涙の季節 ピンキーとキラーズ
1969年（昭和44年）2月24日付け オリコン・ランキング
１位 ブルー・ライト・ヨコハマ いしだあゆみ
２位 涙の季節 ピンキーとキラーズ
３位 グッド・ナイト・ベイビー キング・トーンズ
４位 悲しき天使 メリー・ホプキン
５位 知らなかったの 伊東ゆかり
６位 年上の女 森進一
７位 長崎ブルース 青江三奈
８位 マンチェスターとリバプール ピンキーとフェラス
９位 恋の季節 ピンキーとキラーズ
10位 愛の奇跡 ヒデとロザンナ
涙の季節
「恋の季節」に続いてヒットしました、ピンキーとキラーズ。
「恋の季節」は17週間オリコン１位をキープした大ヒット曲。このランキングでもまだ9位にありますね。
→恋の季節
まぶしい太陽のような「恋の季節」に対して、「涙の季節」は月灯りの風情があります。
こういったシットリした曲は、日本人好みですよね。
あなたが耳もとで ささやいた夜明けは
ふたりが結ばれた 美しい夜明けよ
ひとすじこぼれる このほほの涙に
あなたも濡れていた なつかしい夜明けよ
忘れないわ あのひととき
私は今あなたのもの
意外や、結構大胆な歌詞であったことを改めて知りました。
でも、♪夜明けのコーヒー ふたりで飲もう♪ほどには、話題にはなりませんでしたね。表現が直接的過ぎたかも。
「涙の季節」 ピンキーとキラーズ
http://www.youtube.com/watch?v=M1OnJAiRT_Y&feature=related
作詞・岩谷時子 作曲・いずみたく
前年にデビューしたピンキーとキラーズは、「恋の季節」の大ヒットで大忙し。
のちのピンクレディーに相当するようなピンキラ・ブームでした。
当然のように、1968年（昭和43年）の紅白歌合戦に初出場した訳ですが、実は出場するにあたり、困ったことが起こりました。それは、白組で出るのか、紅組で出るかでした。
それまでの紅白は、白組は男だけ、紅組は女だけでした。
なかには、ピンキーだけ紅で出場して、キラーズは出場しないなんて案もあったようです。
結局、白組がロスプリモス、東京ロマンチカ、ブルーコメッツとグループ出場が多くあったため、紅組での出場となったのでした。
なお、この年、長髪で出場がなくなったのが、タイガースでした。
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