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2012-02-16 17:16:54

大阪・橋下市長の異常な職場支配を許さず、住民のために働ける職場・自治体づくりを

テーマ:霞が関・公務関連情報

 ※自治労連の談話を紹介します。


 大阪・橋下市長の異常な職場支配を許さず、
 住民のために働ける職場・自治体づくりを


 昨年の大阪市長選挙で市長となった橋下徹氏の言動は、日々、その異常さの度合いを増している。


 11月27日の市長選挙直後の12月8日、「職員は市長の職務命令に忠実に従え」とした通達を行うとともに、橋下氏や大阪維新の会に対し批判的なコメントをした職員を特定し、反省文を提出させた。


 また、12月28日の市議会での初の施政方針演説では、「組合が公の施設で政治的な発言を一言でもするようなことがあれば、断じて許さない」「公務員の組合をのさばらしておくと国が破たんする」「市役所の組合を改善することで、全国の公務員組合を改めることしか、日本再生の道はない」などと、日本の政治の行き詰まりや、全国最悪ともいわれる大阪市民の暮らしの実態の原因が、あたかも公務員労働組合にあるかのように描き出し、敵意をむき出しにしている。


 そして、大阪市の一部の労働組合に不適切な行為があることを口実にして、市庁舎内にあるすべての労働組合の事務所・スペースの退去を求めるとともに、「組合適正化条例案」を提出するとして、突如2月10日から「労使関係に関する職員のアンケート調査」を実施している。


 「市長の業務命令」として発せられた、このアンケートの内容は、職員に氏名・職員番号・所属を書かせた上で、「組合加入の有無」「組合活動への参加」「組合活動の内容」「組合に誘った人の名前」まで記入させるなど、まさに憲法に違反し、常軌を逸したものとなっており、さらに「正確な回答がなされない場合には処分の対象」と恫喝をするものとなっている。


 公務・民間に関わらず、労働者の団結権を保障する内実として、事業所内の労働組合の事務所を設置することは広く認められている。労働組合の退去を求める合理的な理由や、労働組合との正常な協議もなく退去を一方的に通告することは、労働者の団結権を侵害するものに他ならず、民間労働組合にも重大な影響をもたらすものである。


 また、地方公務員といえども政治活動の自由は憲法で保障されており、極めて一部分の行為(職務権限の行使など)が規制されているにすぎない。労働組合がその目的の実現に向けて、制度・政策の問題点や政治のあり方について自由に議論し、改善を求めることは、当然の権利である。


 さらに自治体・公務公共業務に働く労働者・労働組合が、自らの職務に関わって、自治体の制度・政策、方針、さらには住民の声・要望などについて、自由に議論できてこそ、その職務を全うすることができる。「政治的な活動を禁じる」「民意を口にすることは許さない」として、制度・政策の問題点、住民の声に目・耳・口をふさぎ、首長の指揮・命令に隷従を求める橋下市長の言動は、許されるものではない。ましてや、労働組合活動の自由、個人の思想信条の自由をも真っ向から踏みにじる「職員アンケート」については、ただちに中止することを求める。


 橋下市長は、憲法や現行法にも違反する「職員基本条例」「教育基本条例」の策定、道州制を指向する「大阪都」構想や、大阪市民の財産である文化の切り捨て、大阪市営地下鉄の民間譲渡などを進めようとしている。また、「大阪維新の会」の首班として、「大阪都構想=道州制導入」「教育への政治介入」「職員基本条例の法制化」、さらには「憲法改正」までも視野に入れた「船中八策」を持って、国政への進出を狙っている。


 こうした構想が市民の願いではないことは、先の大阪市長選挙での平松陣営の得票(41%)や、この間湧きおこる、労働界はもちろん、教育・文化の分野を含め、幅広い府・市民の声などでも明らかである。


 自治労連は、市職員の目・耳・口をふさぐ「職員アンケート」をただちに中止するとともに、労働組合敵視をやめ労使関係を正常化することを求める。同時に、幅広い労働組合・住民との共同を広げ、大阪市民の暮らしの立て直しに奮闘する大阪市労組・大阪自治労連を始め、働きがいを求めるすべての大阪市職員を激励し、住民のために働くことのできる職場・自治体づくりのために、全国の力を結集するものである。


