,000ルーブル+強制退去、または15日間の拘留と強制退去
公務員:4万~5万ルーブル(≒12万~15万円)
法人:80万~100万ルーブル(≒240万~300万円)
メディアまたはインターネットで情報を広めたことに対して、
ロシア国民:5万~10万ルーブル(≒15万~30万円)
外国人:5万~10万ルーブル+強制退去、または15日間の拘留と強制退去
公務員:10万~20万ルーブル(≒30万~60万円)
法人:100万ルーブル(≒300万円)または90日間の営業停止
<法律の発案者の立場>
法律専門家の評価では、草案は明確な基準と定義を含んでおらず、その解釈はあいまいである。家族・女性・子どもに関する諸問題下院委員会のエレーナ・ミズーリナ議長は法案の立場を次のように定義する:
「私たちの法案は、非伝統的な性的関係の宣伝を禁じるものではなく、そのような宣伝が子どもたちを対象としたり、子どもたちにいずれかの性的指向を形成させる目的を持っているような場合にそれを制限するものです」
「文化的または芸術的な価値を持つ作品は、『有害情報から子どもを守ることについての法律』で規制されることはありません」
「非伝統的な志向を持つ人の習慣が示されたとしても、それがプロパガンダではなく、子どもに何らかの植え付けを行うようなものでなければ、それは単なる情報です。ニュースのダイジェストもまた単なる情報であり、プロパガンダではありません。同性の二人の子どもが手をつないで歩いていた場合も、プロパガンダではありません。子ども自身がが自ら情報を探す場合、それが子どもにとって必要であれば、これも何らプロパガンダではありません。なぜならそれは子どもに対する植え付けを行う目的ではないからです」
「禁止は、子どもが参加する見物行事で同性愛に対する関心をあおるようなものに対してのみ適用されます」
「もし法律が採択されれば、ゲイ・パレードの開催は、子どもが参加せず、子どもの目の届かない場所でのみ可能になります」
文書によれば、非伝統的な性的関係を子どもに対して宣伝した場合、ロシア国民は4千~5千ルーブル、公務員は4万~5万ルーブル、法人は80万~100万ルーブルの罰金が課せられる。また、法人が違反した場合、90日以下の営業停止行政処分となる可能性がある。政治学者たちは次のように確信している:この法律はよく考えぬかれた、バランスのとれたアプローチをしている。そして法律で定められている罰則も十分軽いものである。
「法律で問題とされているのは、未成年に対する宣伝の禁止であることを指摘しておくことも重要です。つまり、非伝統的な性的関係そのものを禁じているのではなく、制限についてさえ問題にされていません。ある社会集団の中での宣伝を禁止しているのに過ぎないのです」―このように、地域計画推進研究所のニコライ・ミロノフ所長は本紙に明らかにした。
ロシアでほぼ完全な形で発見されたマンモスの「ユカちゃん」が、横浜で展示されているそうですね。
冷凍マンモス「ユカ」が横浜に到着、13日から世界初公開
[横浜 9日 ロイター] - ロシア東部サハ共和国でほぼ完全な状態で発見されたマンモスの標本が9日、..........≪続きを読む≫
ユカちゃん、そのままの形すぎぃ!!
ちなみにユカちゃんは子どものマンモスで性別は女の子。名前の由来は発見されたロシア連邦サハ共和国にあるユカギール村から取ったのだそうですよ。それにしてもよく残ってたなー。
9月16日までパシフィコ横浜で見られるそうです。
公式:特別展マンモスYUKA
世界初公開らしいですよ!
