食の街、川越!
2016年1月31日第一回「小江戸川越農産物と食のまつり」
『川越シェフと川越産を食べよう!』にご来場いただき、ありがとうございました。
事前の天気予報では雪か、雨か・・・という状況でしたが、
そしてそれを覚悟していましたが、まさかまさかの大逆転青空で、
ポカポカ陽気の気持ちいい冬晴れの一日になったことは、奇蹟という他ありません。。。
なんで晴れたんだろう、今でも信じられません。川越人の願いが空に届きましたね。
川越市主催のこのイベントは、共催川越Farmer’s Marketとして、
ウェスタ川越の広場の出店などを担当させていただきました。
今まで開催してきた蓮馨寺の雰囲気とはまた違う、
ウェスタ川越という場所でどう川越Farmer’s Marketらしさを出せるかというところでしたが、
この広いスペースだからこその賑やかな「祭典」感を出しつつ、
やはり、質は落としたくないので、質を追究しないと川越の街の人には響かないので、
一切の妥協なく川越の人やお店に出店を打診していきました。
川越の農産物に、川越の人気飲食店がこれでもかと軒を連ねた光景は、
来場者に「川越の名店ばかりがよくこれだけ集まったね」と感嘆され、
「川越にこんな美味しいお店があったなんて」とやはり感嘆されました。川越のお店だけに特化したことで川越の食を広くPRできたことはとてもよかったと思います。
雑貨やワークショップの出店に、ダンボール迷路や親子エクササイズ、キャラクターなどの催しもあって、一日広場で過ごせてもらえたのではないでしょうか。
(ちなみにダンボール迷路は500人以上の子どもたちが参加しました)
今回のように民と行政が手を結んで川越を発信するようなイベントを、
川越LOVEをみんなで共有できるような一大イベントを、また作っていければと思います。
1月31日の様子を振り返っていきます。
イベント当日の朝の7時には広場に市の職員を中心にしたメンバーが集結し、当日の準備を進めていく。
おそらくまだこの時間だと飲食店はお店で仕込みや準備に追われていたかもしれない、
一睡もしないでウェスタに乗り込んでくるお店もあったし、
雑貨店は早いところではもうすぐやって来る予定となっていました。
会場となるウェスタ川越は、川越駅西口から歩いて五分ほどのところにある施設、
ウニクス川越と共に昨年オープンして以来、特に1700席ある大ホールでは、
今まで川越で行われなかったような公演が次々に開催され、川越の景色を変えました。
そしてその広場は、発信地として潜在力がある場でもありましたが、
広いがゆえに使いこなすことも難しく、これまで数回のイベントで使われるのみでした。
そこに、満を持して川越一色のイベントを開催することになったのです。
本川越駅近くの小江戸蔵里、蓮馨寺、一番街はイベントで盛り上がることが多い川越ですが、
いよいよ川越駅、ウェスタ川越が注目を集める時が来ました。川越物語の新章突入です。
2016年1月31日というのは、
川越の街の一つのターニングポイントだったと、後年振り返られるかもしれません。
蓮馨寺の川越Farmer’s Marketに出店している農家さんやお店に加え、
ウェスタ川越の広さを利用して、他にも様々なお店に声をかけさせてもらい、
まさに川越オールスターという顔触れになった広場の出店。
今回のイベントに向けては、具体的に動き出したのは2015年11月からで、
12月13日の蓮馨寺の川越Farmer’s Marketと同時進行的に準備を進めてきました。
(前編「川越Farmer’s Market」12月13日(日)開催 蓮馨寺
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12107286406.html )
あの翌月に今回のウェスタ川越のイベントで、2ヶ月続けて出店するお店もあり、
大変だったと思いますが、みなモチベーション高くやる気満々。
その熱は、今の川越の街の熱そのものでした。
ゆったりとした雰囲気の蓮馨寺の本イベントも大切にしたいものですが、
ウェスタ川越で開催するのは規模も周りに与えるインパクトも大きく、
それも意味があることだと理解していました。
「このお店に出てもらいたい」、「このお店が出てくれないと川越の農産物と食のまつりとは言えない」
という全てのお店が出店了承してくれ、まさに今の川越が一堂に介する、
夢の祭典にふさわしい顔触れとなりました。。
どのお店もこの日のためにスペシャルメニューを考えてくれ、
あるいはお店同士でコラボしたスペシャルメニューを用意し、川越野菜を採り入れ、
川越のシェフたちは存分に腕を奮い活躍しました。
なにより和洋を問わず川越のシェフたちが、
川越の中でこんなにもスポットライトが当たり、注目されたということが貴重。
