「恋の季節」 ピンキーとキラーズ | 昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

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恋の季節 ピンキーとキラーズ

昭和43年(1968年)9月23日付け オリコン・ランキング
1 恋の季節 ピンキーとキラーズ
2 サウンド・オブ・サイレンス サイモン&ガーファンクル
3 霧にむせぶ夜 黒木憲
4 思案橋ブルース 高橋勝とコロラティーノ
5 釧路の夜 美川憲一
6 夕月 黛ジュン
7 星影のワルツ 千昌夫
8 ガールフレンド オックス
9 花と蝶 森進一
10 小樽のひとよ 鶴岡雅義と東京ロマンチカ

ムード歌謡、演歌の多いこの週のランキング
1位に、伸びやかな歌声の「恋の季節」が入ってきています。
この週から、計17週に渡ってトップの大ヒットとなりました。


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ピンキーの歌声は明るさがあり、声量があって良いですね。
まだヒットする前、ラジオでこの曲を聴いて、一発で気に入りました。

となり町のレコード店で「恋の季節」のレコードを見つけ、一緒にいた友達に、
この歌良いぜって言ってから、しばらくして大ヒットになったのが、ボクの小さい自慢話です。

恋の季節
http://www.youtube.com/watch?v=L2pKmulvQA0
作詞・岩谷時子
作曲・いずみたく


忘れられないの あの人が好きよ
青いシャツ着てさ 海を見てたわ
私ははだしで 小さな貝の舟
浮かべて泣いたの わけもないのに

恋は 私の恋は
空を染めて 燃えたよ

死ぬまで私を ひとりにしないと
あの人が云った 恋の季節よ



「恋の季節」は、元々は倍賞美津子のテレビ番組用に作られ、
タイトルは「恋の五月」だったとか。
確かにこの大らかさは、夏に向かう歌っぽい。

曲調は大らかだけど、歌詞は意味深。

♪夜明けのコーヒー 二人で飲もう・・・が、話題でした。
夜明けと言ったらコーヒー、小指と言ったら噛んだ・・・
阿久悠は「夜明けと小指はもう詞には使えないと思えるほど」と、その著書に書いています。


ピンキー今陽子はキラーズと一緒になる前、15歳でソロデビューしています。
その時の曲が「甘ったれたいの」・・・この曲知りませんでした。
当時ヒットしていた山本リンダの「こまっちゃうナ」の路線を狙った曲だったとか。

ソロでなかなかヒットが出ず、考えた師匠いずみたくは、
大柄なピンキーを可愛く見せるために、周りを大人の男たちで固めたそうで、
その名もキラーズ殺し屋

でも、レコード・ジャケットには、”エリート・サウンド'68 おしゃれ娘と貴族野郎”とあります。

キラーズは貴族野郎だったんだ。
そういえば、髭男爵 どうしてる?

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え~と、ねづっちは・・・

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