関西で全国的に知られているのが、京野菜。

大阪にも古くから伝わる“なにわ伝統野菜” という大阪だけの野菜。

四天王寺の『浪花漬 西むら』で買った

なにわ伝統野菜の泉州水茄子に

大阪四十日大根の浅漬で朝食しました。

戦後、農産物の生産性を向上させるため大量生産や大量消費という時代の流れに変わり、

一度 姿を消した野菜ですが、近年 伝統ある野菜を見直そうと、大阪府では関係機関と

協力し合って、大阪各地域の農業者が守ってきた「なにわの伝統野菜」の発掘と復活に

取り組まれている野菜で、まだまだ知名度が低い大阪の野菜ですが、

見直されつつある地産地消の伝統野菜です。

“なにわ伝統野菜”には、

大阪市内 認定9品目 

毛馬胡瓜(けまきゅうり) 玉造黒門越瓜(たまつくりくろもんしろうり) 勝間南瓜(こつまなんきん) 

天王寺蕪(てんのうじかぶら) 田辺大根(たなべだいこん) 金時人参(きんときにんじん) 

大阪しろな(おおさかしろな) 芽紫蘇(めじそ)  守口大根(もりぐちだいこん)

大阪府下 認定7品目

服部越瓜(はっとりしろうり)  鳥飼茄子(とりかいなす) 三島独活(みしまうど) 

吹田慈姑(すいたくわい) 泉州黄玉葱(せんしゅうきたまねぎ) 高山真菜(たかやままな)

高山牛蒡(たかやまごぼう)

その他の伝統野菜

河内蓮根(かわちれんこん) 石川早生(いしかわわせ) 河内一寸豆(かわちいっすんそらまめ)

泉州水茄子(せんしゅうみずなす)があります。

大阪に住んでいながら、まったく聞き覚えのない野菜もありますが・・・

①およそ100年前以上から大阪で栽培されていたもの

②苗、種子等の来歴が明らかで大阪独自の品目、品種かつ栽培に供する苗、種子等の確保が可能

③大阪府内で栽培されているもの

以上の基準を満たしたものが“なにわ伝統野菜”と称されるものです。

昨年の暮れにも、記事にした四天王寺の『浪花漬 西むら』の漬物も

なにわ伝統野菜 天王寺蕪 田辺大根

http://ameblo.jp/koichi-shoot/entry-11737125901.html



四天王寺の『浪花漬 西むら』では、なにわ伝統野菜を朝採りして

新鮮な状態のまま、独自技法で丁寧に漬けられた漬物です。

なにわ伝統野菜の中でも全国的に流通され、知れ渡って有名な

大阪・泉州地方で盛んに栽培されている水茄子です。

一般的な茄子よりも丸みを帯びて、灰汁が少なく水分が多く含まれているのが特徴で

泉州地方の気候や風土に適し、そこでしか育たないとも言われている

高級茄子であり、大阪を代表する特産品です。


水茄子の鮮やかな紫紺の色素こそ、

ポリフェノールの一種でナスニンというアントシアニン系色素。

抗酸化力の強いナスニンは、コレステロールの吸収を抑える作用や

動脈硬化を予防する働き、眼精疲労の改善にも有効とされています。

果肉には、水分たっぷりで とても瑞々しいです^^

聞いたこともない大阪四十日大根(しじゅうにちだいこん)という野菜。

四十日というのも種まき後40日で、小型種ながら根長は約25cm 直径約5cmに太り

食べ頃になるという極早生大根だからです。

主に、正月の雑煮や浅漬 かいわれ大根の生産に用いられ食べられている小さな大根。

大根は使われていませんが、大阪府河内地区で栽培している大阪四十日大根の

鮮やかな葉の食感ある浅漬です。


昆布の旨みで、美味しくされた大阪四十日大根の浅漬は、

さっと水洗いして、細かく刻んで食べる漬物です。



水茄子は、塩漬けされ旨みたっぷり!

独特の歯応えに風味がある味わい

ジューシーで、ほのかな甘みは夏の朝ごはんにはなくてはならない存在。

食欲のない夏には、サラサラっとお茶漬けにハマる美味しさです。

サクサクのシャキシャキっとした食感は、

昆布の旨みで美味しく、音まで美味しいごはんにぴったり合います。

▶▶なにわ伝統野菜の漬物

▶▶水茄子の漬物

▶▶水茄子カレー

▶▶らっきょうタルタルで鱧フライ

▶▶京漬物すぐきのタルタルで牡蠣フライ

▶▶京つけもの西利 新たまねぎのしょうゆ漬

▶▶スーパー乳酸菌 すぐき漬

▶▶山形のだし

▶▶浅漬けdeお茶漬け

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