久々の抱腹絶倒 『最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~』 | コワれるまで ALLORA

久々の抱腹絶倒 『最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~』



この曲が流れるたびに、テンションが上がりますビックリマーク

女優コン・ヒョジンユ・インナ、イ・ヒジン、ペ・スルギの4人による仮想ユニット “国宝少女”が歌う(National Treaser Girls )、「두근두근(ドゥグンドゥグン)(ドキドキ)」。

ドラマ ラブラブ最高の愛~恋は(The Greatest Love)ドゥグンドゥグン~』(2011年)の劇中歌です。

ただの歌謡曲と言ってしまえばそれまでなのですが、チャーミングな曲です。
なにより、このドラマの主人公ク・エジョン(コン・ヒョジン)の携帯の着メロとして何度も登場しますから、耳に馴染んでしまいました。

「ドゥグン~ドゥグン~~ドキドキ


    じゃがいも    じゃがいも    じゃがいも


しばらく、ラブコメ(●●)と唱っておきながら、コメディ要素が萎んでいくドラマを見続けてきました。
“胸キュン”と唱いながら、俳優の年齢層が高めで、おとなしめのラブドラマばかりだったような・・・

ところが、『最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~』は抱腹絶倒といううたい文句が詐欺じゃない。
TV版だからそうとうカットされています。
けど、10話まで観ましたが、あきれるほど面白くて笑ってしまうシーンが続きます。

それと“胸キュン”度もあります。

主役トッコ・ジンを演じるチャ・スンウォンが40歳、お相手のコン・ヒョジンが31歳と、主役の俳優年齢は高いものの、やることがとにかく子どもっぽい。
そして、けっこう切ない。

これは脚本がいいんですね。
と思ったら、脚本は『美男ですね』(You're Beautiful)(2009年)の脚本家さんが担当しているそうです。

なるほど~、です。
笑わせるストーリーづくりが上手いです。

そんな、この手のラブコメ・パターンをなると美男(イケメン)ラーメ(Flower Boy Ramyun Shop)ン店』(2011年)のなかでは、「一昔前のドラマ」だと言ってました。
けど、面白いからいいんじゃないですかぁ(;^_^A

なんといっても、チャ・スンウォンがバカバカしいほどのお茶目ぶりを発揮してくれます。
チャ・スンウォンといえばもちろんアテナ (ATHENA) 戦争の女神』(Goddess of WAR)(2010年)ビックリマーク
主人公の演出はポンコツでしたが、スンウォン演じた国際テロ組織アテナのリーダー、ソン・ヒョクは良かったです。
『ATHENA』
(この2人、『ATHENA』でも共演していました)

そんなスンウォンそのままにクールに登場したトッコ・ジンなんですが、この役柄が相当間の抜けた性格の持ち主なのです。

そんなトッコ・ジンのスター的なイメージをどんどん壊していくのが、元アイドルで今や“視聴者好感度0”のク・エジョン。
この2人の絡み、第1話のクイズのシーンからいきなり笑わせてくれます。

そんな抱腹絶倒シーンがいくつもあるのです。
「無視してやる。猛スピードで駆け抜けてやる」と言いつつ、エジョンの横で急に徐行運転をする情けなさ、とか・・・

一方で、思わせぶりな‘芽を出す じゃがいも じゃがいも’のような胸キュン小道具もいくつも仕掛けてきます。

このあたりは脚本力ですねぇ。



    じゃがいも    じゃがいも    じゃがいも





このドラマ、韓国での評判はどうだったのか。
同時間帯に放送されたのは、『シティハンター in in seoul』(2011年)とロマンスタウン(Romance Town)』(2011年)

韓国放映当時、7話にして『シティーハンター』は10.5%、『ロマンスタウン』は10.3%。
『最高の愛』は17.4%。
そしてこのドラマは最終回で20%超えを達成しています。

『シティーハンター』も『ロマンスタウン』もいいドラマでしたから、私としては甲乙付けがたいですけどね。



ユン・ピルジュ先生役のユン・ゲサン、今回はかっこいい役でした。
この人はだいぶ前の映画 僕らのバ(Flying Boys)レエ教室(原題:バレエ教習所(パルレ キョスプソ))』(2004年)では、あんまりかっこよくない主人公(それでも最後にはキム・ミンジョン 恋人にしてしまいましたけど)だったし、ドラマ トリプ(Triple)ル』(2009年)だって相当な変人役でしたから。


あと、ユ・インナが、意地悪な元“国宝少女”メンバーのカン・セリで出演しています。
この人はトボケたイメージでいてほしかったのですけど・・・


では某ドラマから、マニアックなおとぼけシーンの画像を。
シークレット・ガーデン