ホームステイ | Lancashire スローライフ

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イギリスLancashireより、何気ない普段の生活を紹介しています。
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火曜の夜から、従姉の友達の娘さん(みぃちゃん)がイギリスに遊びにきて、数日、預かる事になりました。
12月位にホームステイさせてもらえる?と従姉から連絡があり、私達も簡単にいいよって言ってたんだけど、なかなか連絡もこないので、本当に来るのかな?と半信半疑でいたんです。
昨年、日本に帰省した時に関東滞在中は、この従姉の家に滞在させてもらってて、その時、ちょっとだけみぃちゃんのお母さんと妹さんには会ってたんだけど、今回来る事になってたみぃちゃんには面識がなく、聞くと短大生でこの春、卒業して4月から就職も決まってるから、その前に卒業旅行でイギリスに来たいと。
結局、従姉から、チケット取ったから、この日程で行く事になったからと連絡来たのが、1月末。
1週間もこんな田舎に滞在して、何したいんだろう?とボンから英語のレッスンでも受けたいって事?それとも観光?なんて聞いてたら、従姉も仕事が忙しくて、本人から連絡させるからって連絡がきたんだけど、なかなか本人みぃちゃんからは連絡も来ず・・・。
こんな感じじゃ受け入れるのも大丈夫かしら?とちょっと心配になってしまってました。

やっと連絡が来たのは、11日前。

17日からお世話になるみぃです。
あーこさんの家の住所を教えてもらえますか?
あーこさんの家から観光できる場所などもあれば教えて下さい。
私の行きたい場所リストは、
1.国会議事堂(ロンドン)
2.大英博物館(ロンドン)
3.オックスフォード大学(オックスフォード)
4.ストラトフォード・アポン・エイボン
5.ジョン・ライランズ図書館(マンチェスター)
後、ロンドンとマンチェスターは、散策もしたいですと。

もう、このメール見てビックリしたのは言うまでもありません。
えっ?この子、イギリスがどの位のサイズなのかわかってるんだろうか?
うちから全て日帰り観光するつもりになってない?と。
イギリス=ロンドンみたいな。
ジョン・ライランズ図書館は、聞いた時にはどこにあるのか知らず、ボンにもママにも聞いてみたけど、知らないって言われ、みぃちゃんに聞いたら、マンチェスターにあると言われ、えっ?そんなの聞いた事なかったわって慌てて、ネットで検索したら日本語のサイトが見つかって、確かに写真で見るととっても素敵な建物でした。
この図書館、マンチェスター大学の一部のようです。
不思議な物で、この辺に住んでる地元民は知らないようなマイナーな場所でも日本人には人気になってるのかな?

そんな訳で、すぐに返信し、うちからロンドンは遠いので、日帰り観光は無理な事(できなくはないけどお金と時間が勿体無い)、マンチェスター以外は、どちらかと言うと、ロンドン滞在して、そこから観光へ行った方が近いと言う事、フライトチケットは手配済と聞いてたけど、こんな感じだったので、ロンドン往復チケットなのか、マンチェスター往復チケットなのか確認しました。
そして、私の住んでるところから日帰り観光可能なのは、マンチェスターリヴァプール湖水地方、後はヨークシャーの方とか、チェスターとか。
ただ、ヨークは、日帰りは難しいとも。

従姉はうちにも来たことあるし、私が住んでるところはわかってるので、うちはマンチェスター空港が一番近いって多分言ってたんだと思うけど、みぃちゃんは案の定、マンチェスター往復チケットを購入済でした。
もう、日程も迫ってきてるし、変更はきかないので、マンチェスターに来るので、今回は、ロンドン近郊は諦めて、うちから行けるところを観光するか?それともせっかくイギリスに来るんだから、やっぱりロンドンにも他にも足を伸ばしたいと言うなら、ストラトフォード・アポン・エイボンに数時間立ち寄って観光してから、オックスフォードに行って、1泊、オックスフォード観光してロンドンに行って、2泊位するか?その時は、電車とホテルの手配もしないといけない事を伝えました。
でも、やっぱり、行きたかったところには、全て行きたいようで、私の提案した案で計画する事になり、慌てて、電車のチケット手配のお手伝いをしました。
イギリスの電車は、事前チケットを早めに手配すると安く購入できますが、当日や数日前になると長距離電車は、かなりお値段が変わります。

3月に別のいとこ夫婦が遊びに来るんですが、プレストンからロンドン行きの片道チケットが£30で手配できたのに、みぃちゃんのチケット、ロンドンからプレストンまでの戻りの片道チケット、なんと£170になってたんです。結局、夜7時半出発にすると、£85.90だったので、少し遅くなるけど、こっちのチケットを手配しました。
それでも高過ぎなんですけどね。
ここからストラトフォード・アポン・エイボンに行くのも電車だと2回乗り継ぎだし、もう何もかもチケットが高くなってて、今回はストラトフォード・アポン・エイボンは諦めて、ロンドン往復にして(往復の方が片道バラバラで買うよりチケット安いので)、オックスフォードはロンドンから日帰り観光に行くって言うのもできるよって言ったけど、オックスフォードは既にホテルも予約した後で、キャンセル料がかかっちゃうし、ストラトフォード・アポン・エイボンにもどうしても行きたいから、チケットは高くても最初の予定で行く事になりました。
イギリスに来たいって思った12月に相談してくれてれば、ロンドン往復チケット買って、ロンドン滞在で色々観光した方がたぶん安上がりだったのでは?
もしくは、その時点で電車のチケット手配していれば、もっともっと安い旅にできたのに・・・。

こんな訳で、来る直前までメールのやり取りして、連絡とって、何とか火曜日にうちに到着しました。

火曜日は、マンチェスター空港から電車でプレストンまで来てもらい、まで迎えに行きました。



夜だったけど、そこまで凍るほど寒い日ではなかったけど、駅にはこんなサインが出てました。
凍結注意!みたいなサインなんですが、思わず、このサイン見て、笑っちゃいました。
普通のお客さんにBabyってさ~
普通、baby・・・って愛しい人~みたいな感じで使うので、男性が彼女や奥さんを呼んだり、女性がパートナーに向かって使いますよね。
公共サインにこんな風に書いちゃうのは、イギリスならでは?

当日、成田出発前にみぃちゃんからメールが送られてきたけど、

もうすぐ出国します。
英語力もないし、口下手なので、ご迷惑をおかけするかもしれませんがよろしくお願いします。

って。
いや~、今更、英語力ないって言われても一人で、乗り継ぎしながらロンドンまで行かないといけないし、マンチェスター空港からは往復チケット買って、電車で来てねって言っちゃったし・・・とちょっと心配ではあったけど、無事にアムステルダムで乗り換えして、マンチェスター空港に着いて、順調に入国審査も通過して、電車に乗ってプレストンに到着しました。
会ったら、すぐに打ち解けて、口下手って意味わかってる?って位、弾丸トークで、しゃべりだしたら止まらない!
ちょっと人見知りで、シャイなところはあるようで、ボンとは、あんまりすぐに話はしなかったけど、どうやら私と従姉、声が似てるとかでなんとなく、親近感があったのかな?

とりあえず、順調にホームステイ始まりました。