自家製ミンスミート | Lancashire スローライフ

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もう10月、すっかり秋らしく紅葉し、落ち葉が多くなってきました。

昨年、初めてクリスマスのお菓子ミンスパイ用に自家製ミンスミートを作ってみたら、これがとっても美味しくて、みんなに大好評でした。
それで、今年は昨年の倍量で仕込んでみました。



昨年も紹介しましたが、ミンスミートは挽き肉ではありません。
ドライフルーツをたっぷり入れて、オールスパイス等のスパイスとリキュールを混ぜた物なんです。

作り方は、昨年紹介したので、そちらで確認して下さい。

リキュール以外を全てミックスして、アルミホイルを被せて、オーブン120℃で2時間ほど。



こんな感じに仕上がったら、リキュールを混ぜて、後は煮沸消毒した瓶に保存です。
うちは、ボンがあまりレーズン等を好まないので、ドライクランベリーたっぷり入れて、オレンジ風味を強くし、リキュールも通常ラムやウィスキーを使うんですが、うちではポートと自家製オレンジリキュールを使ったミンスミートにしています。

昨年は、ステップシスターのところへ持って行ったら、すごく気に入ってくれて、それを聞いたステップマザーが私の分も残しておいて~って。
日本人家族の会にも、持って言ったら、ミンスパイはあまり得意じゃないと言っていた友達にもこれは美味しかった~なんて言ってもらえました。
ボンも私が作るまでは、ミンスパイは嫌いって食べなかったのに、今は、すっかり気に入ってくれてます。

それで、今年は、私のミンスパイを買いたいと言ってくれてる友達もいるし、家族にも沢山配れるようにたっぷり作ってみました。



200~400ml位の瓶に入れて、6本分になりました。

後は、これを12月まで保存して、熟成させます。
本格的なミンスミートは半年位寝かせたりするようですが、私は2か月ほど寝かせてから使ってます。

昨日はキッチン中、オレンジとスパイスの香りがふわ~っと広がってました。
今年も美味しくできるといいな。

先日、スーパーで私の住んでるLancashireのお菓子Eccles Cakeを買ったので、ご紹介です。

  


たまたま売れ残りを安く売っててばら売りしてたので、買ってみました。
私、あんまり甘いのは好きじゃないので、こちらのお菓子は甘すぎて、あまり惹かれないので、今まで買ってみようとは思わなかったけど、すごく安かったし、Lancashireのお菓子と言う事で、ランカシャーに住んでるんだから、紹介してみようかなと思って

見た目の通り、パイ生地の中に干しぶどうがたっぷり入った小さな丸いお菓子で、表面にキビ砂糖がかかってます。キビ砂糖かかってないものもあります。
これ、LancashireにあるEcclesと言う町で作られて、Eccles Cakeと呼ばれるようになったようですが、実は、この近くにChorleyと言う町があって、そこでも同じようなでも、もっと平たくしたお菓子がChorley Cakeと呼ばれてます。Chorley Cakeは表面にキビ砂糖をかけないのと、パイ生地もショートクラスト生地で作るようです。

イギリスには、こういった干しぶどうを使ったお菓子、沢山あるんですよね。

さて、このEccles Cakeのお味は・・・

見ため通り、とっても甘~い。
でもパイはサクサクで、表面の砂糖がかかってなかったら、そんなに悪くないかも。
中のフィリングは、スパイスでも効いてるのかと思ったら、意外とシンプルで、スパイスの味はしませんでした。
でも、私には、半分で十分でした

もう一つ、先日たまたま民家で見かけたクジャク達。



最初、1羽だけ普通に民家の前の庭にいて、お~クジャクがこんなところに・・・と思いながら通り過ぎて、知り合いのお宅に行ったのだけど、留守だったので、すぐ戻ってきたので、もう一度探してたら、いきなり3羽も並んで歩いてて、慌てて、カメラを取り出し、なんとか写真撮影できました。
これって、この辺りの人が誰か飼ってるんでしょうか?
普通にクジャク見られるって、イギリスならではでしょうか?