川越達也さんがやって来たことで、逆に川越のシェフを知ろうとするムードになりました。
ランチのみならず一日の営業を休んでまで出店してくれたお店も多数あり、
川越のシェフのここに懸ける想いは相当なものでした。
という、この部分がきちんと伝わることを願っていて、
お祭りの屋台料理とは一線を画する、川越でお店を構える人気シェフたちが、
お店からウェスタ川越にやって来て野外で手の込んだ料理を振る舞うという特別感があったんです。
10時半のスタートを迎えると広場は人で埋まっていきました。
並んでいるのは川越産農産物、農家自身がウェスタで販売し、来場者と交流していた。
農産物の販売会自体は街の中で見られるものですが、
まさかウェスタ川越の広場で・・・こんな大規模なイベントで販売会が開催されるなんて・・・
スタート前はなんて広いんだろうと思い、ここがテントで埋まるなんて想像もできないと見回した広場も、
続々と来場する人でむしろちょうど良い広さに感じられるほど。
川越市主催のイベントということで、市による事前の告知によって十分過ぎるくらい川越に広がっていて、
今まで川越Farmer’s Marketに来たことないような人たちも足を運んでいたようでした。
そこが、民と行政がタッグを組んだ今回の大きな収穫だったと言えます。
出店者などによく「川越Farmer’s Marketのお客さんは本当にいい人ばかり」と言ってもらえるのですが、
その雰囲気を大事にしながら拡大させたことで、
こんなに多くの人が一ヶ所に集まっているにもかかわらず、混乱なく、トラブルもなく、
皆さん楽しそうに過ごしていた光景は、やはり川越Farmer’s Marketだったからだろうと思いました。
12時くらいになると、完売する農産物ブースが出てきました。
みずほ農園さんのお野菜は無事に完売!販売をお手伝いしたスタッフの頑張りが大きかった。
川越野菜を大きくPRしました。
利根川農園さんは多種類のお野菜を出品、野々山養蜂園さんの川越蜂蜜も大人気。
(「野々山養蜂園」川越の絶品蜂蜜の現場へ
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12065261924.html )
川越の江田養鶏場さんは一年で今が一番美味しいという鶏卵やゆで卵と共に、
イベント限定販売のあのプリンも出品。
先月以上にたくさんのプリンをウェスタ川越に出品していましたが、これもまた昼過ぎには完売。
川越Farmer’s Marketの生みの親とも言える野菜や ながのさんはネギを中心に出品。
さらに川越いちご園すじのさんは、採れたて川越いちごを出来る限りの量を出品していましたが、
あっという間に完売。農産物の中ではいちごの完売が最速だったように思います。
(「川越いちご園すじの」川越の貴重で極上のイチゴとイチゴ狩り
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11992214560.html )
川越の小江戸黒豚は、焼きソーセージに
冷蔵ショーケースを使用してハムやロース・バラ肉なども販売していました。
今回協賛となっていたJAや川越総合卸売市場のブースも活気に満ち溢れ、
川越のさつま芋を使用した焼き芋販売は、さつま芋の生産者である戸田さん自ら行っていた。
その滑らかな食感の焼き芋は今回も大人気。
好評過ぎて戸田さんは、始めから終わりまでずっと焼き芋焼き器の前につきっきりだったほど。。。
そして飲食ブースはどこも大盛況で、あっちのお店、次はこっちのお店、とはしごする来場者が多数。
「これめっちゃ美味しい~!」「これも美味しい♪ああ幸せ。。。」と来場者の声が聞こえてくる。
美味しいものは人を笑顔にさせ、人と人を繋ぐ。
しかもお料理には、
tobibakoさんのカレーに、komugiさんの焼き菓子に、ピケニケの野菜スープに、
いろんなお料理に川越産農産物が使われているものが多く、
川越人にとって川越心をくすぐられるこれ以上ない至高の幸せがありました。
川越産農産物が集まり、川越の人気店が集まって最高の食に仕立てて提供する、
それは誰しもが一度は考えた川越の夢の時間でしたが、今ここにあった。
広場では、普段のお客さんが出店者の激励に訪れていたり、
スタッフが率先して楽しんでいたり、
川越のお店同士も出店しつつ他のお店と交流したり手伝い合ったり、
そういう楽しい空気が広場に充満してお客さんに伝染し、と循環して、
さらに楽しい空気を醸していました。
広場入口で皆さんを迎えたのが、ジェルブロワの白モツのトマト煮込みとスパイシーチキン。
(「Gerberoy (ジェルブロワ)」その一滴のソースのために。
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12077616201.html)
