今回は、ロードムービーなんですが
私、このロードムービーっていうのを
認識したのが数年前。だははっ
私、ロードムービーって言わず、
珍道中って言ってました。はっはっはっ
で、シリアスなのは、ヒューマンドラマっていう認識。
と言うのもロードムービーで
映画を探したコトがなかったんですよねぇ。
だから、まだよく分ってない。
けど、ランキング!はっはっはっ
で、今回は、一応、目的地のあるモノをピックアップしました。
獅子王の“ロードムービー”映画ランキング
スケアクロウ(1973)
これ、二人の旅を ただ映してるだけなんで
とっても退屈するかもしれませんが
それが、クライマックスに効いてくるんですよねぇ。
しかしまぁ、この二人の存在感たるや
並の俳優じゃ、太刀打ちできないな。はっはっはっ
パーフェクト・ワールド(1993)
刑務所を脱走した男と少年のお話。
パーフェクトワールドを目指す二人は
親子のようにも兄弟のようにも友人のようにも見える
その瞬間が、二人のパーフェクト・ワールドだったのかな。
イーストウッドの映画は、味わい深いなぁ。
ザ・ロード(2009)
荒廃した世界をひたすら歩く親子ってお話。
ほとんどの生き物が死に絶えた世界の描写が凄い。
そして、わずかな希望を見出そうと必死な姿も良い。
子供たちに何を残してあげれるのかと考えちゃうな。
ストレイトストーリー(1999)
兄をたずねて350マイルってお話。
500キロ以上もの距離を トラクターで行こうって
もう それだけで、この爺ちゃんに惚れちゃいますね。
今まで歩いてきた道のりを考えれば
これぐらい屁でもないさ!とでも言いたげだ。
ミッドナイト・ラン(1988)
保釈中に逃走した男と賞金稼ぎの男の珍道中。
さまざまな妨害を乗り越えて 二人が行き着いた先は?
普通に暮らしてたら出会わなかった二人
住む世界の違う者同士の友情が良いね。
テルマ&ルイーズ(1991)
気晴らしで旅に出かけただけなのに
ほんと世の男どものアホさ加減には辟易しちゃう!
男社会に一撃食らわしちゃう。
90年代に蘇る女性版アメリカン・ニューシネマ。
アバウト・シュミット(2002)
老後に爺さん一人ってお話。
男の弱さ、無力さ、無用さ、すべて出たって感じ。
亭主元気で留守が良い!の末路は、とても哀れだ。
しかし、ジャック・ニコルソンは上手いね。
ペーパー・ムーン(1973)
詐欺師の男と女の子の珍道中。
本当の親子が演じる疑似親子は見モノ。
この旅が、ずーっと続けばいいのに
そんな気にさせてくれるハートフルなロードムービー。
レインマン(1988)
金欠の弟と自閉症の兄の珍道中。
父の遺産目当てで帰ってきたら
全部、お兄ちゃんが相続って、どういうコト!
レインマンの意味が分かった時の感動たるや
私、もうスクリーンが見えませんけど!はっはっはっ
大陸横断超特急(1976)
殺人事件から巨大な陰謀から
巻き込まれまくってる男の波乱万丈なお話。
これ、コメディなんですけど
映画の面白要素テンコ盛りな感じは
なんとも贅沢な一品、獅子王イチオシ映画だ。
さらば冬のかもめ(1973)
軍の刑務所に護送する水兵さんのお話。
些細な罪で懲役8年をくらった新兵を
護送するのがジャック・ニコルソン。
これ、男が観たらグッとくるなぁ。
男同士にしか分からない味が詰まってる。
ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997)
余命わずかな若い二人が
死ぬ前に海を見ようと飛び出しちゃう。
刹那的に生きる若者のお話をクールに描く。
こういう生きざまって憧れるなぁ。
バニシング・ポイント(1971)
真っ白な挑戦者が駆け抜けるってお話。
思いっきり大声を出したくなる時がある。
そんな時は、海に向って叫べば良い。
バカヤロ~!って、はっはっはっ
思いっきりアクセルを踏みたくなる時がある。
うん、それはやめといた方が良い。はっはっはっ
続・激突!/カージャック(1974)
我が子を取り戻すべく大脱走!
ゴールディ・ホーン演じる直情的な女が良い。
母親としても妻としても未熟なんだけど
その素直な心に、ちょと惹かれるな。
世界最速のインディアン(2005)
世界最速を競うレースに出るために
わしゃ、何年かけたのだろうか!?
レースに出たい一心で、
単身、アメリカへ向かう爺ちゃんには泣かされたな。
スタンド・バイ・ミー(1986)
死体探しの旅に出た悪ガキ四人組。
少年の頃の思い出なんて
良いモノばかりじゃないけれど
だけど、もう一度あの頃に戻ってみたいなと
思ってしまうんですよねぇ。
リトル・ミス・サンシャイン(2006)
てんでんばらばらな家族が
おんぼろバスに乗ってミスコン会場へ
これは、個性的な家族が面白いですね。
おんぼろバスも みんなで押せば辿り着けるさ!
トゥルー・ロマンス(1993)
「シド&ナンシー」を思わせる破滅へ向かう恋
二人の若者の逃避行を描いたお話なんだけど
能天気でポジティブな二人が、とてもスタイリッシュだ。
ただ、ラストは、私の好みじゃなかったかな。
最高の人生の見つけ方(2007)
死ぬまでにしたいコトを
全部やっちゃおう!ってお話。
お金で出来るコトは、簡単だけど
世界一の美女からのキスは、そう簡単にはいかないな。
ニコルソンとフリーマンのコンビが良いね。
イージーライダー(1969)
自由の国だからって
自由に生きると痛い目に遭っちゃう。
差別と偏見の排他的な一面は、
別に、当時のアメリカに限った話じゃないな。