 2012年2月15日
 日本自治体労働組合総連合
 書記長 猿橋 均

2012-02-15 19:07:14

橋下大阪市長は労働者の基本的人権を侵す「労使関係に関する職員のアンケート調査」を中止せよ

テーマ:霞が関・公務関連情報

 ※全労連の談話を紹介します。


 労働者の基本的人権を侵す「労使関係に関する職員のアンケート調査」の中止を求める


 さる2月9日、大阪市長は大阪市職員に対して「市長の業務命令」として、標記アンケートへの回答を求めた。アンケートの内容は、組合活動への参加、特定の政治家を応援する活動、特定の政治家への投票依頼などの事実関係を聞くものだけでなく、組合活動及び選挙運動に関する問題意識や組合加入の有無、組合と職員との関係や職員の組合への意識を聞くものも含まれている。


 その内容は、職員個々人の政治的意識や活動状況などを問いただすことで思想信条や政治的自由、結社の自由などの市民的自由を侵害する恐れが極めて大きい。


 また、労働組合への参加や活動参加状況を問うことは公務員労働者の団結権に関わると同時に、労働組合への不当な介入にほかならないと考える。


 行政は憲法と法令に基づいて実施されなければならず、行政行為と考えられる職員への職務命令も法のルールに従ってなされなければならない。


 基本的人権の制約が当然とされた戦前の官吏とは異なり、現行憲法下の公務員は、市民としての権利や労働者としての権利の保障と全体の奉仕者との調整が求められる存在である。その点から考えても、市民的自由や労働基本権を侵しかねない調査への協力を、職務命令や懲罰を振りかざして強制すること自体が不当である。


 現行の公務員法で公務員の政治的行為が制限されるのは、法に規定される政治目的を持ってなされる一定の政治的行為のみであり、厳格な運用がなされるべきは当然である。


 例えば、特定の候補者への投票の勧誘は、「組織的、計画的または継続的」になされた場合のみが違法な政治的行為と解されている。しかし、標記アンケート調査では、「特定の政治家に投票するよう要請された」こと一般をあたかも違法であるかのように設問して、誤解を与えかねないものとなっている。これでは、職員に保障されている正当な政治活動が抑圧され、主権者としての正当な行為が阻害されかねない。


 日本も批准しているILO第87号条約は、団結権の自由な行使の保障を各国政府に求めている。


 地方自治体としての大阪市が、職員に対し、「組合に加入しない(脱退する)ことによる不利益」を聞くことなどは、この条約の趣旨に反することも明らかである。


 日本国憲法に抵触し、国際条約に反し、かつ、職員の思想信条を調査する標記アンケート調査の実施は、ひとり大阪市職員の問題にとどまらない問題である。


 全労連は、すべての労働者の権利への不当な攻撃であるアンケート調査の中止を強く求める。


 2012年2月15日
 全国労働組合総連合
 事務局長 小田川義和

2012-02-14 16:29:07

機関紙『国公いっぱん』2012年2月8日付第74号◆低賃金・短期雇用の横行は許さない

テーマ:機関紙『国公いっぱん』

 今月の早朝宣伝で配布している国公一般の機関紙『国公いっぱん』最新号の画像とテキストです。(by機関紙DTP編集担当ノックオン。ツイッターアカウントはanti_poverty)

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 機関紙『国公いっぱん』2012年2月8日付第74号の記事テキスト


 ▼1面の記事


 ◆低賃金・短期雇用の横行は許さない


 国公労連が昨年10月にとりくんだ「2012年非正規で働く仲間の要求アンケート」(2,671人集約)。国公職場で働く非正規職員の生活実態や要求が明らかになりました。


 生活実感については「苦しい」と訴える割合が54.8%。いま職場で不満に感じていることについては、「雇用契約を更新されないのではないか」56.5%、「職場や仕事がなくなるのではないか」36.9%、「賃金が安い」28.7%、「正社員との賃金・労働条件の格差」が21.9%であり、雇用と労働条件に対する不満が上位を占めています。


 アンケートでは「声をかけられれば加入について考えてもいい」が9.9%ありました。3月の年度末を目前に、画一的な「3年雇い止め運用」や一方的な雇い止めを許さないためにも、労働組合に入って一緒に職場環境や制度改善のとりくみをすすめましょう。


