端整な顔立ちのハン・ヘジンをもう一度。 『テロワール』② | コワれるまで ALLORA

端整な顔立ちのハン・ヘジンをもう一度。 『テロワール』②

レストラン「テルア」ワインテロワ(Terroir)ール(떼루아(テルア))』(2008年)。
韓国初のワインドラマだそうです。
話中、登場人物はみんなお店の名前を「テルア」と呼んでいますので、私も『テルア』で進めてしまいましょう。

さぁ、気になって気になってしょうがないいばらの鳥(Thorn Birds)』(2011年)ハン・ヘジン(Han Hye Jin)씨の、『テルア』です。

やっぱりこの人、すごく端正な顔立ちですね。
テルア(韓国ドラマ テロワール)
それと、『いばらの鳥』で見せたあの超スローな目線の移動、またまた堪能させていただきました。
放映当時27歳のハン・ヘジンですが、時々お侠な若さも見せつつ、でももっと年齢が上にも見える、韓国の女優さんにしては大人っぽい人です。


  赤ワイン  赤ワイン  赤ワイン


『テルア』はちょっとしっとり系のラブロマンスですが、色々楽しめるドラマです。
なんといっても、劇中に登場するさまざまなワインの名前やワイン用語。
これでワインに興味を持つ人も多いのではないでしょうか。

それと、最初はトラブル続きの従業員たちが、だんだん理解し合ってチームワークを作っていくというヒューマンドラマ。

そしてワイン対決。
ワインの素人、主人公のイ・ウジュ(ハン・ヘジン)が持ち前の天才的な嗅覚でワイン・テイストを学び、ついにワイン・コンテストに出場ビックリマーク
視聴者お約束の、勝つか負けるか、ワクワクドキドキで第14話が終わってしまうんです。
もう視聴者は次回を見逃すことはできなくなります。

とにかく、ドラマの最初の《シャトー・ムートン・マイヤー45年》からはじまって、ハン・ヘジンのセリフと言えば「叫び어떡해(オットケ)(どうしよう)」ばっかりの混乱続きのストーリーなので、一度見始めたら、次の回を観ずにはいられなくなります。


あと、レストラン『テルア』ですけど、おしゃれなお店です。
テロワール
テロワール
伝統酒の造り酒屋(オーナーはウジュでした)をリフォームした店だそうですが、韓国の伝統様式の家の庭にガラス張りの温室を据えた感じ。
雨の日も雪の日も店内に居ながら、野鳥などの自然や伝統建築を楽しめる造りです。
夜の鳥瞰も美しいのです。

そんなおしゃれな舞台に繰り広げられるドラマ『テロワール』の、しっとりしたボサノバ風オープニング曲。
ドロドロ無しで こういう雰囲気の韓国ドラマって、ちょっとないですよね。




  赤ワイン  赤ワイン  赤ワイン


ハン・ヘジンは素晴らしい女優なのですが、ルックスがシックな女性なので、コミカルなシーンでもそんなに笑いを取れないですね。

テミン(キム・ジュヒョク)と酔っぱらった次の日の寝起きのシーンなど、これをパク・シネやユン・ウネが演じたら、爆笑を取るでしょう。




最後に、ウジュが決めた社長カン・テミンの呼称、「대빵(テッパン)」。
日本人にとっては可笑しいです。
でも、まさかコレが日本で今使われている「てっぱん」(確実とかの意)のこととは・・・