(「Coffee&winestand pique-nique-ピケニケ」住宅街のオアシス的カフェ
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12075529697.html )
tobibakoさんは焼き立てさつま芋を載せたカレーを提供。
(「tobibako」日々変わる。想像力を楽しむ
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11935719225.html )
(「ピッツェリア ダ・アチラン」ナポリピッツァのシンプルな奥深さ
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11824846045.html )
Mimi dinerさんは、川越の江田養鶏場さんの卵を使用したオムライスを提供。
(「MIMI DINER」一番街のホッとするご飯屋さんへ
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12046468987.html )
川越の人気焼き菓子屋、野里さんはたくさんの種類のお菓子を出品しました。
(「やき菓子 野里」自分を大事に。人を大事に。八幡通りにある焼き菓子専門店
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11573146131.html )
パティスリーサトさんは焼き菓子に、その場でクリームを詰めるシュークリームに長蛇の列。
(「パティスリー・サト」新河岸のフランス菓子専門店
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12082943368.html )
特に飲食ブースで目立っていたのが、「チーム平蔵&極選川越米with鏡山」。
このブースは2015年7月の第一回川越Farmer’s Marketから出店していますが、
回を重ねるごとに勢いを増しています。
Gallery&Cafe平蔵のスタッフさんなどから成るチームなのですが、
平蔵さんのスペシャル牛汁(ぎゅうじる)に、
川越の前島さんと細田さんという農家のおにぎりセットと川越の地酒鏡山の販売を行いました。
その団結力は川越Farmer’s Marketの中で抜きん出ている。
牛汁のあの寸胴を見てください。
今回のために平蔵さんが二つ仕込んできたにもかかわらず、あの量がお昼には完売してしまった。。。
スープの中には川越野菜に秋田牛を煮込んだものを入れ、
その上に焼いた秋田牛をさらに後乗せするという有り得ないほど豪華な牛汁でした。
牛汁のことを説明する特製フライヤーまで自作し、
このブースには川越人がひっきりなしに訪れていました。
(「Gallery&Cafe平蔵」秋田の魅力が詰まったお店
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12064197644.html )
12時過ぎになると、室内多目的ホールで行われていたトークショーが終了しました。
トークショーは、
・川越達也さん
・川越市農産物直売会の飯野芳彦さん、
・川越いも膳店主の神山正久さんの3人。
川越の農家代表として上がった飯野さんは、
12月13日の川越Farmer’s Marketにもお野菜を出品していただいた方です。
いも膳の神山さんは、川越の新たな名産にしようと、
さつま芋を使った「川越いも茶」を最近開発したばかりです。
(いも膳はじめ小江戸川越観光協会などで販売中)
(「いもの日まつり(いも供養)」2015年10月13日妙善寺より
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12089944120.html )
抽選により当選したトークショー参加者には、
キッチンカーで販売する川越達也さんレシピ考案料理の引換券が配布されました。
料理は川越野菜と豚肉を使用したミネストローネ。
トークショー終了後、川越さんは外の広場に出て、
ミネストローネは有料にて一般販売も行われ、多くの方が並んでいました。
さらに午後0時30分から、川越達也さんのレシピ本の無料配布スタート。
レシピ本は、今回のために川越産農産物をたっぷり使った料理を川越さんが考案、
5品のレシピが掲載されていました。
ウェスタ川越の広場は、午後になるとさらに来場者は増え、
人の流れが途切れることはありませんでした。。。
小江戸川越農産物と食のまつりは、農産物と食がありつつ、
雑貨やワークショップや子どもが楽しめる催しがあって、いろんなものが詰め込まれたイベント。
他のブースはどんな様子だったのでしょう。
後編に続く。。。