 有期雇用の規制強化を


 厚生労働省の労働政策審議会は12月26日、「有期労働契約の在り方について」の建議を行いました。


 建議では、雇用期間の上限を5年とし、労働者が申し出れば期間の定めのない契約に転換させることとしていますが、クーリング期間(6か月)を設ければ契約期間が通算されないことを盛り込んでいます。これが認められれば、期間の上限を理由にした雇い止めや、クーリング期間を利用した有期契約労働者の循環的雇用がまかりとおる危険性があります。


 派遣切り、派遣村に象徴されるワーキングプアや非正規労働者の改善は、09年総選挙における政権交代の端緒ともなった大問題です。大震災・原発事故のもとで安定した雇用の確保はいっそう切実な課題となっています。被災地では低賃金の短期雇用が横行し、「これでは暮らせない。復興もできない」という声があがっています。消費不況の克服と被災地の生活再建のためにも、2012春闘での賃金改善などのたたかいの強化が求められます。


 野田政権の悪政ストップを


 通常国会が開会し、消費税率引き上げと社会保障制度改悪、公務員賃下げの強行を許さないたたかいがスタートしました。同時に、労働者派遣法改正法案の骨抜き修正の撤回と、有期雇用の規制強化の実現、非正規労働者の雇用の安定と処遇改善につながる制度を着実に前進させるたたかいも重要です。


 消費税増税NO!公務員賃下げ反対の運動も正念場です。非正規労働者の雇用安定や均等待遇の実現、公務員労働者の努力が正当に評価される社会の実現をめざすとりくみの強化が求められます。あなたも国公一般に加入して、2012年国民春闘のたたかいを一緒にすすめましょう。


 ◆霞が関メモ(コラム)


 過半数の国民が反対しようが消費税大増税に躍起になる野田政権。混迷、迷走から、破れかぶれの感を呈している▲増税は年金財源のためと言い、一方で財政再建のためとも言う。しかし、年金財源にはさらなる増税が必要との声も聞こえる▲国民の理解を得るため「身を削る」と野田首相はいうが、それは公務員賃下げであり、国会議員比例定数削減だ。320億円もの政党助成金には手をつけず、消費税増税反対の議席を削ることは言語道断だ▲消費税増税はくらしを直撃し、消費を減退させ、景気に冷や水を浴びせる。公務員の賃下げも同じだ。デフレ下での需要低下は日本経済を崩壊させる。景気悪化で税収減を招き、財政再建にもつながらない▲消費税は低所得者ほど負担が大きくなる不公平税制だ。中小商工業者は消費者に転嫁できずに、今も泣いている。一方、大企業は下請代金を値引きさせ、輸出にかかる消費税還付で潤っている▲労働者、庶民同士で足を引っ張るのではなく、「1%」の大企業・富裕層の応能負担を求める共同のたたかいこそが必要だ。



 ▼2面の記事


 ◆消費税増税は不況悪化させ税収減らす
  財政再建は暮らし改善・内需拡大で〈全国税〉


 全国税は、全国の税務署や国税局で働く職員でつくる労働組合です。


 いまの政局は、消費税増税一点に集中しています。


 野田首相は、消費税増税のために、聖域をなくし「衆議院の議員定数80削減(比例区)」や「公務員給与の削減」を絶対やると宣言しています。しかし、「政党助成金」や「軍事費」、「米軍への思いやり予算」には触れてはおらず、これでは首相の〝覚悟〟の底が透けて見えます。


 さて、「社会保障と税の一体改革」案によると、消費税を「社会福祉目的税」とし、社会保障に掛かる財源を消費税から捻出するとしています。


 社会保障改悪と増税が加速


 財務省の平成22年度決算の一般会計上、消費税の税収は10.8兆円であり、それに対し、社会保障関係費は約27兆円にのぼっています。仮に5%の税率を上乗せして10%にした場合、国民の消費量が変わらないと前提した場合でも消費税の税収は約20兆円程度にしかならず、今の水準を維持することは不可能です。現に、いま出されている社会保障関係の改革案では、年金、医療、介護などが切り下げられることになります。そして、社会保障のいまの水準を維持するためには、さらなる増税が必要ということになります。


 いま国税の滞納額(平成22年度)1兆4,201億円の内、約3割の4,256億円が消費税の滞納となっています。給与所得者のみなさんは、〝預り金〟なのに「けしからん」と思われるかもしれませんが、取引先との力関係や客離れを恐れるために消費税の転嫁ができずに、自分の利益から持ち出しをする中小零細業者が多くあり、長引く不況も重なってやむなく滞納になるケースもあります。