さて、話は変わりますが、アイスランドのレイキャビクとモスクワの関係が急速に悪化しているらしい(´・ω・`)
«Не брат ты мне»: Рейкьявик разрывает связь с Москвой из-за геев
「お前なんかもう兄弟じゃない」:レイキャビクがゲイのせいでモスクワと断交
アイスランドの首都は、ロシアが同性愛者に対して寛容さが足りないので、これ以上モスクワとの姉妹都市継続を望まない。このように、かつて女装してゲイ・パレードを率いたレイキャビクのヨン・ナール市長は決定した。モスクワの反応は今のところ不明。
レイキャビクのヨン・ナール市長は、アイスランドの首都の姉妹都市リストからモスクワを削除する決定を行った。性的マイノリティに好意を持ち、ゲイ・パレードに参加したことで知られるナール市長は、同性愛プロパガンダ禁止法の採択に反応した。
BBCが伝えているように、レイキャビク政府は公式発表で、「ロシアにおけるゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーをめぐる状況が進展したため」「都市間協定を破棄する」提案が市長補佐になされたとしている。決定はアイスランド外務省と協議を経て下された。
モスクワとレイキャビクは2007年に姉妹都市となった。2010年にヨン・ナール氏がアイスランドの首都の市長となった。ナール氏は、市長選出後まもなく女装してゲイ・パレードに参加した人物だ。2年後、ナール市長はPussy Riotへの賛同の印としてピンクの目出し帽をかぶった姿で、再び同性愛者のイベントに参加した。
ヨン・ナール市長はアイスランドの俳優、コメディアン、政治家。市の紋章のタトゥを入れてFacebookにうpしたはいいが、化膿して大変なことになったり、ゲイ・パレードに女装して登場したりなど、話題に事欠かない人物らしい( ゚д゚)
字面だけだと「ビートたけし」みたいなイメージを持ってしまうw
でも、断交となると穏やかではありませんね(´・ω・`)
このブログでもロシアにおける同性愛の状況や、Pussy Riot事件について、たびたび取り上げてきました。
【過去記事】
マドンナ、ロシアで同性愛を宣伝した件で告発される
同性愛に関する意識調査@ロシア
覆面ガールズバンドPussy Riot事件まとめ(1) ほか
ロシアでは同性愛に対する一般の人々の感情はあまり良いとはいえません。
世論調査では、73%のロシア国民が公の場での同性愛アピールを国が制限するべきという立場を取っています。
そんな中、今年の6月末に「同性愛プロパガンダ禁止法」が採択されました。
概要はこちら↓↓
同性愛禁止法:見解と解釈
6月末、ロシアでは、国内外で大きな反響を呼んだ法案が採択された。それは子どもたちの間で非伝統的な性的関係をプロパガンダすることを禁止するものである。起草者たちが「ゲイ・プロパガンダ」という用語をどのように理解しているか、法律を専門家たちはどのように評価しているか、違反者はどうなるかについて、リア・ノーボスチ通信社がまとめた。
同性愛宣伝禁止法:どう解釈すべきか
ロシアでは非伝統的な性的関係を、子どもたちにプロパガンダすることを禁止する法律が採択された。「非伝統的な性的関係」を、家族・女性・子ども問題に関する下院委員会のエレーナ・ミズーリナ議長と委員たちは、
・レズビアン
・ゲイ
・バイセクシャル
・トランスセクシャル
だと解釈する。
<してはいけないこと>
法案は未成年に対して「非伝統的な性的関係を広めるような活動」を禁じている。非伝統的な性的関係のプロパガンダとみなされるのは、次のようなイメージを植え付けるような情報である。
■伝統的ではない性的志向
■同性愛の魅力
■伝統的な性的関係のカップルと伝統的ではない性的関係のカップルが同じ権利を持っている
という歪曲されたイメージ
■同性愛についての関心
<してもよいこと>
■非伝統的な性的関係を持つこと
■非伝統的な性的関係について、中立的な情報を受け取ったり広めたりすること
■セクシャル・マイノリティの社会的地位について公の場でディベートを行ったり、未成年に同性愛を植え付けるものではない行事を開催すること
<罰金>
情報を広めたことに対し、
ロシア国民:4,000~5,000ルーブル(≒12,000~15,000円)
外国人:4,000~5,000ルーブル+強制退去、または15日間の拘留と強制退去
公務員:4万~5万ルーブル(≒12万~15万円)
法人:80万~100万ルーブル(≒240万~300万円)
メディアまたはインターネットで情報を広めたことに対して、
ロシア国民:5万~10万ルーブル(≒15万~30万円)
外国人:5万~10万ルーブル+強制退去、または15日間の拘留と強制退去
