多彩な俳優が楽しめる 『がんばれ!クムスン』① | コワれるまで ALLORA

多彩な俳優が楽しめる 『がんばれ!クムスン』①

ハン・ヘジンの別の作品が観たい・・・
そう思って、意を決して白菜がんばれ!クムス(Be Strong Geum Soon)ン』(2005年)に挑戦しました。

全163話。
泣けました~っ(ノ_・。)

それはまた書くとして、共演陣が多彩でうれしかったです。

私の韓流ドラマ視聴歴はとても乏しいものですが、それでも「あっ、こんな人が」という発見がいくつもありました。


主演男優のカン・ジファンは 『私に嘘をついてみて(Lie To Me)』(2011年)でユン・ウネ相手にやたら怒りまくっていました。
『私に嘘を・・・』では、「なんかおっさんだな~」と感じて、こんな人がイケメン俳優なのかと違和感がありました。
が、6年前の『がんばれ!クムスン』のときは28歳(ドラマの設定年齢は30歳)。
この時期だととても好感が持てる人です。
視聴者と163話つきあい、最高視聴率40%超えですから、やはりこの作品で一定の人気と評価を得たのではないでしょうか。


名脇役のユン・ヨジョン(クムスンの祖母 (ハルモニ))やチャン・ヨン(ウンジュの父親・医学博士)は言うまでもないでしょう。
数多くのドラマや映画に登場されます。


オ・ミジャ美容室の副店長、恋敵のウンジュ役のイ・セウン。
気付かなかったのですが、なんとホラー映画炎 『分身娑婆』(bunshinsaba)(2004年 邦題:コックリさん)でほとんど眼球が飛び出ている、主役ユジンでしたビックリマーク
そういえば、そういう眼球をしていないこともない・・・


クムスナ~の従妹ナ・クマを演じたチェ・ジャヘって、その後『製パン王キム・タック』(baker king kim tak goo)(2010年)に出てるんですよね。
キム・タックのお姉さんで、巨星(コソン)食品の社長になります。
『クムスン』のジャヘは快活な現代っ子で、こっちの方が役者本人の‘素’に近いでしょう。


ノ家のヒステリックな姑役のキム・ジャオク。
この人はコーヒープリンス1号店(The first CoffeePrince shop)(2007年)に出ていました。
ハンギョル社長の母親役。
このときはガラリと雰囲気を変えて、姑にかしづく貞節な嫁役でした。


そして最後に、主人公のハン・ヘジンを挙げておきましょうか。
ワインテロワ(Terroir)ール(떼루아(テルア))』(2008年)、そしていばらの鳥(Thorn Birds)』(2011年)と、薄幸の女性のシンデレラストーリーを好演してきたヘジン、その彼女の出世作とも言えるのが『クムスン』でしょう。

163話という過酷な撮影スケジュールで、どんどんやつれていったそうですが、ドラマを観ている側にとってはだんだん大人になっていく印象を受けました。

後半3分の1くらいになると、もはや初期の(やや田舎っぽい)ヘジンの顔つきとずいぶん違っています。
がんばれ!クムスン
ヘジンは白菜頭よりも、ストレートのロングヘアの方が似合うと思います。
(誰が見てもそうでしょう)
でも庶民的な役柄が多くて、すぐに後ろで束ねてしまうんですけどね。



私が見てきた俳優さんたちの、また違った役どころが見られて、とても満足!!
163話見た甲斐がありました。

これだけの多彩な俳優を輩出した『クムスン』、高視聴率だったのもうなずけます。