 消費税増税を行うと、そういう中小零細企業の体力不足による倒産続出、そこから来る失業者の増加による雇用不安が起こり、いっそうの消費低迷を招く結果となります。また、その結果消費税収入の伸び悩みだけでなく、所得税や法人税の減収に繋がると言われています。


 まず政府が財政再建のために行うべきは、GDPの6割を占める個人消費の活性化を図ること。そのためには、大企業が貯めに貯めた内部留保(約266兆円、この一年で9兆円増加)を吐出し、労働者と下請け企業に還元するような施策を考えることです。(全国税労働組合)


 ◆労働相談メール
  非常勤職員の失業給付は?


  非常勤職員ですが、年度末で更新はしないと通告されました。非常勤職員になるまでは民間での勤務経験があり、失業保険が受給できると考えています。この場合、離職票の交付は請求できるのでしょうか?


  雇用保険の失業給付については、離職前2年間に通算して12カ月以上(解雇等の場合、1年間に通算して6カ月以上)の被保険者期間がある場合に支給されます。民間での雇用保険適用期間があるとのことですので、合算した期間で要件を満たすかどうかとなります。なお、離職票については、支給要件を満たしているか否かにかかわらず請求すれば交付されます。


 非常勤職員について、週20時間以上で31日以上引き続き雇用する場合、原則として雇用保険が適用されますが、1カ月の勤務日数が18日以上ある月が6カ月連続して続いた場合、国家公務員退職手当法が適用され、雇用保険が適用されなくなります。退職時には退職手当(6カ月勤務で契約終了の場合、日給額×21)が支給されることとなります。



 ★国公一般学習会のお知らせ


  消費税増税は許さない
  税金問題学習会


 日時 2月23日(木)
    18:30~20:00


 場所 国公労連5階会議室
    ※地図はこちら(PDFファイル)


 講師 全国税・田山書記長


 主催 国公一般


 ※参加費無料。どなたでも参加いただけます。



【お知らせ】

 ▼国公労連の公式ブログ「くろすろーど」 から
  書籍が誕生しました。

  『消費税増税の大ウソ――「財政破綻」論の真実』(大月書店)

2012-02-13 11:25:32

若者の人権を侵害しローン地獄に陥れ罰する日本-返済の必要ない給付制奨学金がないのは日本だけ

テーマ:ワーキングプア・貧困問題

 昨日、私も事務局をつとめた若手研究者問題シンポジウムを国公労連の会議室で開催しました。シンポジウムの中で、首都圏大学非常勤講師組合の松村比奈子委員長が、奨学金の問題で国を相手取った集団訴訟を現在準備中であると話していました。


 「世界の常識は日本の非常識」、その最たるものが「奨学金」です。OECD加盟30カ国のうち「返済の必要のない給付制奨学金制度」があるのは28カ国にのぼり、大学の授業料無償化は15カ国で実施されています。大学の授業料が無償でない上に給付制奨学金制度がない国は日本だけです。


 「国際人権A規約第13条」には、「中等教育と高等教育の無償化の漸進的導入により、すべての者に対して均等に機会が与えられるものとすること」と明記されています。この国際人権規約を批准している160カ国中、日本とマダガスカルの2カ国だけはこの「中等・高等教育の無償化条項」を留保したままです。ようするに、世界160カ国の中で、政府として「中等・高等教育の無償化なんか進める必要はない」と宣言しているのが、日本とマダガスカルの2カ国なのです。


 「中等・高等教育の無償化」と「教育の機会均等」は、「人権」として保障する必要があるというのが、「世界の常識」です。世界の中で、「誰もがお金の心配なく学べる社会」からいちばん遠い社会をつくっているのが日本という国なのです。


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 上のグラフ(OECD調査から一部抜粋)にあるように、北欧3カ国は、大学の学費が無償の上に、5割から7割の大学生が「返済の必要のない給付制奨学金」を受けています。


 世界で最も高い学費となっている日本では、高校と大学に通わせるのに1,000万円もかかります。その上に「返済の必要のない給付制奨学金」が日本にはないため、低所得世帯は進学が非常に困難になっています。「日本の非常識」な貸与制という奨学金のローン化が、卒業後の厳しい雇用状況を目の当たりにして奨学金を借りること自体を躊躇する若者も広がっているのです。