公務員:10万~20万ルーブル(≒30万~60万円)
法人:100万ルーブル(≒300万円)または90日間の営業停止
<法律の発案者の立場>
法律専門家の評価では、草案は明確な基準と定義を含んでおらず、その解釈はあいまいである。家族・女性・子どもに関する諸問題下院委員会のエレーナ・ミズーリナ議長は法案の立場を次のように定義する:
「私たちの法案は、非伝統的な性的関係の宣伝を禁じるものではなく、そのような宣伝が子どもたちを対象としたり、子どもたちにいずれかの性的指向を形成させる目的を持っているような場合にそれを制限するものです」
「文化的または芸術的な価値を持つ作品は、『有害情報から子どもを守ることについての法律』で規制されることはありません」
「非伝統的な志向を持つ人の習慣が示されたとしても、それがプロパガンダではなく、子どもに何らかの植え付けを行うようなものでなければ、それは単なる情報です。ニュースのダイジェストもまた単なる情報であり、プロパガンダではありません。同性の二人の子どもが手をつないで歩いていた場合も、プロパガンダではありません。子ども自身がが自ら情報を探す場合、それが子どもにとって必要であれば、これも何らプロパガンダではありません。なぜならそれは子どもに対する植え付けを行う目的ではないからです」
「禁止は、子どもが参加する見物行事で同性愛に対する関心をあおるようなものに対してのみ適用されます」
「もし法律が採択されれば、ゲイ・パレードの開催は、子どもが参加せず、子どもの目の届かない場所でのみ可能になります」
文書によれば、非伝統的な性的関係を子どもに対して宣伝した場合、ロシア国民は4千~5千ルーブル、公務員は4万~5万ルーブル、法人は80万~100万ルーブルの罰金が課せられる。また、法人が違反した場合、90日以下の営業停止行政処分となる可能性がある。政治学者たちは次のように確信している:この法律はよく考えぬかれた、バランスのとれたアプローチをしている。そして法律で定められている罰則も十分軽いものである。
「法律で問題とされているのは、未成年に対する宣伝の禁止であることを指摘しておくことも重要です。つまり、非伝統的な性的関係そのものを禁じているのではなく、制限についてさえ問題にされていません。ある社会集団の中での宣伝を禁止しているのに過ぎないのです」―このように、地域計画推進研究所のニコライ・ミロノフ所長は本紙に明らかにした。
要するに、同性愛そのものや活動自体を禁じているのではなくて、子どもに悪影響だから目の届くところでやるなってことなのね。しかし、ロシアの国内対応はいつも外国から文句言われるな―。
ちなみにこの法案と同時に「宗教心の侵害を禁じる法律」も成立しています。これは例のPussy Riot事件を受けてのものです。
それと、2週間ほど前に「外国人同性愛者とロシア児童の養子縁組を禁止する法律」も成立しました。
これら一連の法律を見ると、ロシアはここ最近、精神的に保守的な方向に進んでいるのかな、と思います。
秩序か自由かという問題はなかなか難しいもので、精神的な成熟度や社会情勢にかなり左右されるものではないかと思います。
「表現の自由」を盾にして、ひどいことしている人、いっぱいいますよね。
もう少しみんなに自重と理解と寛容の気もちがあれば、規則で縛らなくてもよくなるのにね。
***めも***
города-побратимы:姉妹都市
толерантный:寛容な
гомосексуалист:同性愛者
гомосексуализм:ホモ・セクシュアリティ(同性愛)
балаклава:目出し帽
административное приостановление деятельности:営業停止行政処分
ちなみにこの法案と同時に「宗教心の侵害を禁じる法律」も成立しています。これは例のPussy Riot事件を受けてのものです。
それと、2週間ほど前に「外国人同性愛者とロシア児童の養子縁組を禁止する法律」も成立しました。
これら一連の法律を見ると、ロシアはここ最近、精神的に保守的な方向に進んでいるのかな、と思います。
秩序か自由かという問題はなかなか難しいもので、精神的な成熟度や社会情勢にかなり左右されるものではないかと思います。
「表現の自由」を盾にして、ひどいことしている人、いっぱいいますよね。
もう少しみんなに自重と理解と寛容の気もちがあれば、規則で縛らなくてもよくなるのにね。
***めも***
города-побратимы:姉妹都市
толерантный:寛容な
гомосексуалист:同性愛者
гомосексуализм:ホモ・セクシュアリティ(同性愛)
балаклава:目出し帽
административное приостановление деятельности:営業停止行政処分