シビル・ウォー キャプテン・アメリカ

 

七夕なのでシビル・ウォー。

 

大傑作。

来ました、マスターピース。

 

マーベル・コミックの実写化シリーズ。

今回はマーベル軍団が二手に分かれての内戦だ。

キャプテン・アメリカVSアイアンマン。

どうだろうか、悲しい結末しか予想できないじゃないですか。

 

なのに、のに、のにィ!

笑いとシリアスが絶妙に配置された、なんというスペクタクル・ミラクル・大喧嘩!

最高じゃないかフーッ!うぇ~い!

 

 

 

アンソニー&ジョーのルッソ兄弟監督の手腕がもう!ワンダホー!

『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』でも見事だったけれども、輪をかけた。

アクションはアナログが基本であり、素早くて壮絶。

なおかつ、果てしなく愉快!

 

私事ながら、アイラブ・キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)であり、キャップのシーンは目がランラン。

 

だが今回初めて、アイアンマン(ロバート・ダウニーJr.)に胸キュン(死語)した。

 

レギュラー陣の頑張りは当然の楽しさで、新顔の活躍が笑いを生んでいる。

各キャラクターも立ちまくり、輝きまくり。

殊に、スタントマンの仕事ぶりが目に見えるから失禁。

 

 

 

ゲラゲラ笑ってハッとしてハラハラして。

そしてだ、胸がジ~ンと熱くなる。

涙がポロリ。

アベンジャーズ・シリーズの未来は明るいと思える。

 

ここに来て、なぜマーベルが『アベンジャーズ』を作り続けてきたのかも分かった。

これはアメリカの姿だ。

理想と現実に引き裂かれている国の具象化だ。

犠牲を伴っても戦うべきか、線を引いて戦わざるべきか。

これぞ、米国が抱えるジレンマだ。

 

超一級品の娯楽作。

そこにアメリカの現状を注入。

そのテーマには、気づいても気づかなくても問題はないという、押し付けの無いスタンス。

 

こういう事をしてくるから、ハリウッドって所は分厚い。

 

 

 

映画 スクリーン

 

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
CAPTAIN AMERICA: CIVIL WAR
2016年・アメリカ
監督: アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
製作: スタン・リー
出演: クリス・エヴァンス、ロバート・ダウニーJr.、スカーレット・ヨハンソン、セバスチャン・スタン、アンソニー・マッキー、ドン・チードル、ジェレミー・レナー、チャドウィック・ボーズマン、ポール・ベタニー、エリザベス・オルセン、ポール・ラッド、エミリー・ヴャンキャンプ、トム・ホランド、フランク・グリロ、ウィリアム・ハート、ダニエル・ブリュール、マーティン・フイーマン、マリサ・トメイ、スタン・リー

 

 


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