 さらに、野田政権は、貸与制奨学金のローン化を強めようとしています。「独立行政法人の抜本見直し」を掲げ、日本学生支援機構の奨学金制度を金融事業とみなして、奨学金の有利子化を一層強めるとともに、ブラックリスト化など滞納者へのペナルティーの強化をすすめています。


 日本学生支援機構の2007年の調査によると、奨学金の延滞6カ月以上の者のうち、「年収300万円以下」が約8割で、延滞者の就業状態は非正規雇用と無職が約5割にのぼっています。延滞困難者への猶予制度の期間は最長でも5年間で、5年を過ぎれば年利10%の延滞金が課され、その上、文部科学省は、2010年4月から延滞が3カ月を上回った者に対して、個人信用情報機関に個人情報を通報するブラックリスト化や、法的処理強化などを強めているのです。


 博士過程を終了するまでに1千万円近くの借金(奨学金の返済額)を背負うことも珍しくありません。大学非常勤講師アンケート(回答者1,011人。2007年調査。最新アンケートは現在集約中とのこと)によると、平均年齢は45.3歳、女性55%、男性45%、平均年収は306万円でうち250万円未満が44%、その上、授業・研究関連の支出平均は27万円でほとんどが自己負担。雇い止め経験者は50%にのぼります。首都圏の私立大学では授業の6割近くを非常勤講師が担当。大学の非常勤講師は全国に約2万6千人いますが、その多くが典型的な高学歴ワーキングプア状態に置かれています。奨学金を「返したくても返せない」という貧困スパイラルの中にあるのです。


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 上のグラフは「教育機関への公財政支出の対GDP比」(「図表でみる教育 OECDインディケータ(2010年版)」)です。日本はOECD28カ国中最下位で、世界で最も「教育を自己責任」としている国です。その上、貧困状態にある若者に対して、奨学金返済をサラ金の取り立てのように迫り、「貧困は罪」とばかり罰するという「世界で最も非常識な国」です。


 「誰もがお金の心配なく学べる」という世界であたり前の権利が日本においては侵害されているだけでなく、人権侵害にあってローン地獄に陥れられた若者を罰するという倒錯した社会となっているのが日本なのです。首都圏大学非常勤講師組合による奨学金問題で国を相手取った集団訴訟というのは、おそらくこうした問題が争われるのだろうと思います。(※昨日のシンポジウムの中で、首都圏大学非常勤講師組合の松村比奈子委員長は集団訴訟についての詳細は話していませんでしたので、今回のエントリーはあくまで私の予想ですので御了承ください)


(byノックオン。ツイッターアカウントはanti_poverty)

2012-02-10 19:14:21

橋下大阪市長が貧困世帯の負担増を検討-所得200万で38万円と今でも限界超える国保料を引き上げ

テーマ:ワーキングプア・貧困問題

 ※橋下徹大阪市長が貧困世帯にさらに負担増を押しつけ、大阪市民のいのちと健康を削ろうとしています。大阪社保協 からいま届いたビラを紹介します。


 ◆橋下さん、国保料引き下げも減免もやめるって、
  市民は保険料払うために生きてんのと違うで!!


 ◆繰入やめたら一人2万円、4人家族なら8万円以上の保険料値上げに!!


 ◆加入世帯の8割が所得200万以下の貧困世帯!!お金持ちなんて殆どいない!!


    ▼所得200万円で38万円の国保料
     いまでも限界を超えている大阪市の国保料


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 橋下市長は国保会計に対して一般会計から独自に繰り入れている約200億円の見直しを検討しています。今でも大阪市の国保料は高いのですが、それでもこの200億円の繰り入れで一人2万円、家族4人だと8万円国保料を引き下げているのです。


 さらに大阪市が独自に行っている3割減免(4人家族の場合、所得145万~213万円世帯の保険料を減免)も廃止すると言っています。


 大阪市国保の特徴はとにかく低所得者が多いこと。世帯所得200万円以下がなんと83%以上、一方400万円以上はたった4.7%にすぎません。


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 そして所得200万円の家族4人だと国保料はなんと38万円!! 高すぎるから滞納が多いのです。市民は国保料を払うために生きているのではありません!!(大阪社保協作成)


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